「『はやぶさ/HAYABUSA』は竹内結子の物語だった」はやぶさ 遥かなる帰還 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
『はやぶさ/HAYABUSA』は竹内結子の物語だった
『はやぶさ/HAYABUSA』は竹内結子の物語だった・・・っけ?それと比べると、山口(渡辺)を中心とした、ある意味、硬派な展開。そこに宇宙航空担当の新聞記者・井上真理(夏川)、町工場のオヤジ(山崎努)が絡んでくる。
タッチダウン失敗、二回目のチャレンジ。さらに行方不明となったはやぶさ。6年半かかって地球の軌道に近づいた“彼女”はもはや満身創痍となっていた。イオンエンジンも4基あるうち一基のみの作動という危機。流れを知っていてもかなりスリリングだ。
外部受託の企業もクローズアップされていて、今回はNECのエンジニア森内(吉岡秀隆)や町工場のおっさんもいい。吉岡と江口洋介の口論なんてのも見どころの一つだろうか・・・
クライマックスでもある大気圏突入。カプセルだけ切り離して帰還するはやぶさの儚い美しさと、様々な感情を持って見守る夏川結衣もいい。
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