「ケイト・ベッキンゼールを見よう!」トータル・リコール じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイト・ベッキンゼールを見よう!
リメイク版「トータル・リコール」は、果たしてオリジナル、「ブレードランナー」「マイノリティ・レポート」の影響が随所に見られるものとなった。
これはこれでいいのだが、ではリメイク版のオリジナルは?と言うと、ケイト・ベッキンゼール演じる偽妻ローリーが格段に強くと言うより、この映画の最大の悪役となり、その強さたるものくノ一の如く。上司の命令を無視して理由もなく主人公クエイドを殺そうとする執念はまるでターミネーター!
おかげで映画は退屈せずに楽しめた。
でももう一つのリメイク版オリジナルの設定で、植民地が火星から地球上に移された設定に穴が空きなのだ。
そのせいで面白く観れる割には???がいっぱい付いてしまって、今一つ乗り切れないのだ。
役者ではコリン・ファレルはディックの作品に良く合う気がする。もしブレードランナーの続編が制作されたら是非主役か主役級で出て欲しい。
しかし何と言ってもこの映画はケイト・ベッキンゼール!
抜群のプロポーションで見せる下着姿と回し蹴りアクションは目を存分に楽しませてくれる。
それだけでもお金を払う価値は十分にある!
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