アンノウンのレビュー・感想・評価
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最後まで引き込まれる展開
評判いいんでいってみました。
見知らぬ男が自分になりすましていて、何故か妻もそれを受け入れている。
アンジェリーナジョリーのチェンジリングや、ジョディフォスターのフライトプランみたいに、行方不明の子供をあたかも周りがいなかったものという風に装うという映画がありましたけど、これもそういうパラノイアだと思い込まされる系?と思ってみたんですが、これがなかなかすごい。
自分の記憶にある写真や、思い出、知り合いとの会話の内容までを相手が知っている?!
見ているこっちまで混乱に陥ってくるくらいの異常事態。
えぇー?って思いながら、最後まで引き込まれてみてしまいました。
舞台はベルリンなんですが、旧東ドイツの秘密警察のユルゲンというおっさんが、なかなかよかったですねぇ。。。渋かった。昔かたぎのポリシーを持ったおじいさんという感じで。
途中格闘シーンや、カーチェイスもありますが、正直カーチェイスはあそこまで必要だったのか、よくわからない。。。迫力はありましたけどね。スピード感あふれるチェイスなどを入れることで、謎でこんがらがってる観客をググッと引っ張る役目も逢ったのかもしれない。。。
最後は予想外な展開でしたね。結構最後まで楽しめました。
リーアムニーソンは96時間に続いてちょっとこういうアクション系。なんか似合わない気がするんだけど。。。いい年だし。でもAチームにも出てたし、色々やってみたい感じなのかな。
頭が抜けた組織はどうなるのだろう
彼は別に、人殺しがどうとか真っ当な暮らしがどうとかを問題にしていないので、生き方の変化の感動はこの映画に望めません。
事故から目覚めると妻が他人の振りをする。
こんな不可思議なことはなく振り回される主人公。
そして何かにつけ回され自分の前で多くの人が死んでいきます。
人はバンバン死にますが、さらっと話は進行します。これがこのあとの伏線だったのでしょうか?
かつての自分と決別しなければ殺される状況に主人公は直面します。不意に新しい人生を歩みだし、これまでの生活とのギャップがあるはずなのですが、そのシーンが全くないため残念。
見返すとしたら、見所は妙に主人公の手際がいい場面や片鱗を覗かせる場面です。にやにやできそう。
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