「見事な樹木希林の演技」わが母の記 重さんの映画レビュー(感想・評価)
見事な樹木希林の演技
役所広司扮する新聞社を辞めて作家になった伊上洪作は、子供の頃は捨てられた様なものだと思っていた。父親が亡くなり、宮崎あおい扮する我が娘琴子の反抗心を見ながら家族とはと考えていた。樹木希林扮する半ばぼけて香典帳を気にする母。気まぐれに機嫌が良くなったり訳の分からない事をしゃべったり。相手をするには一にも二にも根気かな。それでもいつか別れが来る。樹木希林の見事なぼけ演技と、宮崎あおいの清涼剤が効いた作品だったね。
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