終わってるのレビュー・感想・評価

タケちゃんが出てくる、夢の中のシーンが印象的だった。

互いに友達同士のカップルが二組、同じ時期に自分の相手と別れたくなり、友だちである相手を好きになったように感じてしまう。 最初の段階で、題名通り、終わってる、のであとはコメディ。

　元AV女優のしじみ（旧芸名・持田茜）の自然体での演技。台詞よりも表情によって女心が伝わってくる。男のほうといえば、登場する3人とも結構だらしなくて、見るにたえない。

　町子が恋人と別れたものだと思い、彼女のアパートへ泊まりに行く晋介。だけど、首にギプスをした男。別れ話を持ち出されたときには鼻水をたらしていたのに、十分男らしくなっていた。目的は果たせず、2人と喧嘩してしまう・・・

　一方のまきは共通の友人、童貞らしいババケン（前野朋哉）のところに泊まりに行く。かつてまきに告白して振られた経験のあるババケンは「やらせてあげる」と言うまきと関係を持つ・・・ただし、挿入してないけど、挿入したと勘違いしたままのババケン。なんなんだろう・・・

　最後には晋介には子種がないんだとまきに告白。自分の子じゃないと知ってて結婚してたわけだ。ただ、その辺りの心理描写がいまいち。二股をかけていた女の末路・・・