「知らぬが博士。」アンノウン ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
知らぬが博士。
すっかりアクション親父と化したL・ニーソン主演作品。
あれだけあんな予告を見せられたら(CMでもねぇ)
誰もが彼(マーティン・ハリス博士)に同情しちゃいますわね~。
そこが今作の巧いところ?ネタバレ厳禁作品なだけに、何を
書いていいのやら悩みますが、、、まぁ何にも知らない方が^^;
あとで、おぉっ!と気持良く驚愕できそうだし(爆)
よ~く観ていれば色んなところに仕掛けがあることに気付いて
アレ?と思う箇所も出てきますが。。。さてさて^^;
妻を伴い学会に出席するため、ベルリンに降り立った植物学者の
マーティン・ハリス博士。ホテルへ着いたところで忘れ物に気付き
タクシーで空港へと引き返すことに。その道中で交通事故に遭遇し、
4日間もの昏睡状態に陥ってしまう…そして目覚めた彼には何と
妻さえも見知らぬ他人と化しており、自身を証明する術が何もない。
困った困った…同僚に連絡、自分を乗せたタクシー運転手を探し当て、
命を狙う殺し屋から逃亡しつつ、元秘密警察の男の協力を仰ぐことに。
そして何とか自分の地位と妻を取り戻す手立てを練り始めるが…。
面白いです。とくに導入部。おぉ!またか!と思うこの展開^^;
リーアムが悩み苦しみもがきながら、なんとか真実を追おうとする
姿には観ている方が共感必至!!え?なんで別人が成りすまして?
とか、本当に様々な証拠品が次々と出てくるんで、コレはもの凄い
陰謀に巻き込まれていることは確かだな!とエラく確信できます。
で、もっといえばこの確信が深い人ほど最後まで楽しめる…はず!
後半、(まぁ中盤あたりか)おおよその真実が見えてきて、ある意味
そうきたか!のどんでん返しに見舞われます^^;
そこからラストまでは…まぁアクションは凄いんだけど、そこまでの
面白さはテンポを崩していくような感じ…なのが少し勿体ない。
荒唐無稽といえば確かに、でもあり得ない話でもないよな、と思える。
しかし書きにくいな^^;この感想。。
私はほぼ中盤、コレおかしいだろ!?どう考えても…。と思った彼の
ある行動・動作で気付きました。あくまでこれL・ニーソンが主演なんで
ここ最近の彼の映画を観ていれば、あんまり驚きはないかな。
私はそれより彼に成り済ましたもう一人のマーティン、A・クインだ!
記憶を失うよりショックじゃないか。ナンなの~あの変貌ぶり!?
カッコ良かったんだぞ~彼!!昔はホントにイイ男だったのに~(爆)
何だかまるまるとしちゃって^^;ぜんぜん彼だと思えなかった!嘘!!
…歳月って、俳優の顔も姿も役柄も変えてしまうんですね…おぉ神よ。
意外なところで面喰ってしまった私だった。でも面白いんで、是非。
(私だったらどっちを選ぶかな~?なんてそういう話ぢゃないのよね^^;)