「向き合うきっかけ」津軽百年食堂 toさんの映画レビュー(感想・評価)
向き合うきっかけ
過去と現在を行き来して、二人を主軸に物語が進む。
東京で一応バルーンアートの手に職を就けた
跡継ぎのせがれが、食堂を営む父親が
事故に遭ってしまい帰郷することになる。
実家の食堂を継ぐかどうか迫られ
今一度考え直すキッカケを得る。
父親と息子のわだかまりを通して
祖母の秘めた過去が明らかになる。
東北新幹線が全線開通を機に
青森をPRするため意味合いもあるのかな。
エンドロールの発起人の欄に
政治家の名がずらりと並んでいて
きな臭い。
青森ののどかな雰囲気がよく表現されていて
演者もみな青森弁での演技でまさに青森を
前面に押し出している。
祖母のために祭りの屋台の出店を決め
やり遂げたことにより
父親が息子の覚悟を認めた
良いシーン。
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