「怖くはなかった。」ザ・ライト エクソシストの真実 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
怖くはなかった。
よ~く見ると、この映画のジャンルは「ドラマ」でした。
ホラーかと思ってた。
と言う訳で、もっと怖いものだと勝手に思っていたけれど、怖くはなかった。
「THE RITE」とは、儀式のこと。
実話を元に作っておられるとのこと。
元祖「エクソシスト」のような、怖さを前面に押し出した作品ではなく、きっとこんなんなんだろうな~と思える内容だった。
私は、キリスト教徒ではないし、信心深いというわけでもない。
≪苦しい時の神頼み≫は、よくお願いするけれど。
そんな私と、若きマイケルの姿が重なり、悪魔が本当にいるとは、すぐには信じられないよね~、なんて同調しながら、話は進んだ。
精神病と悪魔付きとの違い、なんてなかなか見分けられない。
それを見分けるのが、経験なんですね。
「エクソシスト」って、バチカンが認めている、れっきとした神父さんの職業なんですね(そんなことも知らんかった)。
暗く、暗く、深い、深い、そんな映像と、サー・アンソニー・ホプキンスの怪演が、素晴らしかった。
できれば、アンソニーには、ピアノを弾いて欲しかったけれど、この内容では無理ね。
それにしても、一つ空けて隣に座ったバカ女、上映中にも関わらず、喋りっぱなし。
「コワイィ~~」
「ぎゃあ~」
「この人、死ぬんと違う?!」
喋っていない時は、ポップコーンをポリポリポリポリ食べている。
ポリポリ音に腹を立てる気はないけれど、本当に怖かったら、食べ物なんて、のどを通らないんじゃないの~?!
おかげで、あまり楽しめなかった。
コメントする