劇場公開日 2011年12月3日

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「すれ違う熟年夫婦」RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 重さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5すれ違う熟年夫婦

2022年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三浦友和扮する滝島徹は、富山地方鉄道をまもなく定年退職するが、余貴美子扮する妻が定年迎えたら働きたいと言うので口げんかして家を出て行ってしまった。

定年を迎える事は区切りのある大きな出来事ではあるが、妻の立場からは定年でやっと解放されると言う事なのかな。定年を迎えてからの時間は長い。男性からするとしばらくはゆっくりしたいと思うが、女性からすると自分の時間を大切にしたいとすれ違いがあるのが一般的かもしれない。どちらも年をとって残り少なくなる人生を思うと、後悔がないようにしたいと思うからこそ、よく話し合わないと熟年夫婦はすれ違ってしまうだろうね。そういう年代にならないと分からない事なんだろうな。

エンドロールでかかる松任谷由実の夜明けの雲が 、哀愁があってとても良かったよ。

重