ラブ・アゲインのレビュー・感想・評価
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夢物語でーす
夫婦は25年目の危機。妻は浮気し、夫は意気消沈。見返すために、ナンパ師にご教授願って、見返せるような男へ変身を目指す。息子は3つ上のシッターに恋をし、シッターは父親に恋を。ナンパ師は、夫妻の長女に恋。あり得ない関係グチャグチャの話で、ドタバタを楽しめるかどうか。
長年暮らせば、夫婦は男女でなく父母へ。恐らく、殆どの夫婦で倦怠期はくる。単純に元通りにはならない。お互いの存在に感謝できたり、新しい二人の共通項を見つけないと。妻は夫に未練がありそうなのに、何故かウジウジ。普通は、妻が謝り夫が許すだろうけど、そうはならず。急な離婚話ならば、二人がお互いを見つめなおす、何かを努力することもせず。
この映画では、夫婦が出会った頃のことを思い出してって話だけれど、深刻な倦怠期ならば、上記のような努力が必要で、これ位では「ラブ・アゲイン」にはならない。
また、ナンパ師が、あれ位女性をお持ち帰りしていたら、何年後かには、必ず浮気を繰り返すはず。普通の父親なら、結婚を認めない。一番可能性有りは、息子の恋の成就か。3歳違いは、確かに20歳位になれば、あまり気にならなくなる。現実的に考えれば、そんな感じか。
スティーヴ・カレルとライアン・ゴズリングは、顔が結構似ていて、わざとそういうキャスティングにしたのかと思った。
ラブ・コメなので、夢物語だし、コメディタッチなので、何でも有りだろうけど、家族に関わる恋の設定がグチャグチャ過ぎて、すぐには大団円に向かえないよなって。残念ながら面白いって思えなかった。あくまでも夢物語です。
良いお父さんが無敵お父さんになった!
まず、ララランドより後にこの作品を見て、これがライアンゴズリングとエマストーンの1度目の共演と知らなかったので、このカップルが再び出てきて、本作では成就していて嬉しくて。エマストーンは歯を直す前で、ララランドの時の方がお顔も滑舌も美しい。
妻、身勝手すぎないか?最初はサエない夫に出会った当時のまま子供扱いされてたんだなと見ていたけど、スティーブカレル扮する夫は、充分良き夫、良き父。
シッターに預けて夫婦2人で外食したりもしてるし、お金に困ってる様子もないし、思春期の子供からも信頼されてて、一体なにが不満なの?!
服のセンスやらだとしたら、それは妻がアドバイスすれば良かったのに。身なりを整えれば、猿顔の浮気相手より断然上!
とはいえ、夫、変身前はかなりダサめ。財布はベリッ。ズバズバ切り込んで買い物に連れ回すライアンゴズリング演じるジェイコブが、ナンパでほいほい女の子を引っ掛けるのを、物欲しげな顔で見ている様子は本当に少年のまま。
ところが、変身すると、目は輝きキラリと笑顔に光る歯。演技うまいなぁ。ライアンゴズリングがかっこよすぎて霞んじゃうのが勿体無いけど、充分素晴らしい。
そのライアンゴズリングが義息子になる展開。
でも、顔を叩かれ、サウナを共にし、既に知りあいすぎた2人には、親子になるのは実はぴったり。
母親からの愛情不足の穴を、女の子を取っ替え引っ替えして埋めようとしているジェイコブが、初めて本気になり、女遊びをやめて、妻と長年の関係を築いた経験を持つスティーブカレルに電話して、アドバイスをくれよというシーンがとても好き。ただ、過去を無意識に繰り返すのだなぁと。義母が身勝手な人となる、エマストーンを選んでしまうとは。
弁護士になる予定のエマストーンが、親の遺したお金で豪遊してると思しきライアンゴズリングを相手にしても、彼氏ヒモになるんじゃないのと思うけれど、父親と彼氏が既に良い関係なら安心。
最後に息子。可愛い。両親を元サヤにおさめようと考えつつ、自身もシッターに恋をして。父親を好きだったシッターなら、息子の事も好きになる可能性は大いにあると思う。がんばれ!
the lovelorn
Weaver家を中心に、恋愛の「絡み合い」「紡ぎ合い」を描いたコメディ。
なかなか思いは思うようにいかないもので。
子供の頃は、年上が眩しく見えて憧れるもの。
一途な息子をガッカリさせたくない、父親にガッカリしたくない、そんな父子の関係がバディっぽくてとても好感が持てました。2人とも好きな人一直線な所がよく似ています。マセてるだけではないRobbie君が良かった。
ナンパは上手くいけば楽しいでしょうが…、大事な娘が遊びのターゲットになるのだけは絶対に許せないお父さん達。女性は皆誰かの娘なんですがね。
掴みはバッチリだが、続かないJacob。
ナンパはダメでも、安定期は得意なCal。
2人は真逆のタイプでした。
百戦錬磨のチャラ男Jacobが、劇中唯一容易く持ち帰れなかったのがHannahでしたね。彼女の方が持ち帰ったのだけど(^^)。
Steve Carell、アドリブ入ってそうだなぁ(^^)。
最後はほんわか、じんわりするお話でした。
大好きな1本
ラブコメでこんなに好きな映画は久々。
なんでもっと早く観てなかったのかほんとーに後悔してます。
クライマックスのお庭のシーンはほんとに笑った。
まさかハンナがキャルの娘だとは!笑
私も想像してなかったから驚いたし声出た笑
ライアンとエマの2人は大好きだから
そこ目当てだったんだけど、
やはり最高だった。
沢山の人にオススメしたい映画になりました
別れた妻にヤキモチ焼かせたい
【ラブ・アゲイン:おすすめポイント】
1.キャル・ウィーバー役スティーヴ・カレルの一途さが最高!!!
2.ジェイコブ・パーマー役ライアン・ゴズリングのイケメンさが素敵!!
3.ハンナ・ウィーバー役エマ・ストーンとのジェイコブ・パーマー役ライアン・ゴズリングとの絡み。特に「ダーティーダンシング」と「ベッドで語る」のシーンがいいなぁ!!
4.息子ロビー・ウィーバー役ジョナ・ボボが17歳のベビーシッターのジェシカ・ライリー役アナリー・ティプトンに捧げる愛が泣ける!
【ラブ・アゲイン:名言名セリフ】
1.キャル・ウィーバー役スティーヴ・カレルの名言名セリフ
→「黙らないなら降りる。」
→「ただの離婚さ!」
→「別れた妻にヤキモチ焼かせたい!」
→「おまえいくつだ?」
2.ジェイコブ・パーマー役ライアン・ゴズリングの名言名セリフ
→「一杯おごるよ。外に出ようか!」
→「この店の誰より魅力的だよ。」
→「君がイケてないから浮気されたんだ。」
→「ストローをくわえるな。」
→「こんな子はじめてなんだ!」
→「本気で好きになっちまった!」
3.ロビー・ウィーバー役ジョナ・ボボの名言名セリフ。
→「男なら取り返せよ!」
4.エミリー・ウィーバー役ジュリアン・ムーアの名言名セリフ
→「あなたに嘘をついて『トワイライト』を独りで見るのはもうイヤだわ。」
5.ハンナ・ウィーバー役エマ・ストーンの名言名セリフ
→「その身体作り物みたい!」
中高年に希望を与える映画(勝手にだが笑)
冴えない、中年オヤジが奥様に浮気され
ナンパな遊び人に磨きをかけられて
中年ハンターに変身。
しかし、心の中は・・・。
見た目も普通のオジサンが夜な夜な
美女をバーでお持ち帰り。
うん、時間と金があれば不可能はない。
世の中の私を含むオジサン達の希望だな。
まあ、映画だし笑。
話の展開は実に飽きの来ない、
良いテンポで進みます。
最後のドタバタから、本当の愛とは
というテーマにほろり。
良い作品です。
ハンナの話が、カルの話とどう繋がるのか
最後まで解らなかったけど納得。
オマセなジェシカのエピソードは笑えます。
しかし、夫婦とは父親とは様々な葛藤が
盛り込まれていてイチイチ納得。
うん、とりあえず、魂の伴侶を信じて
奥さんとデートでもしてみますか?
女は少し危険な香りに惹かれる
家庭教師のシーンはキョトンでしたが、
亭主が女々しいながらも努力する姿が微笑ましい。
この映画を観て、ヤッパリ女性は少し危険な香りのする男が好きなんだと確信しました。
あの新米弁護士ちゃん役の子は投影してしまって楽しかったなー
その友達も観てて笑えて良かった。
時間つぶしに流していて邪魔じゃない映画です。
かと言って詰まらなくもなく腹を抱えて笑えもしないけど後味も悪くないし心底おすすめとも言えないけど本当ジャマではない。
嫌いでも好物でもないけど出されたら感謝して観れる数少ない映画かも。
キャスティングが最高。
恋愛映画ベスト5に入って来た感じがする。健やかで清らかで後味も良くて面白かった。
ただ、その清々しさで忘れてしまいそうだったけど、奥さんは結局浮気してたという事実。旦那に男の魅力が無くなったとは言え、そこだけが納得できない。
なので、旦那の後の行動には何の不純も感じなかった。むしろ、応援出来る。
旦那もライアンゴズリングのナンパ師も息子もベビーシッターもキャスティングがとにかく最高だった。
恋愛映画の結局くっつかずに、でもあの恋が一番の青春だった。というオチも切なくていいけど、やっぱり上手く行くのが一番スカッとして気持ち良い!
下ネタも丁度良い具合で見やすくて笑えた。
最初の靴で全てを説明する手法も唸った。
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