カイジ2 人生奪回ゲームのレビュー・感想・評価
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原作を越えられなかった
マンガのシリーズで最高峰とも言えるこのモンスターパチンコ「沼」
ヤンマガを読んでいて、この話はいつ終わるねん!とツッコミまくりに長かった記憶がある
おそらく大人の事情だったのだろう
それでもおもしろかった
それを実写版として描くには無理があったと否めない
細かく語る事は控えるとして、それだけ原作が濃かったと言う比較論です
藤原竜也を観る映画
ギャンブルの興味深い点は、「もしかしたら…」というリターンへの期待と「今更引けるか!」というリスクへの意地のバランスにあると思う。
リターンが大きい、と言うことはリスクも大きく、一度身を投じたら栄光か破滅の二択しかない。
逆に言えば、既に破滅のリスクから逃れられないと悟った人間は、一発逆転のリターンに賭けることへのハードルが相対的に低くなる、ということだ。
そんな狂気の世界に藤原竜也はよく似合う。思えば彼を一躍有名にした「バトル・ロワイアル」も狂気の世界だった。
藤原竜也が演じると、全てが狂っていく外の世界と、彼の内側に存在する狂気の微妙な温度差のようなものが伝わってくる。
熱狂のなかで一人だけ、別のベクトルを向いているような、そんな感覚だ。
それが映画版「カイジ」の魅力だし、藤原竜也の魅力だと思う。
噂に名高い「沼」攻略だが、原作未読なのであんな方法だとは思わなかった。まさにクレイジー。打つ方も、妨害する方も、「後には引けない!」そんな狂気のマシーン攻略を見せ場に持ってこられる演出がすごい。
ハッキリ言って、他人がパチンコ打ってる姿って、普通は面白くない。映画だから見えてる画面が全然違う事を差し引いても、動きの無い地味なパチンコで山場を作れるとは恐ろしい。
藤原竜也のカイジと対になる狂気を伊勢谷友介の一条が、強かさを香川照之の利根川が、人の良さを生瀬勝久の坂崎が、それぞれ強烈な個性で演じているのを観るのも楽しい。
一応「ファイナルゲーム」の予習のつもりで観たのだが、思ってたより楽しめた。
次は完全オリジナルらしいので、もっと濃いキャラが出てくるのかな~、と妄想してみる。
2時間を超える映画だが、中盤まではイマイチな感じだった。 ガマンして見ていた。 中盤を過ぎて「沼」(賭博場にあるパチンコ台)にチャレンジする頃から だんだんと面白くなってくる。
動画配信で映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」を見た。
劇場公開日:2011年11月5日
2011年製作/133分/G/日本
配給:東宝
藤原竜也
伊勢谷友介
吉高由里子
生瀬勝久
香川照之
松尾スズキ
光石研
嶋田久作
宇梶剛士
原作の一部を読んだことはある。
1作目「カイジ 人生逆転ゲーム」(劇場公開2009年)も見たことがある。
2作目はどうだろうか。
2時間を超える映画だが、中盤まではイマイチな感じだった。
ガマンして見ていた。
中盤を過ぎて「沼」(賭博場にあるパチンコ台)にチャレンジする頃から
だんだんと面白くなってくる。
カイジ(藤原竜也)方と賭博場方(伊勢谷友介)の攻防が意外とエキサイティングだった。
やっと勝負がついたと思ったその後にもひとひねりあった。
次はカイジの3作目を見てみようか。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
展開が早い
チンチロ編短っ!
沼のクオリティ高し。1と比べると大満足の出来。
前作はギャンブルを限定ジャンケン、橋、Eカードの3つにすることで尺が足りず、ひとつひとつのクオリティが大幅に下がってしまっていた。
それに比べて今回はギャンブルを『沼』一つに絞ったことでクオリティを落とさず、原作のネタもほぼ拾っていて大満足。
姫と奴隷・・・?そんなんありましたね。あれはもうちょっとルールを練って欲しかった。
原作とは違うオチも良かった。
あと一条の出自(地下上がり)も原作と違うが映画の方が納得感がある。
1は原作ファンに奨められる内容じゃなかったけど、2は原作ファンが見ても面白いと思います。
一難去ってまた一難
沼映像化
まぁ原作好きなら、出来はどうあれ観るよなぁ…って事で観ました。
実写化すると付いてくるキャラクターの変更、ストーリーの改変などありますが、原作知らなきゃ問題ないレベルだと思います。
でも利根川さん出てきたのはちょっといじりすぎかな…。
キャスト的にはこんなものだろうと思えるメンバーだし、演技力や演出も実写化すればこんな感じだ…と割りきれるのだが…。
ただ沼自体については原作は10巻にも及ぶ内容で有り、羽の破壊や台を傾けるなどの小細工(笑)で沼を攻略する流れをマンガで追った時は気にならなかったのですが、映像で球が自動で打ち出される音、釘に当たって落ちていく音、そして見る間に減っていく球…リアルな形で見せられると凄く矮小なモノに見えてしまった。
しかも不利な状況の進行が早い早い…マンガならゆっくりねっとり行く所を、実写化すると早い。
マンガではねっとりとした解説からの不利をどう突破するのか?が見所であるはずなのだが、ねっとりしてる暇がない。
そう言う意味で、カイジの実写化はエンタメにするしかないのかもしれない。
現在、巷では版権を買ったパチンコメーカーがカイジをパチンコにしてシリーズ化、帝愛の如く稼いでいる。
パチンコ台の確率を公表しているスペックと変えていたり、パチンコユーザーからすると「やはりか!(怒)」と言う非難が出たが、帝愛と違って社長が刺されるような警備態勢だった。
ギャンブル依存は恐ろしい。
カイジ2 人生奪回ゲーム
あれ??面白くない
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