「凄い日本人達がいたものだ」天地明察 グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
凄い日本人達がいたものだ
江戸時代初期、800年間使われてきた暦の改定に挑んだ男の話。
高い志を見せてくれるプロジェクト物は大好き、公開を楽しみにしていました。
主演のお二人の明るい爽やかな雰囲気を充分に活かした軽快なテンポで、江戸時代の偉業をみせてくれました。
碁を通じて得た人脈と、算術・天文に対するマニアの域を越えたアツい志が、安井算哲の人生を動かしていく。彼を導き助ける人々もまた見事!ストーリーが面白くゾクゾクしました。
凄い日本人が、日本人達がいたものだと誇らしい気分になりました。原作も読みたいと思っています。
当時の天文や算術について、もう少し触れられていると良かったかな。
算盤と棒を使った簡単な四則計算法とか、当時の算術家は円周率を何ケタで計算していたかとか、サラッと映像で説明してくれるとさらに興味がアップしたのにと思います。
豪華なキャスティングがぴったりハマって、安心して観ていられる感じでした。
主役の岡田准一はとてもスクリーン映えするなぁと思いました。
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