「期待せずに観にいくのはアタリが多いかも!」第九軍団のワシ 緑のカエルさんの映画レビュー(感想・評価)
期待せずに観にいくのはアタリが多いかも!
予備知識ほとんどゼロで、いきつけのミニシアターで観てきました。
はっきり言ってミニシアターだけでは勿体無いくらいの仕上がりですね。
序盤の蛮族との戦闘シーンなども「あ、こんなふうにして戦ったの」というような
生々しい迫力。
チャニングテイタムと言えば、真新しいところでは「君への誓い」が記憶に新しいですが、
そっちの映画は期待を完全にハズしてさっぱりでした。
が、この映画では本領発揮!?マッスルパワーと男気全開まっしぐらって感じで、
ただただ良かった。
ローマ領から外の荒涼とした景色と不気味なほどの先住民族たち。
映画での描かれ方としては完全にローマ視点でアンフェアっぽいです。
後半に蛮族の少年を待つ悲しい描写がなんとも切ない。
でも、これが「ローマ第九軍団」の映画としては徹底した世界観なんだと不快感は持たなかったです。
奴隷との展開が途中見透かせて展開読めそうなところが評価的にほんのりマイナスですが、
全体通してかなり面白い作品に仕上がってたと思います。
馬 対 土地の利 なんて「やっぱり、そうなん!?うーんでも馬に!?」なんてハラハラの
シーンもけっこう楽しめました。
再度観にいこうと思ったんですが、公開期間が短かったため1度きりの鑑賞でした残念。
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