劇場公開日 2012年2月11日

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キツツキと雨のレビュー・感想・評価

全79件中、41~60件目を表示

3.5ほのぼの

2016年7月30日
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のんびり見れて、クスッと笑える
暖かい気持ちになれる映画

不器用な父親だけど、情にあつく、困ってる人を助けて面倒なことに巻き込まれちゃう
でも、だんだん楽しくなってる姿がとても可愛らしい

監督も自信が持てず、苦悩する姿からイキイキと撮影し出す変化が嬉しく感じた

人間関係が希薄になっているように感じることが多いが、この映画を見て人と深く関わったり、知ろうと思ったりっていうのは、大事だなぁ、見直さなきゃなぁと思い直した

最後に親子関係がとても素敵でした

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おむらいす

4.0●男たちの悲喜こもごも。

2016年7月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

何もない農村で映画撮影が始まる。静かな村が少しずつザワつく。

職人気質の克彦。自信のない若手映画監督、幸一。ふたりの歯車がすこしずつ合わさっていく。克彦の息子はじめ、脇役もみないい味出してる。

「南極料理人」もそうだったけど、この監督は男たちの悲喜こもごもを描くのがうまい。静かにストーリーが進みつつ、クスッときたり、ジワっときたり。頑固な克彦が息子に気を使ったり。弱気な幸一が大俳優とやりあったり。そうした心の変化をうまく捉えている。いい映画だ。

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うり坊033

3.5楽しき日本のゾンビ村

2016年7月3日
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鑑賞方法:VOD

笑える

幸せ

楽しい

予想より遥かに面白かった。
ゾンビメイクをした村人たち、それだけでもなんだかわくわく。
村に活気が出てくる様子は、とても楽しい。

役所広司演じる岸。
最初は寡黙で無愛想な頑固親父かと思ったが、温泉でゾンビの動きを復習する姿などなどお茶目さが所々で顔を出す。

伊武雅刀も良い味を出していたし、小栗旬とのやり取りも好き。

いつの間にか村全体で盛り上がり、撮影にだんだんと熱が入っていくあの感じ、すごく良い。
真剣に映画を撮るスイッチがONになってからの、生き生きした皆の顔や動き、最高だった。

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Arco

3.0沖田監督ははずさない!

2016年4月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

きっちりおもしろいもの作るよね
エンディングの星野源の歌で完成したよねーーこみ上げた(笑)
なぜかゾンビ映画撮ってるんだけど
これが案外シナリオは面白いんだね
映画制作現場の話しなので
この春映画学科の大学に入った娘を想って観ましたーーーBSで(^^;)

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mamagamasako

爆笑とかはないけれど、細やかな笑いが所々にちりばめてある。少しずつ...

2016年2月9日
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爆笑とかはないけれど、細やかな笑いが所々にちりばめてある。少しずつ監督が成長する姿や、人のなんだかんだ真面目さ誠実さ優しさを感じる映画。

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ぱいん

4.5おじさんがかわいい

2015年12月3日
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この映画の見所はやはり役所広司演じる克彦の可愛さにありますね。
ご飯を美味しそうに食べるところか、ちょっとした暇潰しに砂をつくじるところとか、自分がチョイ役で出た映画のワンシーンをみてワクワクしているところとか、細かい仕草がいちいち可愛いです。そこはさすがあの南極料理人を撮った沖田修一監督のセンスというところでしょうか。

音楽も木琴などの楽器を用いたものが多く、タイトルどおり映画全体が木に囲まれているような良い雰囲気の作品になっています。ついサントラまで買ってしまいました。

話もほっこりのんびりじんわりあたたかい展開で優しい気持ちになりました。

これも誰かに勧めたい作品のひとつです。

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もしゃ

4.0コトバを尽くさないこと。

2015年9月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本当に大事なことを相手に伝えたい時、言葉を使えば使うほどなぜか自分の思いとは遠く離れてしまうことがある。この作品はあくまで言葉に頼らない。普通はそぎ落としていいか迷うような一見大事に見える筋肉をそぎ落としまくって映画を作っているイメージの沖田監督だからこそできる心に沁みるいい作品だった。
毛布包まれたような、寒々しい部屋で温かいココアを飲んだように、じんわり癒された。

何をやってもうまくいかなかったり、些細なことの積み重ねで「自信」はあっという間になくなるけれど、諦めないで動けば周りも変わるんだな。うまくいかないのは周りのせいだけじゃない。全ては自分次第なのだと。

言葉で言わない頑張れを、作品全体から贈られたようで、素直に「自分も頑張ってみよう」と思える作品だった。

キャストも凄く良かったし、小栗旬が今までみた中で1番良かった気がする。エンディングの星野源は秀逸だった。この作品にまさにぴったりの一曲。

しかし、人生に置いて食事するというのはなんて大事なことなんだろう。その人がどんな状況にあったとしても、たとえコンビニ弁当だろうと豪華な食事だろうと家族と食べようと1人で食べるごはんだとしても、いつなんどきも食事をするというのはその登場人物の人生を語る名シーンだなと思う。

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みぃ

3.5ほんのり癒された

2015年8月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

最初は小栗旬が演じた新人監督の気の弱さ、優柔不断さがどうにもありえなさ過ぎていまいち物語に入り込めなかったのですが、役所広司が演じた木こりの岸と少しづつ心通わせるに連れて、いつの間にか物語に引き込まれてしまいました。
泣ける様な感動とかではなかったですが、ほのぼのとした心地良さがたまらなくツボな作品でした。

まあしかしこの映画は、何と言っても役所広司の存在感によるところが大きい映画でしたね。
息子とも上手く向き合えない物凄く不器用人間な岸が、何となく映画撮影に借り出され(古舘寛治が絶妙!)、いつの間にかのめりこんで行く様子が本当に可笑しくて、見ていて癒されました。
ゾンビメイクした役所広司の可愛らしさは特筆物でしたね。

息子との関係とは裏腹に、息子と同い年ぐらいの新人監督とは妙に気が合い心通わせていく様子も、ほのぼのとしていてとても良かった、見せ方が本当に上手かったです!
2人の関係が、後に親子の関係や映画撮影に多大に影響していくよう持って行く構成は、素晴らしいの一言。

ただ、やはりいくらなんでもあそこまで酷い映画監督はありえないような(苦笑)
まあだからこそ、作品内で製作されたゾンビ映画がクソつまらなさそうなのも、納得は納得なんですが。
でも、この交流で人間的に成長した幸一監督がその後に作り出す作品は、是非見てみたい!
結局これは沖田修一監督自身の物語でもあるのかな?
だとしたら、素晴らしい監督さんに成長して何よりです。

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スペランカー

3.5心地よい。

2015年8月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

萌える

南極料理人の方が好きでしたがこれも観てて心地よいです。
作品に向き合うって大変なんだよなと思いながら役所広司が頼もしい。

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スベスベマンジュウガニ

2.5のんびりと

2015年7月25日
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鑑賞方法:VOD

単純

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ちびちょ

3.0樵のおじさんが若者よりも生き生きとしている

2015年6月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 映画作りにはまって樵の仕事そっちのけではまっていく初老の男と共に、映画製作がどんどん良くなっていく。三回忌のこととかところどころに前振りがあって、それを後でここぞとばかり回収していくところが滑稽で心憎い。だけど物語そのものは起伏に乏しく地味でそれほど引きつけられない。
 役所広司がいかにも最初から俳優然としていて樵には見えないが、現場を支えて動き回り一人存在感があった。反面、気の弱い監督は頼りなくて常に受身でつまらないやつ。

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Cape God

3.0独特のテンポ

2015年5月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

難しい

役所広司のゾンビ芝居には少し笑った。
ところどころに笑いはあったのだが、ストーリーは微妙…
2回も観る価値はない!

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ゆきち

4.5ほのぼの

2015年3月5日
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なんでもない人と人のやりとりに何となくほのぼのとしていて見ていて落ち着きます。。

それに小栗旬のちょっとナヨいフワフワしたキャラ良い感じです

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NaaaaN

3.0うーん

2015年2月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

いわゆる積極性のない若監督(小栗旬)が、地元の優しいおじさん(役所広司)の力を借りて成長していくお話。

映画が好きな自分としては、まず"積極性のない若監督"というキャラクターが不可解すぎて一歩後ずさり。
なんとか役所広司さんのシュールな笑いのおかげで最後まで見れたけど、、いまいち伝えたかったことがわかんない。

高良健吾くん、出演シーンこそ少なかったけど相変わらず目力が凄かった。
「悼む人」 是非観てみたいです。

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映画Kan

4.5雨のち晴れ

2014年12月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

武骨な木こりと気弱な新人映画監督が出会って、ちょっと何かが変わる。
沖田修一監督が贈る人間讃歌。

冒頭の役所広司の「はい? はい?」から笑える。
ゲラゲラではなく、クスクスと。
このシーンだけで、本作の雰囲気と、沖田監督の一貫して変わらぬスタイルが分かる。

都会人の図々しさ。
田舎人の人の良さ。
手助けしたら、あれやこれやと映画の撮影の手伝いをさせられるハメに。
当然嫌々面白くないのだけど、自分がちょこっと映ってるラッシュを見たら、何だかまんざらでもない。
それから自分から進んで撮影を手伝ったり。下らない内容の脚本に感動したり。

ここでいいのは、木こり・岸の立ち位置。
気弱な新人監督に変わって裏監督に…じゃなく、あくまで裏方に徹する。
岸の存在で、ピリピリしていた撮影現場及びクルーたちに活気が出てくる。
岸の応援で、村人たちもエキストラのお手伝い。
最も変化が表れたのは、新人監督・田辺。

監督なのにお荷物状態。
自分の意見も言えない。
何言ってるか分からないくらいボソボソ喋り。
周囲に流され、てんやわんや。
情けない験担ぎ。
所が所が、
痔持ちのベテラン俳優に撮り直しを要求する。
声も次第に大きくなっていく。
自分の意見や判断を持つようになる。

親子ほど離れた二人の父子のような交流。
岸自身にも、ぎこちなかった息子との関係に変化が訪れる。
大きな変化じゃなく、少しずつ、それでいて確かな変化。
こういう作風、ホント好きだなぁ。

さすが絶妙な名演の役所広司。
従来とは違うイメージで好演の小栗旬。
個性的なその他キャストも適材適所。
オリジナル脚本なのもポイント高い。

雨が降った後は必ず晴れる。
どんな大降りでも、一瞬晴れる時が来る。
温かな人と人の出会い。交流。
笑えて、心温まって、心地良い余韻が残る。
見て幸せな映画。

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近大

4.0そよそよしたえいが

2014年12月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

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きのこの日

4.5アメリカの夜

2014年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

幸せ

人の距離感、近づく感、離れる感が性分に合ってるらしく何度でも観れる。
感情の動きがとても丁寧で映画製作が舞台。沖田修一はトリュフォーということで。

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クーガ

4.0歳の差ある男同士の交流

2014年7月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

小栗旬演じる若く自信がない映画監督が山奥での撮影に現地の人々の助けを得て成長する過程を描いた作品。初めの小栗が軽トラ助手席で口あけてぼけっとしてる顔が、最後には目つきも生き生きとしていて、人ってモチベーションでこんなに変わるんだな、そして変えてあげられるのもやっぱ人なんだな、って思った。お風呂場での一度目出会ったときと二度目出会った時の小栗の行動の差や、木の椅子に名前彫ってあるところ撫でてふっと嬉しそうな仕草する場面や、所々に日本映画の良さ感じた。

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ミツマメ

4.0日本の映画

2014年5月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

日本の映画ってかんじ、

同じ作品を海外のキャスト、風景でやってもこんな風な味は出ないと思う!

日本の田舎村よ暖かい人たちの雰囲気
これらを存分にいかせていたと思う。

最初、無駄に母が死んじゃってるよとか、息子との喧嘩シーンとか、よくある感じでわざとやってるよとか思ったけど、後半につなげてました。

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だいこん

3.5オフビート

2014年2月18日
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泣ける

笑える

寝られる

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吉泉知彦