「エクソシストがハンニバル・レクターと化す瞬間(笑)」ザ・ライト エクソシストの真実 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
エクソシストがハンニバル・レクターと化す瞬間(笑)
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信仰心を失った神学生の青年マイケルは、エクソシストの見習いとしてベテランのエクソシスト、ルーカス神父の下に就く事に。
衝撃的な光景を目の当たりにするが、ルーカス神父が悪魔に取り憑かれ…。
映画はドッキリビックリのホラーというより、実在するエクソシストの姿にスポットを当て、その現状と、神への信仰心、悪魔は存在するのか?というシリアスな内容。
“エクソシスト講義”も描かれ、なかなか興味深い。
“エクソシスト講義”はノンフィクションな味わいなのだが、悪魔祓いのシーンは急にフィクション的で、ちぐはぐな印象。
一度信仰心を失ったマイケルが再び信仰心を取り戻すまでのサクセス・ストーリー(?)でもある。
悪魔の存在は嘘か真か、TVの特番の映像を見る限り単純に否定は出来ないが、もし存在したら…?
我々の知らない世界はまだまだある。
ルーカス神父に、アンソニー・ホプキンス。
重厚で知的で、悪魔に取り憑かれてからは凄みたっぷりで、その貫禄、もはやハンニバル・レクターにしか見えなかった(笑)
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