劇場公開日 2012年2月11日

  • 予告編を見る

はやぶさ 遥かなる帰還のレビュー・感想・評価

全23件中、1~20件目を表示

3.0記録映画みたいな……

2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

これは、はやぶさに関するセミ・ドキュメント映画みたいな感じです。
山根一真氏が関わっているようで、さもありなんという感じでした。
高校の鑑賞会で流すのに適した映画と言えるでしょう。
お金を払ってまで見るほどの価値はないかも。

「西田敏行一座」が出て来ない本作品は、それでもマシな部類だとは思うのですが、少なくともシナリオを、もっともっともっともっと練って欲しかったです。

渡辺謙も、モデルとなった川口淳一郎教授の魅力を演じるには力不足と思えたのが残念でなりません。
早い話、この映画の主役は誰なのでしょうか?
そういう根本からストーリーを組み立てなおす必要があるのでは、と感じたのでした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
お水汲み当番

4.0希望の帰還を支えた人々

2019年10月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

Blu-rayで鑑賞。

無人小惑星探査機“はやぶさ”の帰還―いやぁ、熱狂しました。世界初の偉業に興奮すると共に、改めて日本の技術力はすごいなと思いました。
当時は“はやぶさ”のグッズが発売されたり、題材とした映画が3本も製作されるなど社会現象となりました。本作はその中の一本。
“はやぶさ”の航海を支えた技術者やその関係者たちの、「プロジェクトX」的な部分がクローズアップされていました。骨太な人間ドラマを織り成す重厚な俳優陣の熱演も相まって、リアリティーのある物語に引き込まれました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
しゅうへい

3.02010年6月13日、7年間60億キロの宇宙航海を経て小惑星「イト...

2019年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2010年6月13日、7年間60億キロの宇宙航海を経て小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」。世界初となるその偉業を支えた人々のドラマを描く。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
てかる

3.0『はやぶさ/HAYABUSA』は竹内結子の物語だった

2018年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 『はやぶさ/HAYABUSA』は竹内結子の物語だった・・・っけ?それと比べると、山口(渡辺)を中心とした、ある意味、硬派な展開。そこに宇宙航空担当の新聞記者・井上真理(夏川)、町工場のオヤジ(山崎努)が絡んでくる。

 タッチダウン失敗、二回目のチャレンジ。さらに行方不明となったはやぶさ。6年半かかって地球の軌道に近づいた“彼女”はもはや満身創痍となっていた。イオンエンジンも4基あるうち一基のみの作動という危機。流れを知っていてもかなりスリリングだ。

 外部受託の企業もクローズアップされていて、今回はNECのエンジニア森内(吉岡秀隆)や町工場のおっさんもいい。吉岡と江口洋介の口論なんてのも見どころの一つだろうか・・・

 クライマックスでもある大気圏突入。カプセルだけ切り離して帰還するはやぶさの儚い美しさと、様々な感情を持って見守る夏川結衣もいい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
kossy

3.0JAXA への気持ちを高めて♪

2017年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

 JAXA に遊びに行くのに、
 向かいながら鑑賞。

 「はやぶさ」を扱った作品は、
 いくつかあるけれど、
 まだ、1~2本しか観ていないので、
 まだ比較とかは出来ないにしても、

 キャスト陣が、豪華で見応えがあったと思う。

 江口洋介と吉岡秀隆の関係が、良かったな♪

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たまき

3.5男たちのはやぶさ

2012年12月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

去年の秋から今年の春にかけて連作されたはやぶさ映画。
それぞれ特徴あって、「はやぶさ HAYABUSA」は堤幸彦監督らしくユーモアを交え、「おかえり、はやぶさ」は松竹らしく家族の絆を軸とし、そして本作は東映らしい男たちのドラマである。

大まかな話の流れは堤幸彦版を見ていたので新味は無いが、幾多のトラブルを乗り越え、小惑星イトカワからサンプルを持ち帰ったはやぶさと技術者たちの偉業には身震いする。
今回は技術者たちの苦悩をより掘り下げ、下請けの町工場長やその娘の新聞記者などそれぞれの形でこのプロジェクトに関わった多くの人たちの思いと苦労が報われ、やはり感動的。

見応えあるアンサンブル劇で、グッときたりドキドキもしたが、展開が少々淡白で一本調子。専門的なやり取りや用語が飛び交い、小難しく感じる。
竹内結子が入り口となって説明的でユーモアのあった堤幸彦版や3Dの松竹版のような何か特色が欲しかったが、生真面目なストレート勝負の作風は本作に合っている。

真摯な東映版も悪くはないが、僕は堤幸彦版が馴染み易い。先に見たからかな?松竹版も見てみなきゃ。
どのはやぶさ映画が好みかは、人それぞれ。

余談だが…
はやぶさ映画、各映画会社が競作したが、珍しく東宝は作らず。
結果的に共倒れ。東宝はこうなると分かっていた?だとしたら、さすがというか先見があるというか…。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
近大

4.5感動

2012年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

とても感動しました。思わず泣いてしまいました。
はやぶさの帰還までの研究者たちの葛藤や努力などをとても感じることができる映画でした。
自分は工業系の学校に行っているので、その大変さや気持ちを理解することができ、帰ってきた時涙が。
本当の研究者たちは本当に感動したと思います!!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
渋谷有貴

4.0ボロをまとったマリリン・モンロー

2012年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
shimo

4.0藤原竜也より藤竜也

2012年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

技術屋の意地・プライド・成功・挫折などなど。人に頭を下げることがないような技術屋が予算をもらうために役人に頭を下げる。事業仕分で「一番でなければいけないんですか」と予算をカットされる。当事者としては何と理不尽なと思うだろう。つぶれかけた町工場の社長も男のロマンを追い求める技術屋だ。藤中と森内はイオンエンジンの最後の手段をめぐって対立する。山口が全責任を負うということで藤中案が採用される。怒った森内は席を立つ。しかし、残った藤中が行う仕事量を知っている森内は席にもどる。プロジェクトはチームだ。サッカーや野球というスポーツのチームプレーと同様だ。個人の成功・達成感よりチームの勝利が優先する。プロジェクトにおける個々は自分が担当した局面局面で一喜一憂する。でも、「はやぶさ」プロジェクトは小惑星イトカワのサンプルを回収しなければ失敗なのだ。はやぶさ関連の作品はいくつかあるが、この作品を選んでよかった。自分を何十年もやってきたので好みは分かる。相対評価でなく絶対評価で合格だ。多くの技術屋が登場した中で藤竜也演じる陽気さを装う技術屋がもっとも気に入った。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ace

4.0はやぶさに懸けるそれぞれの思い

2012年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

この作品をみて思ったのが、国を越えいろんな人がこの「はやぶさ」のプロジェクトにいろんな思いで望み見守っていたということ。どこまでが本当かはわかりませんが、様々な困難にチームが一丸となって立ち向かう姿勢は科学者や職人の底力を感じました。
不景気と呼ばれる今の時代、お金や家庭を養うためではなく誰も成し得なかった偉業に挑戦するために仕事をする人々が日本にいるということ、私にはとても羨ましく思えます。もちろん同じ日本人として誇らしく思えます。
映画としても、七年間の経緯を夏川結衣さんのナレーションと共にわかりやすく説明してくれるのでとてもわかりやすいです。この手の科学ものが苦手という方も難無く受け入れられる内容だと思います。
そんなわけでこの映画は「はやぶさ」含めそれに関わったすべての人に敬意を感じる、そんな映画です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ソロモン

4.0頑張れ町工場。

2012年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ハチコ

3.5別角度の宇宙から描くはやぶさと人間のドラマ

2012年2月22日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
全竜

5.0はやぶさは燃え尽きたが、私たちの心の中で永遠に輝き続ける。

2012年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
BRAVE-HEART

3.0もっと違った切り口の“はやぶさ”を期待したのだが・・・

2012年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

念入りな取材に基づき書かれた原作を丁寧に映画化したという印象を受ける作品。
渡辺謙演じるプロジェクトマネージャーを中心に、多くの人が、それぞれの持ち場で存分に力を発揮したからこそ“はやぶさ”は還ってきた。単純に技術的に高度というだけでなく、難題に対して想像力と知恵を働かせた結果であり、人間と遠く離れた“はやぶさ”の間に太い絆を感じる。
疲弊してなお人の期待に応えようとする“はやぶさ”がいじらしい。迷子の犬が一生懸命に飼い主を探しているようで、もはや金属の塊というよりは生命体に見えてくる。

その点では、一大プロジェクトの成り行きをよくまとめた作品だと思う。
だが、エンターテインメント作品としてどうかというと、実際にあったことを時系列に辿っていく大筋は先に公開された「はやぶさ HAYABUSA」と変わりはない。プロジェクトの誰を主人公に持ってくるかの違いだけだ。
ニュースとか新聞などから得ることのできなかった裏話はないのだろうか?

やっと還ってきた地球、“はやぶさ”が最後に観た地球、その写真データを送り終え、大気圏で燃え尽きる“はやぶさ”の姿には泣ける。
それでも残る競作「おかえり、はやぶさ」も観てみたいという気力は、残念ながら失った。それは、これまでの2本が主人公を変え、役者も違い見た目の色合いは異なってはいても、その切り口に変わりがないからだ。

むしろ、“はやぶさ”の発案から打ち上げまでのプロセスをじっくり見てみたい。そうすることによって、“はやぶさ”の帰還は奇跡だったのか、それとも人間の勝利、また日本の技術力の勝利だったのかが鮮明になってくるのではないだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
マスター@だんだん

3.52回目のはやぶさ映画

2012年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

萌える

全体としては良い映画なんでしょう。言葉の端はしにも、皆でプロジュエクトを作っている感じが伝わってきます。俳優もそうそうたるメンバーで大掛かりな映画だと思いますが、去年、公開された竹内祐子主演の方が感動を覚えた感じがします。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
未散

3.5なんだかなあ。。。

2012年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

とても期待して公開初日から行きました!
だから、期待しすぎていたのかもしれない・・・

見終わったあとの感想は、ちょっと不完全燃焼でした・・・

はやぶさとともに人間ドラマを描いていて、こんな人達がいたんだーっと
思わせる展開で、それはそれで面白かったですが、なんか物足りない。

個人的な好みかもしれませんが、もっともっと、盛り上げて熱い映画にしてほしかったです。

淡々と終わってしまった感があり、「なんだかなあ・・・」って感じでした。

それでも最後はやぶさが燃えるシーンは泣いてしまいましたが、
それははやぶさファンだからでしょう。

あまりはやぶさに思いれがない人には、あまり面白くない映画かもしれません。

大衆ウケを狙う内容ではないかもしれませんが、
日本の技術を、はやぶさの奇跡を国民がもっと知るためにも、
もっと売れる映画にすべきだったのではないでしょうか。
少なくともキャストからはそういう意図が感じられます。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
光希

4.0「はやぶさ」の軌跡と偉業をじっくりふり返る

2012年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

期待通りでした。小惑星探査機「はやぶさ」の軌跡と、偉業に携わった技術者達のドラマを、落ち着いた語り口でみせてくれました。
辻井伸行による音楽、きっと美しいだろうとは思っていました。各シーンに寄り添ってとても良かったです。

長期間、遠くにあって姿の見えない探査機の運用がどんなものであったのか。着陸指令が出され「はやぶさ」から信号が戻るまでの、ジリジリと緊張した時間に上手く象徴させていると思いました。
イオンエンジンの運用をめぐる激論は見応えがありましたが、エンジンについての説明がもう少しあればとも感じました。

キャスティングは豪華で芸達者ばかり。中村ゆりさん、可愛かったです。
今作のナビゲーターは新聞記者、CGと併せて過不足ないものの、「1ビット通信」とか聞き慣れない用語を説明なくサラッと流すのでちょっと難しい印象。小さい子には去年公開の「HAYABUSA」が、イラストが可愛くて向いているかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
グッドラック

5.0すばらしい!

2012年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

ドキュメンタリー映画としても十分楽しめますが、プロジェクトマネージャーの山口役の渡辺謙を江口洋介とベテランの山崎努が支えはやぶさのことを良く知らない方でも人間ドラマとして十分楽しめるとおもいます。ここ数年間で一番感動しました。4回くらい泣いてしまいました。最後の「はやぶさ」の燃え尽きるシーンなどをふくめ、すべての映像がとても見事でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
にっし~~

4.0劇映画としては、微妙。科学記録映画と考えるべきかも。

2012年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2010年6月13日地球帰還を果たした工学技術実証衛星「はやぶさ(MUSES-C)」。それを描いた実写映画。第一弾は、2011年に竹内結子主演で『はやぶさ/HAYABUSA』。これは、第二弾映画となります。はやぶさを描いた映画はもう一作『おかえり、はやぶさ』が予定されています。

第一弾『はやぶさ/HAYABUSA』は、どちらかと言うと、はやぶさそのものに焦点を当てていたのに対して、こちらの『はやぶさ 遥かなる帰還』は、はやぶさを開発した科学者・技術者たちに焦点が当てられています。そういう意味では、『はやぶさ/HAYABUSA』がモデルとなった人物たちの完全コピーを目指したと言われておりますが、むしろこちらの『はやぶさ 遥かなる帰還』が完全コピーを目指すべきだったのでは無いかなと思います。

原作は、山根一眞氏の『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』。原作本は、開発関係者におこなったインタビューを中心に構成されており、開発関係者の苦労話をわかりやすく読むことができます。ですがねぇ、脚本が良くないんですかね。映像にすると、リズムが悪い。一つ一つの断片的なエピソードの連続なんですよね。なので、見ていて疲れる。

また、正確に描写を行おうとするあまり、ちょっと細かすぎる演出・描写が多いかなと。だって、始まった瞬間の冒頭の画が、コンデンサーですからねぇ。これが、クライマックスのイオンエンジンのクロス運転の伏線だなんてね・・・。それと、リアクションホイールに、バッチリと“made in USA”と書いてあったり・・・。はっきり言って、楽屋落ちが沢山あります。私は、はやぶさプロジェクトマネージャー川口淳一郎教授の講演を何度が聞いたことがありますし、関連の書物をいくつか読んでいたので、起こっていることが理解できましたが、初めて見たり、聞いたりした人はわからなかったのでは?

もっとも、その細かすぎる演出・描写が、物事を正確に描いていると思わせたのは事実。正確性を取るか、娯楽性を取るか、中々バランスは難しいようです。

厳しいことを言っていますが、劇映画としては、『はやぶさ/HAYABUSA』の方が上ですね。この作品は、どちらかと言うと、劇映画風科学記録映画(ドキュメンタリー)として見た方が良いかも。それと、話題になったはやぶさを描いた映画なので、子供連れの姿を複数見ましたが、はっきり言って子供には難しいと思います。

ところで、はやぶさを追っていた女性の新聞記者は、毎日新聞の永山悦子記者じゃ無いんですかね? この映画の制作が、朝日系になってしまったので、さすがに毎日新聞ではアサイン出来なかったのかな。間違えていたら、申し訳ありません。

映画の最後に、『この映画を宇宙開発に携わる人々に捧げる』と言う様なメッセージが出ます。たしかに、そう言う作りになっている映画だと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
勝手な評論家

4.0絶対に帰ってくる!

2012年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

HAYABUSA を見ていたので、

ストーリーわかってるし。。と思いながら見たのですが、

まったく違った印象に仕上がっていました。

女性研究員が中心の HAYABUSAに比べて、

こちらは もう少し泥くさい、「男のドラマ」風です。

ユーモアや日常の風景もいくつか 織り込まれ、

最後の吉岡秀隆さんの笑顔にはぐっとくるものがありました。

NASAの、「思い切ってあきあめたら?」のセリフに、

「絶対帰ってくる」とかえすシーンは手に汗にぎります。

はやぶさが お好きな方なら、

HAYABUSAを見ていても、こちらもおすすめできます! ^-^

コメントする (0件)
共感した! 0件)
まごちゃん