おかえり、はやぶさのレビュー・感想・評価
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藤原竜也さん目当てで観ました。 三浦友和さんとの親子役が痺れた。 ...
藤原竜也さん目当てで観ました。
三浦友和さんとの親子役が痺れた。
けど、田中直樹さんと前田旺志郎くんがなぜか親子に感じられなくて、森口瑤子さん含めたこの家族の絆とか、なんか入ってこなかったなぁ…
はやぶさって、公式に擬人化されている点からいっても感動間違いないわけで、なんというか…平坦な感動?って感じでした。
竹内結子さんのほうを先に観て、あちらのほうが入り込めるなぁと思った。
はやぶさの映像は、さすが分かりやすかった。
分かっていても、ハラハラ。
劇的な盛り上がりがない
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
はやぶさにはたくさんの危機が次々に起こり、帰還までは薄氷を踏むようなことを何度も繰り返していたのがわかる。でもそれが普通に起こり普通に解決され、緊迫感や盛り上がりがない。「あっ、また何か問題が起きたんだ、それでいつ解決するの」くらいの簡単でささいな出来事の連続のようで、大きな国家計画というよりも、どこにでもある企業の製品開発計画くらいにすら思える。それにはやぶさの話とJAXAの関係者の人間模様の話と二つの話が展開されるが、そのどちらも中途半端に感じた。特に見所もなくそのまま普通に終わってしまった。
さよなら、はやぶさ映画
教科書みたいな作品
子連れでも理解できるよう分かりやすく、
そしてリアリティを持って忠実に描かれていますが
大胆な演出やドラマティックな展開も取り立ててない
「優等生ながら杓子定規で淡白」な教科書映画…
…という印象が否めません。
見ていて渡辺謙さんのほうの映画はどうなのかな?って
少々気になりました。
おいおい比較してみたいところですね。
でも多分…レビューとかを見る限りにおいては
子連れで見るならこちらの方が分かりやすいかもしれません。
ちなみにこちらでは
謙さんの娘さん(杏さん)の方が出られていますね。
藤原達也さんの演技も、とても素晴らしく
むろん大杉蓮さん、三浦友和さんも実力派…
誰一人としてケチをつける人はいないのですが。
なんだろう?
ピアノで楽譜に、極めて忠実に音を奏でようとすると
減点もない代わりに、人の記憶にも残りにくいみたいな??
また
私は日本の3D映画を見たことがなかったので
今回においてはその点も、興味深かったのですが
確かにはやぶさが宇宙を漂うシーンなどは
絶大なる3D効果を感じたものの
取り立てて3Dで見る必要なかったかな?とも。
特に丸の内ピカデリーはアクティブシャッター方式で、
メガネが重いので(←鼻が低いから) しょっちゅう、ずり落ちるし
※(丸の内は子供用の3Dメガネの用意はありません)
もともとが暗いシーンが多いうえに
さらに画像が暗く感じたので、かなり目が疲れる結果となりました。
ちなみに最後まで頑張って(眠らず)見てくれた娘ですが
見終わったあとテストしてみたら惨憺たる有様でした。
母「はやぶさはどこへ行った?」
娘「らっこ…みたいな?」
母「い…がつく小惑星だよ」
娘「?????」
母「いと…がつく小惑星だよ」
娘「?????」
母「もう、いいよ!」
トロンをきっちり理解して、見終わった後
固有名詞をバンバンだしていた娘と
とても同一人物だとは思えませんでした。。
同じハヤブサ話でも、これは違う意味で良い映画!
世界で初めて私達の住む地球から3億キロも離れた小惑星「イトカワ」の微粒子を採取して帰還を果たした、無人惑星探査機ハヤブサ君のこの快挙を素晴らしい人類の財産として受け入れない人は決していないと思う。
その時の、素晴らしいハヤブサ君の誕生と奇跡の旅の話を映画化しない手はない!このハヤブサ君の出来事ほど、実際のリアル・エンターテーメントと呼ぶにふさわしい事も他に類を見ないのだ。
人は太古の昔から、事有るごとに、天を仰ぎ見て、ちっぽけな自分の存在を痛感しつつも、明日の希望を、その天を仰ぎ見る事で、生きる力を得て来たのだ。
だから、人はきっと本能的に宇宙の力に敬意と自己の存在の起源を感じ取っているに違いない。そして人類と言う知性を持ち合わせている動物はとても好奇心が強く、夢を抱き、欲深い生き物でも有るようだ。
幼少の頃、誰もが感動し、見上げた経験を持つ夜空の天体への尽きる事なき、好奇心とロマンがやがては、人を宇宙開発へと向かわせる人々を生んで行く。
これも宇宙に住んでいる、生物としての人間の当然の成り行きの一部だろう。帰省本能もある人間が、その最大の起源である宇宙に対して興味を示さない訳がないのだ。
今回も、同じハヤブサ君の快挙を我が国の邦画界ならでは、代表映画各社がそれぞれに、勝算を賭けて?否称賛をかけて3回も同じ企画の映画化をすると言うのも、かなり珍しい出来事かもしれない。
少しずつ公開日をずらして順次、打ち上げ花火の様に公開しているがこう言う場合は、公開の順番の早いもの勝ちになるのかな?結局は同じ出来事を描いているのだから、そこに描かれる登場人物のエピソードや、ハヤブサ君自身のエピソードは変わる事は無いのだから、映画としては、同じテーマでもどう言う切り口でストーリー展開を進めてゆくのかで、作品の出来栄えと言うか、面白味やクオリティー価値が決定してゆくのだと思う。
今回の松竹映画の本作は、3Dが売りでしたが、3Dチケットを購入していたのだが、私の観に行った映画館では、普通2D上映だった。「三丁目の夕日64」の3D撮影のお粗末な詰まらない使い方で3Dに拘る必要性を感じない私は、そのままこの作品普通に2Dで観たが、充分に楽しめる作品だった。昔から人情喜劇や、家族ものを描く松竹作品ならではの、同じハヤブサ君の帰還劇でも、「そう来たか!」やっぱりねと、思わずニヤリと笑みがこぼれた。
堤幸彦監督作品では、西田敏行と竹内結子がオーソドックスな作りで話を展開していたけれども、やはり日本の技術力と日本人が持っている勤勉さによる、日々コツコツと積み上げて技術向上へと努力を惜しまず、努力する姿を描いた所に感動があった様に思う。
本木克英監督は、ハヤブサ開発スタッフの努力の陰での家族の絆や、心の葛藤に焦点を当てた、藤原竜也と三浦友和の見事な親子劇にした事で、この映画の価値を高めたと思う。
しかし、日本政府はこい言う開発に対してもケチだね!血税の無駄と言う前に、もっと政治家の予算の無駄を省いて欲しいものだ!
宣伝と公開日が敗因か…
はやぶさ三連作の一番最後。
実のところ、見る前はあまり良い印象を持っておらず、近隣の映画館も早々に3D上映をやめてしまっていました。
前二作を見ているだけに、とりあえずという気持ちで劇場に足を運びましたが、予想に反して良かったです。
宣伝が「子供」が前面に出るような印象で、子供向けかと思っていたのですが、子供だましではありませんでした。
主人公の境遇や葛藤、「のぞみ」の失敗が「はやぶさ」チームに重くのしかかるといった面を前面に出して宣伝されていれば印象が違ったかも。
終わり方も夢があって良いです。(スタッフロールが始まっても席を立たないように!)
そして何より、3Dで見たかった作品でした(泣
夢は未来へ
無人小惑星探査機はやぶさの映画も3作目、3Dで鑑賞しました。
さすが春休みに向けての公開、子ども達に解りやすい工夫があり、未来への希望を感じさせてくれました。
若手技術者の目線というのが面白かった。理系と工系なんて話、そうだろうなとお察ししたし、はやぶさ前後のプロジェクトも興味深かったです。
はやぶさの長い行程のポイントを押さえ、アッサリまとまっていて良かったと思います。燃えつきるゴールは美しかったです。年月が飛ぶ時、ちょっと唐突な感じはしました。
三浦友和、中村梅雀等のベテラン勢は流石でした。主演の藤原竜也は自信家の青年というお得意な役どころ、抑え目演技で良かったです。運用スタッフの皆さん、自然でハマってました。
作品に出てきた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」は現在宇宙を航海中、応援してますよ。
感動した!!
3Dが良い!
おかえりなさい! ^-^
はやぶさ 三作目です。
全作品 見たのだけれど、こちらは やや児童向けかと思いました☆=
はやぶさが帰還するシーンは、三作のうちこちらがいちばん好きでした♪
ただ、3Dよりは、普通でよかったかな。とも思います。
あと、終わり方はさっぱりしていて好きでした♪ ^-^
順当な三作目。
試写会にて。
これが最後のはやぶさ作品、三作目^^;
この競作の意味は何だったのか聞かれても分からないが、
通して観てみると、この順番で良かったんだなぁ~と思う。
何というか、私のような宇宙オンチが初めて観るとして、
とにかく全体を分かり易く示したのが一作目(竹内版)なので
それを踏まえて二作目(渡辺版)を観れば人間ドラマに驚嘆でき、
はやぶさの辿った経路やエンジニアの苦悩(のぞみを含めて)
が描かれた本作(藤原版)を観て、あぁそうだよね…で〆られる。
べつにどれをどういう順番で観ようとかまわないのだが^^;
今思うと、この公開順が順当だったなぁと思えるのである。
しかしこの3D…う~ん私的には何かイマイチだった。
はやぶさ本体の映像は確かに綺麗だったけど、思ったほど
本体に迫らないというか、もっと掘り下げてどうなっているのか
説明してくれる作品なのかと思っていた(まぁ素人に言ってもね)
三作目ともなるとイオンエンジンがどうなって、それをどう繋いで
帰還したのかは何となく分かっているので、何かもっと専門的な
見地からモノを言ってくれるドキュメンタリー的な描き方かと^^;
(だから素人にそれを言っても…それは分かるんですけどもね)
ファミリームービーに理工学を持ち出しすぎると確かに難解だ。
したがって子供主体だったり、家族主体だったりと、普通に
ドラマちっくな仕上がりを見せているのだが、それが成功した
とも言い難いワリと安直な仕上がりなのである。子供向けかなぁ。
ただ、今回は主人公の父親が、先に打ち上げられ失敗に終わった
火星探査機「のぞみ」のプロジェクトリーダーだった、という話が
盛り込まれて、それにかなり時間を割いているので興味深い。
前二作品の時にも書いた「宇宙バカ」が今回は悲しい結果を見せる。
その開発・研究に何年、何十年と携わってきて、やっと発動させた
プロジェクトを、断腸の思いで諦めなければならないという苦悩。
そんなのどの世界にもあることだよ~と言われればそれまでだが、
(そしてその間にも多くの国家予算が使われるんだよというご意見)
でもね、でも本当に我が子のように扱ってきた(息子の台詞が痛い)
大切な探査機だったんだもん…この先生にとっては、苦しいですよ。
私とて大好きなモノ(映画ですね)を諦めることだけは(比べるかオイ)
やはりツライ…。とはいえ血税ですからね。自腹とは違いすぎるか^^;
まぁでも、その息子が偉業を目の当たりにし、父親への敬意を示す
ラストは素晴らしかったですね。いつの世も(これからもずっと)
父親は一家の要でいなきゃ~いけません!つまりイオンエンジンね。
開発・研究者たちの壮大なプロジェクト。
いったんはもうダメだ、諦めるしかないのか、といいつつも諦めず、
必ず成し遂げてやるんだ!という熱意はやはり捨てちゃいけないもの。
資金面の力は大きいけれど(汗)劇中でいい台詞を言ってましたね。
「日本は予算が少ないから、限りない知恵と能力を結集して作っている」
小さくて軽くて高性能。
その技術を守り続けるためにも、要となった中小機械事業にもっと
人材育成・技術指導の機会を設けてあげて欲しいと思うのだけれど…。
(学生や助手の応援も描かれてましたね。多くの力が加わった成果。)
良くわかりました◎
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