「認知症の入ったお婆ちゃん」わが母の記 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
認知症の入ったお婆ちゃん
昭和39年、小説家の伊上洪作は、父が亡くなり母・八重の面倒を見ることになった。幼少期に母と離れて暮らしていたため距離を置いていた洪作だったが、妻や3人の娘、妹たちに支えられ、八重の思いに向き合うことにした。八重は薄れゆく記憶の中で息子や娘たちを思い、洪作たちはそんな母を受け入れていくという、そんな話。
特に何も起こるわけじゃないが、昭和だなぁ、という感じ。
戦争中の体験が語られる様な時代で、みんなそれなりに苦労したんだなぁ、とは思った。
それと、愛人、妾、を持つことが、そこそこの収入のある人は普通に行っていたのがわかる。
じゃないと、我が子を愛人に育てさせるなんてことは今じゃ考えられない。
認知症の入ったお婆ちゃん役を樹木希林がさりげなく演じてて良かった。
役所広司、南果歩、キムラ緑子、宮崎あおい、ミムラ、菊池亜希子などの演技も良かった。
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