劇場公開日 2011年11月5日

「沼映像化」カイジ2 人生奪回ゲーム うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0沼映像化

2020年9月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

単純

まぁ原作好きなら、出来はどうあれ観るよなぁ…って事で観ました。

実写化すると付いてくるキャラクターの変更、ストーリーの改変などありますが、原作知らなきゃ問題ないレベルだと思います。

でも利根川さん出てきたのはちょっといじりすぎかな…。
キャスト的にはこんなものだろうと思えるメンバーだし、演技力や演出も実写化すればこんな感じだ…と割りきれるのだが…。

ただ沼自体については原作は10巻にも及ぶ内容で有り、羽の破壊や台を傾けるなどの小細工(笑)で沼を攻略する流れをマンガで追った時は気にならなかったのですが、映像で球が自動で打ち出される音、釘に当たって落ちていく音、そして見る間に減っていく球…リアルな形で見せられると凄く矮小なモノに見えてしまった。
しかも不利な状況の進行が早い早い…マンガならゆっくりねっとり行く所を、実写化すると早い。

マンガではねっとりとした解説からの不利をどう突破するのか?が見所であるはずなのだが、ねっとりしてる暇がない。
そう言う意味で、カイジの実写化はエンタメにするしかないのかもしれない。

現在、巷では版権を買ったパチンコメーカーがカイジをパチンコにしてシリーズ化、帝愛の如く稼いでいる。
パチンコ台の確率を公表しているスペックと変えていたり、パチンコユーザーからすると「やはりか!(怒)」と言う非難が出たが、帝愛と違って社長が刺されるような警備態勢だった。

ギャンブル依存は恐ろしい。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)