「織田さん好きなので鑑賞」アンダルシア 女神の報復 れっどべるべっどケーキさんの映画レビュー(感想・評価)
織田さん好きなので鑑賞
おもしろかったです。
織田裕二さんといえば青島くん。
織田裕二さんの演技力の高さを再認識しました。
代表作があまりにも人気になると「どの作品で演じていても全部演技が同じ」と言われがちかもしれませんが、黒田康作は青島俊作と全く違う人。青島くんが透けることはありませんでした。雰囲気すら全く異なり織田裕二さんはすごいなと。
📚ストーリー
大体観ながら推測できるので良い意味でシンプルな脚本かなと思いました。
ほらやっぱりね。というよりは期待していた展開がそのままストーリーになっている感じ。個人的にはとても好きでした。
🌆黒田さんと結花さん
あの絶妙な大人の恋愛に発展するかしないかの境目な感じ。観ていてとても素敵でした。かと思いきや実は、、、みたいなところも好きです。織田さんのカリスマイメージが爆上がりしました。
🔥大規模なセットと迫力のアクション
お金はどれくらいかかったのだろう笑
アクションシーンがすごい。
日本の映画?と思う場面もいくつかあって映画館で見ても楽しめる作品。織田裕二さんのアクションシーンも見れて大満足。自分の武器はここぞという時に残しておく。勉強になったなー。
あと、アンダルシア、綺麗でした。普通に旅行で行きたい。
ただ↓
🐈これでは猫も通れない
どちらかというとミスかな。
車が道を塞いでいて通れないという表現を「これでは猫も通れない」と表していますが、これが2回出てくるんですよね。しかもかなり短いスパンで出てくるもんだから多分ここに気づいた人は少なくないはずです。
調べてたら、別にアンダルシアやフランス語に関して猫が何かしら特別な存在でそれを翻訳に取り入れたかったというのを想像していたのですが、むしろ、「狭い」や「小さい」ことを表す比喩として「猫」を使うことが多いのは日本のほうということでした。
猫の額ほどの庭
猫も通れない程狭い etc
だとしたら、なんか、んー。という感じです。
鼻につく感じ。翻訳さんはちゃんと考えたのかな?汗
一応しっかり練ってるはずですが、そこのところどうなんでしょう。意図がない重複(ちょうふく)はあまり良くない。
📚総評
とても満足な作品でした。これが日本の映画となるとエンターテイメントととしては◎と思います。
役者さん達の演技も申し分ない、物語もシンプルでわかりやすい、アクションシーンかっこいい、迫力のあるロケ地とシーン、役者陣の個性が活かされた設定。良かったです。
とは言っても、
織田裕二さん、伊藤英明さん、谷原章介さん、福山雅治さん、大杉漣さん
もう役者が豪華すぎて当時のフジテレビはイケイケだったな。
