探偵はBARにいるのレビュー・感想・評価
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よくできた探偵物
大泉洋の怪演が光る作品。
脇を固めるキャスト陣も素晴らしい。
謎も複雑すぎず、かといって先が簡単に読めてしまうほどのものでもなく丁度良く感じました。
松田龍平も大泉洋もケンカ強すぎるのがちょっと違和感があったくらいかな?
北海道を舞台に大泉洋が主演するというのはファンなら間違いなく楽しめると思います。
まぁ、、こんな感じで
大泉洋と松田龍平を好きな人が観ればいいかなw
私は好きだからいいけど
話しはそんな大したことないが、キャラでもってる感じかな〜
お金払って映画館行くまではないなー
でも、たらっと観るには楽しめました
ストーリーとしては、わざわざ映画にしなくてもというレベル。強いて言...
ストーリーとしては、わざわざ映画にしなくてもというレベル。強いて言えば2時間ドラマでもいいと思える。
高嶋政伸 髪型であんなに雰囲気変わるのね?! 狂気的なのは変わらな...
高嶋政伸 髪型であんなに雰囲気変わるのね?!
狂気的なのは変わらないけど
松田龍平の浴室に置いてある公園にあるような動物の大きい置物がかわゆ
松田龍平カッコいい伝説
てか野村周平でてんのかい!
まだ子供で華奢だ〜最高
車で鎖骨が折れたの下りが好きだ
さり気なく振り返れない高田
小雪もピッタリの役柄だったしあらすじ読めるけど私は気にしないので面白かった
大泉洋ならではのコミカルさ+渋み・苦みもあって、基本楽しめた探偵物でした
どこか懐かしさを感じれるような、昭和テイストのハードボイルド風探偵物でしたね。
とは言ってもそこは主演が大泉洋だけに、彼らしい笑いを散りばめたグダグダ系の探偵でしたが、要所要所で魅せるところはしっかりと魅せる。
まあシリアスなシーンが似合わないと言えば似合わないし、カッコつけているのがちょっと鼻につく部分もあったりはしたのですが、何だかんだで彼だからこそ惹きつけられた作品ではあったかなと、最後はハードボイルド物らしい苦みのある味わいを感じ取れたのも好ポイント、やっぱりハードボイルド探偵物は爽快感ではなくほろ苦さがあってこそですよね~。
渋くて、それでいて笑えて、なかなか面白い大泉洋らしい探偵物だったと思いましたよ。
探偵の名前は語られず、終始「俺」だったのも、昭和風味で何か良かったですね。
そして携帯は持たず、BARの黒電話でのみ依頼を受け、更には美女に弱いと来たもんだ、まさしく昭和の探偵小説そのもののような主人公の設定が、懐かしくて結構ツボでした。
ただ、やはりと言うかそこは渋くてクールなだけでは個性が死んじゃう大泉洋ですから、相当な確率でドジを踏む辺り、お茶目で憎めない何とも愛すべきキャラクターでしたね。
冷静に考えると、ストーリー的に彼は大して役に立っていなかった気もしないではないのですが、まあ面白かったのでこれはこれでOKでしょう。
一方、相棒の松田龍平演じる高田のキャラが、俺以上に個性あふれるキャラクターで、相当ツボに嵌りました。
寝てたり何か食べていたり、相当ぐうたらな貧乏学生でしたが、使えなさそうでいざとなったらバリバリのアクションを見せるから何とも頼もしい、けど・・・真価を発揮するまでに時間が掛かるのが何とももどかしい(苦笑)
まあでも松田龍平は探偵が似合うお父さんとは違う魅力で探偵を引き立てる、ナイス助演っぷりで見る者を楽しませてくれました、ポンコツ車もいい味出してましたねぇ。
ストーリー・謎解き要素に関しては特筆するほどの内容では無かったですし、コンドウキョウコの正体もバレバレでしたが、何だか最後は切なくて、主人公同様ほろ苦い気分にさせられました。
ところで吉高由里子は、何?ミスリード要因?贅沢な使い方でしたが・・・。
まあしかし本作での小雪は美しくて謎めいていて悪女っぽくもあって、なかなかの嵌り役でしたね。
彼女に翻弄される大泉洋の図が、結構好きでした。
ススキノ界隈の愉快な仲間達も皆味があって良かった、特に安藤玉恵のウエイトレスが妙にクセになる感じで面白かった!
若干間延びした部分はありましたけど、でもシリーズ化も納得のコミカルなハードボイルド風探偵物で、基本面白かったですよ。
かっこいいふたり
話題の映画やっとみました。
大泉さんも龍平も大好き。
ふたりともとてもかっこよかったです。
内容的には可もなく不可もなく…
話題になったから期待しすぎたかな。
先の読める展開だったので、物足りなかったかもしれません。
でもおもしろいかおもしろくないかでいうとおもしろいです。続編も見る。
北海道の魅力満載
原作も読みました。
大泉洋が主人公をどう演じるか気になってたのですが、イメージとは違うけど面白おかしく演じていましたね。
ただ、メリハリがなく中途半端?
もう少しコメディの部分とハードボイルドの部分をしっかり見せ分けてもらえると良いかなと。。
ちょっと眠くなってしまいました。
10年代の邦画を代表するバディ物の誕生
札幌ススキノにて探偵兼便利屋としてのらりくらり暮らす俺。
その相棒で空手の達人、高田。
コンドウキョウコなる謎の人物からの1本の電話から始まる札幌の裏社会を巻き込んだ危険な仕事に挑んだ2人を描いた、10年代の邦画を代表する(といっても過言ではない)バディムービー第1作目。
人口190万、アジア最北の大歓楽街、札幌ススキノ。
ここは俺の街。
俺はこの街のプライベートアイ。
そう、探偵だ。
冒頭、最高にクールなモノローグをバックにススキノを颯爽と歩く探偵の俺を演じるは北海道の大スター(らしい笑)大泉洋。
長年演じ続けてきたコミックリリーフなキャラクターを活かしつつ、渋みと哀愁の漂う新境地な演技で彼の代表作とも言えるハマリ役を見せる。
その相棒としてグータラな農大の助手で車の免許を持たない探偵の運転手として連れ回される高田役に松田龍平。
完全にいつも通りな松田龍平ながらまさかの空手の達人という設定笑。
激しいアクションをあの松田龍平にさせる邦画きっての無茶を成し遂げ、彼もまた新境地を覗かせる新たなハマリ役を披露する。
ほぼこの2人が並んでる画だけで最高な作品。
その2人をサポートする仲間として、新聞記者でバイの松尾に田口トモロヲ、札幌を牛耳るヤクザ桐原組の若頭の相田に松重豊、探偵行きつけのカフェ「モンデ」の看板娘の峰子に安藤玉恵などなど。
今後のシリーズでも活躍を見せる面々が強烈な個性を残していく点も魅力的。
年齢制限も設けている為、内容は少し過激。
容赦のない暴力描写やススキノらしいムフフなシーンも盛りだくさん。
しかしそれらを中和する大泉洋と松田龍平のポップな存在感とハードボイルドの佇まいが絶妙なバランス。
物語終盤ボロ雑巾のようにリンチにされる探偵の無力さとやるせなさにどうしようもない気持ちを感じたし、その後の回復の過程が仲間内のくだらなさと優しさに溢れたもので笑えた。
その後反撃を目論む探偵を前にして
「1人っきりの友達をなくしたくない」
と言って探偵を止めようとする高田もかなり良かった。
毎回依頼人からの依頼で始まる事件を描くシリーズのようだが、その依頼人が毎回美女笑。
今回はコンドウキョウコ改め小雪からの依頼で物語は始まる。
複数の事件や花岡組なるヤクザが複雑に絡み合った捜査の中で次第にコンドウキョウコに惹かれていく探偵。
命に危機に何度も晒されながら事件の真相を追った探偵の切なすぎる、悲しすぎる最後。
シリーズ1作目にしてはかなり重めのバッドエンドが鑑賞後、尾を引くこと間違い無し。
とにもかくにもカッコ悪くてカッコ良い大泉洋とやたら動き回る松田龍平が観ることのできる稀有なシリーズ。
探偵だが個人的には和製007的な感じだと思っている。毎回ボンドガール的な人物も登場するし笑。
末長く続いて欲しいシリーズである。
2015年08月29日(土)1回目
2017年12月09日(土)2回目
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