ツレがうつになりまして。のレビュー・感想・評価
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うつ病は心の風邪
加茂クリニック→加茂大学病院
堺雅人はこの映画のすぐあと、鍵泥棒のメソッドでも主演。
田山涼成の診療所の名前は加茂クリニックだった。鍵泥棒のメソッドで香川照之が入院したのは加茂大学病院だった。加茂つながり。なんでだろう?偶然ではないと思う。
宮崎あおいのヘアスタイル(クーニャンのお団子ヘア)がかわいかった。
イラストもとてもほっこり。
イグアナみたいに重なって寝ている夫婦いいねぇ。
でも、結構ダメ嫁だった。朝起きない。旦那の朝ごはん作らない。旦那のイビキに鼻をつまむ。話し方もタメ口。ウチのツレと同じだわ。ウチのツレも26歳のときはかわいかった。あれから30年。
病気になってもちょっとツレなかった。うつ病とわかってからはかなり勉強したのね。
病気になったときに親身になって、仕事辞めなよって言ってくれる身内は有難い。
講演会のスピーチのあ・と・で
焦らせない。特別扱いしない。出来ることと出来ないことを見分ける。
どんな病気のときでも当てはまる優しさの基本だと思いました。
頑張れは禁句
難病や癌などの闘病生活を題材にした実話ベースの映画は実に多いがうつ病というのは珍しい。
うつ病の人に頑張れよという励ましは禁句だと聞いたことがあるが元気な人には分かりづらい厄介な病ですね、だから、細川てんてんさんも出版を決意されたのでしょう。
思い通りにならないのを他人のせいにする人ならおそらく病気にはならないのかもしれません、それでも日本では100万人以上、15人に一人はうつ病の経験者というから珍しい病ではなく、ストレスやハラスメントからの現代病、社会問題と言っても良いかも知れません。
もちろん、個人差があるかもしれませんが男性は理屈で考えるのでただ寄り添うと言うことは苦手です、だから寄り添い上手の奥さんがいたからこその病の好転のような気もします。
細川さんが爬虫類好きでイグアナを飼っているのも実話の様ですが正直、可愛いというより気味が悪く思えてしまう、犬や猫でなく爬虫類だから癒し効果が無いだろうと思ってしまうのも偏見だろうと自分を質すが、普通にしていても知らず知らず他人を傷つけてしまっているのではないかと慮ることにいささか自信喪失、疲れてしまった。
頑張れは禁句だそうですが、スポーツ根性のような精神論がまだまだ根強く残る中、今日できることは今日やれと言い聞かされて育った私としてはAKBの「365日の紙飛行機」、♪~思い通りにならない日は明日頑張ろう~♪の歌を耳にして肩の荷が一瞬楽になった気がしました。
映画は娯楽だと思っている人には面倒臭いジャンルの映画かもしれませんね。
原作のエッセイが重く感じることがなくほのぼの読めていたので、映画は...
妻がうつ病である私から見た映画の総評
うつ病については非常にライトに描かれている映画であると思う。現在、妻がコロナによってうつ病となり16ヶ月ほど経つ。サポートしてきた身として、実際はこれよりもっとシリアスで、重く、苦しい病気ということを世の中の人たちには理解して頂き、周囲に罹患している方がいた場合はその人を否定する事なくサポートをお願いしたい。この映画で言われている「うつ病」の大まかな症状(自殺観念、泣きたくもないのに涙がでる、外を出歩くなどすることに対して疲れる、過眠、不眠など)や現在「うつ病」の原因として考えられているセロトニン不足、療法については簡潔に纏めてあり非常にわかりやすい。うつ病を知らない人にとってはどういうものなのか?という事がなんとなくわかったのではないだろうか?
映画に出てこなかった(出てきたが軽く流されていた)辛い症状を上記に付け加えると、うつ病患者はには3大欲求が薄れている事が多いため、薬が合わず寝れない、食欲が無く食べない事が多々ある為病状が中々良くならない、(個人差はあるが)抗うつ薬の副作用で性欲がなくなる為パートナーとしてサポートしている側は地獄。この様な点も頭に入れておきたい。
さて、ネタバレしない程度に映画の内容を総評すると、内容についてはライトではあるが要点は押さえており非常に親しみやすい内容であった。
堺氏、宮崎氏の演技も流石、うつ病患者をサポートする身としては二人の演技を見て、その姿を自分達と重ね合わせる事で自然と涙がこぼれる。
終わり方には、少し違和感を抱いたが観てよかったと思える映画であった。
映画でのセリフと被ってしまうが、数年後にこの映画を妻と二人で見て「こんな似たような事あったよね」と笑い飛ばせる様になってれば嬉しい。
宮崎あおいみたいな奥さんが欲しいなぁ
温かい夫婦愛の物語
ウツ病、紹介動画
んーーん?どうなんでしょうね。
「うつ病」を認識してもらうには最適な映画かとは思いますが私の根本的な映画の考え方として映画は娯楽と考えています。
この映画は単純に「ウツ病」と言う病気を役者さんを使って紹介しているだけなのでは?
この様な良い映画に評価を入れないのは大変心苦しいのですが心を鬼にして評価0.9です。
その昔から同じ症状はあったのでしょうが「甘えてんじゃねぇよ」で済まされていたのが時代により問題になっています。
かと言って自分の会社で「ウツ病」だから休んでいる人を快く扱ってますか?その人が休む事により負担が多くなっていないですか?
病気だから、しょうがないか。ウツ病のレビューになってしまいましたが私は特に面白いと思いませんでした。
なおみもうつになりまして
大坂なおみが鬱だという
鬱で思い出したのがこの作品
約8年ぶり2度目の鑑賞
原作未読
優しい映画だ
ほっこりする
妻は夫をツレと呼び夫は妻をハルさんと呼ぶ
とても仲良しだ
焼けるくらい
宮﨑あおいと堺雅人の魅力をよく噛んで味わうための映画
脇役の皆さんも邦画ファンにとって豪華な顔ぶれ
余貴美子大杉漣吹越満津田寛治など大好物
映画comのキャスト紹介には表記されていないが吉田羊や伊嵜充則らも出演している
電話の主は梅沢富美男だった
宮﨑あおいが可愛い
社交辞令で無意識に可愛い!と言うような軽薄な可愛らしさではない
体に良い様々な食材をギュッと一粒に詰め込んだ奥深いサプリメントのような可愛らしさ
エンドロールは原作者のイラストの数々
結局この映画を観ても鬱病のことはよくわからない
医学に全く教養がない自分はもちろんのこと精神科医の皆さんもどれだけ知っているか疑問
鬱は人によって様々なんだろう
田山涼成演じる精神科医の診断どおりツレも鬱病で間違いあるまい
自分の身内も離婚をきっかけに鬱病になってしばらく入院したが退院後数年経って再婚したら元の生意気がかなり回復していた
兄のアドバイスが役立ったと思い込むのは自惚れか
病にかかった本人の考え方次第なのかもしれない
あと自己中でわがままで攻撃的な人まで鬱病認定する精神科医の皆さんには共感できない
どんな病名でもいいしなんでもかんでも病気にしたってかまわないがそういうものは鬱というジャンルに入れてもらいたくない
専門家だろうがなんだろうが医療関係者の発言が常に正しいならハンセン病患者隔離問題は起きていない
何が新型だよ
新型うつに新型コロナに新型爆弾
新型はろくでもないものばかり
【”辛い時は、頑張らない・・”鬱を抱えながらも人間らしく生きるツレの姿と、支える妻の優しき言動が心に沁みた作品。】
ー 今作を観たのは、何年前になるだろう。
一緒に働いていた仲間の一人がこの病に罹り、産業医に相談していたのだが、
”自分の接し方が悪かったのだ・・”
と落ち込んでいた時に、近くのレンタル店で、タイトルに惹かれて”ふと手に取った”のだ・・。ー
■今作の素晴らしき点
1.鬱になったツレを演じる堺雅人さんの姿。
真面目で、几帳面で、頑張り屋で・・、繊細で優しいツレを、堺さんにしかできない、あの泣き笑いの表情で、見事に演じている。
本当の鬱の方は、あんな風ではないという意見もあるようだが、私は堺さんの演技を是とする。
2.ツレを支える妻を演じる宮崎あおいさんが、随所でツレに優しいトーンで掛ける金言のようなセリフの数々。
・出来ない事はしなくて良いよ。
・調子悪かったら、早退しなよ。
・辛い時は、頑張らなくて良いよ。
・”割れない事”に、価値がある。
3.東京の満員電車の中のシーン。
序盤数度描かれ、最後は、ツレは列車に乗れない。
そして、二人で乗った列車の中で、妻が”こんなに大変だったの・・。有難う・・。”と言った途端にツレが泣き出すシーン。
4.ツレの会社の上司である部長と、ツレの臨席の若者との対比
・若者の方が、余程心得ているぞ! 辞表を受け取る時のその態度とその言葉はなんだ!
ー 若者が”恐縮だが・・”のクレーマーと言うか、パソコンの取説が分からないおじさんからの電話を、ツレの代わりに対応しているのに、引継ぎは・・、とか、君はヒラだから辞表じゃなくて、退職届だとか、手書きだとか・・。苛苛する。そして、自分の普段の言動を反省する・・。-
5.ツレの奥さんの両親(大杉蓮さん・・、余貴美子さん)も、ツレに温かく接する姿。
6.イグアナのイグが、髙崎家(クチダカじゃなくて、ハシゴダカ・・)の中を、”のんびり”とマイペースで歩き回る姿。
◆一番、心に沁みた箇所
・二人が、”結婚式の同窓会”で、一年前にツレが鬱になった事を口にし、お互いへの感謝の念を述べるシーン。
<今作は東京が舞台だが、私の会社にも鬱になって、長期休職している方は多数いる。
原因は色々なのであろうが、今作でも触れられているように、真の原因は分からない事が殆どのようだ。
只、苦しい状況を、無理して、頑張って、頑張って、家族のためを思って、頑張って働く真面目な方が多い気がする。
鬱になった方の苦しさや、悔しさは私には申し訳ないが、分からない。
だが、今作品を観て、とても学ぶことが多かった事は事実である。>
原作も大好きだったけど、映画もいい
今の時期に…
のほほんとした日常系作品+うつ病の辛さ
堺雅人目的で視聴。
最近は重いテーマの洋画や展開が激しいアクション映画ばかり見ていたので、
日常ほのぼの系作品は久しぶりでした。
タイトル通り、語り手の旦那がうつ病にかかり、仕事を辞めたり、今までできていたことができなくなったりと、奥さんと一緒にうつ病と向き合う日々を描いた作品。
うつ病という一見重苦しいテーマですが、雰囲気は明るく、コメディチックになっているので、楽しく見ることができました。
一番印象に残ってるシーンは、ラスト30分辺りのお風呂場のシーンですね。
共感ポイントが多すぎて、感情が高まりました。
また、他のレビューで多く見かけたのは、
「この映画(漫画)ではうつ病と一緒に闘ってくれる人がいる。でも私にはいない。」
「この作品を見て、自分にはこんなに寄り添ってくれる人がいないので余計落ち込みました」
みたいなコメントでした。
まあ一理あると思う一方、やはり、立ち直るためには自分以外の他人の力がいるんだなーと思いましたね。
無視をするのではなく直視して。
知ることの大切さ
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