「やっぱり決め手はダーティ・ダンシング!」ラブ・アゲイン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり決め手はダーティ・ダンシング!
家族を中心にした群像コメディかと思っていたら、意外な結末が待ち構えていた。敢闘賞は13歳の少年ロビー。冒頭では、運命の女性だと信じていたベビーシッターのジェシカにしごいているところを見られるというショッキングな出来事。頑張れ!少年。男なら一度は年上の女性に恋するものだ。
もしかすると、真の恋愛劇はこのロビーだけだったのかもしれないし、父親キャルと妻エミリーの純愛のDNAをしっかり受け継いでいた。むしろその他のジェイコブとハンナにしても意外性というプロットのために無理やり繋げた感じがして、オマケだとしか思えない。
まぁ、いい話ではあったのだけど、可愛そうなのがケイト(メリサ・トメイ)。アメリカ映画は教師という職業がなぜか軽く扱われてるし、ケイトも教師という尊厳を奪われたキャラだった。ストーリーの中にふさわしい恋人を作ってやれよ!と言いたくなるほどでした。
途中眠くなるくらいダレてきましたが、サプライズや最後のスピーチなんかは良く出来てた。ちょっと肉体改造して、ダーティダンシングしたくなりました。
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