劇場公開日 2012年2月11日

  • 予告編を見る

「役者たちの上手さが際立つ映画」キツツキと雨 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0役者たちの上手さが際立つ映画

2023年7月8日
iPhoneアプリから投稿

役所広司、田舎の村で木こりをしている昭和の親父役。
コメディ映画ではないのに、彼の演技、セリフと間、表情でくすくすと笑えてしまう。
また、引っ込み思案で繊細な新人映画監督の役を小栗旬がまたお見事な演技。コミュ障な男が、どんどん成長していく。役所広司との会話がめちゃ面白い。
そして最後の方に出てくる、大物役者の役の山崎努がまた最高。監督との微妙なやりとりで笑わせてくれた。
木こりの彼の手作りした檜の監督用の椅子は、これからも、重くて持ち運びが大変だけど、大切にされるんだろうなぁ。
面白かった。

ニョロ