劇場公開日 2012年3月10日

  • 予告編を見る

「教科書みたいな作品」おかえり、はやぶさ 覆面A子さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5教科書みたいな作品

2013年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

子連れでも理解できるよう分かりやすく、
そしてリアリティを持って忠実に描かれていますが
大胆な演出やドラマティックな展開も取り立ててない

「優等生ながら杓子定規で淡白」な教科書映画…
…という印象が否めません。

見ていて渡辺謙さんのほうの映画はどうなのかな?って
少々気になりました。

おいおい比較してみたいところですね。

でも多分…レビューとかを見る限りにおいては
子連れで見るならこちらの方が分かりやすいかもしれません。

ちなみにこちらでは

謙さんの娘さん(杏さん)の方が出られていますね。
藤原達也さんの演技も、とても素晴らしく
むろん大杉蓮さん、三浦友和さんも実力派…
誰一人としてケチをつける人はいないのですが。

なんだろう?

ピアノで楽譜に、極めて忠実に音を奏でようとすると
減点もない代わりに、人の記憶にも残りにくいみたいな??

また

私は日本の3D映画を見たことがなかったので
今回においてはその点も、興味深かったのですが
確かにはやぶさが宇宙を漂うシーンなどは
絶大なる3D効果を感じたものの
取り立てて3Dで見る必要なかったかな?とも。

特に丸の内ピカデリーはアクティブシャッター方式で、
メガネが重いので(←鼻が低いから) しょっちゅう、ずり落ちるし
※(丸の内は子供用の3Dメガネの用意はありません)

もともとが暗いシーンが多いうえに
さらに画像が暗く感じたので、かなり目が疲れる結果となりました。

ちなみに最後まで頑張って(眠らず)見てくれた娘ですが
見終わったあとテストしてみたら惨憺たる有様でした。

母「はやぶさはどこへ行った?」
娘「らっこ…みたいな?」
母「い…がつく小惑星だよ」
娘「?????」
母「いと…がつく小惑星だよ」
娘「?????」
母「もう、いいよ!」

トロンをきっちり理解して、見終わった後
固有名詞をバンバンだしていた娘と
とても同一人物だとは思えませんでした。。

覆面A子