「犬っこ馬」戦火の馬 ぷるぷるねいねいさんの映画レビュー(感想・評価)
犬っこ馬
戦火の馬
in仙台、鳥越俊太郎さまの試写会参加したんだども、すごく混むんだろうなあと思いつつも、仕事終わりにぎりぎりの時間で行ったから、前の方の座席しかとれなくて、前から2番目の横っきわでヘンテコな席最悪!開演時間18時30分~って早すぎて友達誘っても時間早すぎて終わらないから結局一人鑑賞で寂しくね?って思ったけど、
それが功を奏して、馬の美しさと戦争の恐ろしさを大迫力で体感できて、止まらない涙で(も周りを気遣わなくて済んで)の大感動を味わえました。鳥さまは20分くらいの挨拶で、自分のお母様が大腸がんを患ってお見舞いに行くも、鳥さまのことを誰だかわからんかったらしくて、でも自分の息子ですよ、とおっしゃって初めて思い出してくれて、両手で鳥さまの顔をなでて、にっこり笑った‘奇跡の再開’の話をしてくれまして、片手にマイク、もう片手に原作者の原作本を小脇にかかえておりました。
鳥さま「ホーホー」て言うと馬が駆け寄ってくるんですよ!ここはお見逃しなく!
ってフクロウのまねはじめっから場内大爆笑だったけど、
そこでだいたいストーリー読めるじゃん、(戦争用に連れてかれた馬っこがホーホー言うたら‘奇跡の再開’がや?)ほんっとにそっくりそのまんまでシーンが来たっけども、そのシーンで涙止まらんかったや。女の子大好きな映画だわこれ。後の席からスンスン泣いてる女っ子多がったや、早く封切りしないかなあ、またジョーイに会いたいな!
最後に、この作品の上映時間は・・・何分だったかな?2時間・・・そのくらいでしょうかね?って適当こいていて場内大苦笑(笑)でその時になんか私と目が合って笑ってくださっておりまして鳥さまなんてダンディーで素敵な方なのだろうとほれぼれする次第でありました。
作品の感想は・・・最初から、うるうる来てしまったよ!大草原の小さな家みたいなメルヘンちっくな女ウケするつくりが最高にたまらんかった。馬が産まれてその光景をずっと見つめている男の子がいるんだけど、あれ、ここどこ?男の子=アルの家?じゃなさそうだし・・・何故にストーカーしてるん?ここきみの隣ン家か?そんで競売マーケット経て競り落としたずんつぁん家がアルの家じゃんか。なんで親父までおなじ馬に惚れてんのwwwうーんでもアル15歳には見えへんなああなんつーか鳥羽純ぽいよ。
馬のジョーイだけじゃなくてアヒルのハロルドさんもっと出番欲しかった!あの子名わき役だったな。クスッとするシーンていうか・・・もう少し出番くれても良いのではなかろうかと思った。
苦労して作付した作物が雨でだめになって、気持ちが沈んだ流れで「戦争だ!」の流れなんか秀逸っすな。でも戦地の仏国なのか自分の国の英国なのか、理解しかねるシーンがあったな。帽子のトンガリ具合で判断してたっけどね。あの可愛い娘さんはフランス娘だそうです。ジョーイに乗馬し「やっほーい」とぱからんぱからんしてたらどっこい!兵隊さんに囲まれて、おじいちゃんは向こうの川岸だからどうすればいいかガクブルでそのシーンで娘が犯されはしないかとドキドキしてしまってキャラメルポップコーンこぼれちったよ。
アルが戦地に行った場所はどこ?ってなったけどいちいち吹き替えてらんないよね。毒ガスで目が見えなくなっても最後には治ってんだ?治って良かったね、続編の妄想しちゃうけど、奇跡の馬ジョーイを探しに来たフランス娘のじいちゃんと、また運命の出逢いして、アルと結婚してめでたしめでたしにならんかな。一生をかけてこの映画について考えて行きたい作品です。また見ますわ。