「最高の「興奮」!」リアル・スティール 凡打さんの映画レビュー(感想・評価)
最高の「興奮」!
最初はあまり期待せず見たのですが、素晴らしい出来でした。
ロボットのボクシングということで、幼稚な表現になりがちなこの題目を、カウンターカルチャーやギャンブルといったものを取り入れることで大人でも楽しめる、「しぶさ」がにじみでています。
ロボットもただカッコイイわけではなく、キズやホコリといった細部までキチンと表現されていて、本物のようです。
脚本も素晴らしく、無駄な部分が一切ありません。
バックボーンに「親子愛」をおき、登場人物たちの心理描写も分かりやすく、しっかりと感情移入できました。
肝心の闘うシーンですが、ロボットの動きがリアルで面白く、なおかつしっかりと「ボクシング」の試合になっているので、目を奪われ、手に汗握ること必至です。
最後の「引き」まで完璧な、僕の中で今年一の作品でした!
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