あしたのパスタはアルデンテのレビュー・感想・評価
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いつまでも聞いていたい『五万粒の涙』
ラストのおばあさまの行動が理解不能。なんで、あのタイミングで?
あれがなかったら☆4つなんですが。
私がトンマーゾなら自分を責めてしまう。さすが”歩く爆弾”。
私的には、
ジョージ・クルーニ氏似の主人公
クロエ・グレース・モレッツ嬢似のヒロイン
マギー・スミスさん似のおばあさま
目が離せない。
つい、上記の三人に目を奪われ気味になりますが、家族+そこに絡んでくる人一人一人を、ある人は短いエピソードながらも、さりげなく描いている。
いい味出しているお母さんとおばさんには笑った。本人は真剣なんだけど。
そして、ほとんど、者の数には入らない扱いを受けていた長女(トンマーゾ達の姉)が…という展開には拍手を送りたい。
プラス、つい惚れそうになってしまうマルコ。
一人ひとりの表情がそれぞれ印象的。その場面だけでも釘づけになります。
ちょっと、映像がぐるぐる回って、遊園地のコーヒーカップに乗っている感じで酔いそうになったところもあるけれど…。
トンマーゾの友達の個性がはっきりしていて笑わせてくれた反面、アルパはハンサムガールというようなさわやかな女性ですが、立ち位置≒その想いが今一つぼかされていて勿体ない。
予告で期待したよりコメディではないけれど、反対にマルコとの関係、アルパとの関係とか、ちょっとハラハラドキドキ。同情・友情と愛情の狭間とか、奥深い映画です。
家族全員の生きざまにちょっとずつ触れていて、しかも、それぞれの関係が一方通行ではなくて幾方向にも一つではない想いが溢れかえっているので、明確なメッセージはこれかな?という感じで手ごたえが薄い感もあるけど、パスタのソースみたいにいろんな味がそれぞれの味を出してパスタに絡まっている感じ。なので、味わう度に違う味に気づかされそう。
そんな映画です。
(私的には、原題も面白いけど、原題でいくならもう少しパンチが欲しかったかな。邦題もそう悪くはないと思います。だって、パスタって日々の暮らしって言う意味でしょ?予告からするとアルデンテ=理想?でも、ちょうど好みのアルデンテにはなかなか仕上がらない。レシピ通りゆでたとしても…。一人一人、ソース(環境)によっても”理想”の硬さは違って…。と言うところもかけてあるのかな?ラストのダンスパーティみたいに、皆で暮らしていけたらいいのにね)
大切なものは心にとどまる
家族が集まったときに各々の抱える問題が浮き彫りになる系のストーリーが好きなので鑑賞。
コメディタッチの始まり、ゲイをカミングアウトしようと食卓でグラスまで鳴らしたところで兄に先を越されるというまさかの展開に、大袈裟な音楽がかかってて笑えた。
ゲイの弟と孤独感のある美人の関係が切なかった。恋人のいる弟は一緒に働いて会話して人として彼女に愛情が生まれたが、女は恋愛感情があった。キスされて嬉しそうだった。
「別れはこわくない、大切なものは心にとどまるから」
「つまり忘れられないってこと?そんなのつらい」
確かに…
コミカルなシーンが点々と入っており暗くないのも良かった。クセのある登場人物たちが面白い。海水浴のシーンは楽しくて切なくとても気に入った。
最後は思ってたより感動した。主人公はお祖母さんでもあるのかな。彼女が美人に語った、叶わない愛は終わらない、永遠に続くものよ、てのは少し悲しいしそうなるのは怖い。
イタリア映画を否定する気は無いが‥
ヘタリア?スケッティーノ?
イタリア男子は元来ヘナチョコだ‥。
サムライ】の対極に居る生き物だヽ('ー'#)/
ハリウッドスタンダードでない‥
南地中海/な進行の本作!
ラテンの本懐!と本作に理解を示すか?
意味分からん!と背を向けるか?
このパッケージと邦題は‥↓
●それでも恋するバルセロナ‥や‥
●そんな彼なら捨てちゃえば‥や‥
●ニューヨークアイラブユー‥らを、狙ったんだと思う‥。
実際俺はその路線と思って借りたんだが‥
全然違ったぁぁぁぁ~ヽ('ー`)ノ~
☆評は‥
DVD100円水準にて‥(^-^)
DVD買う度⇒①★
モ、1回見たい度⇒①☆
オススメ度⇒②♪♪
デートで見る度⇒④◎◎◎◎
観る相方o(^o^)o】女子はどういう視点で見るのだろうか?
観た後のお店】とりあえず‥イタリアンな店に直行o(^o^)o
観た後の飲み物】リモンチェッロやフリザンテ‥
‥プロセッコ飲みたくなるね~ヽ('ー`)ノ~
観た後の食べ物】イタリア料理を喰いたい(*^_^*)
昨日見たDVD⇒●銃撃のレクイエム‥で[アメリカ女]嫌いになり‥
俺、●本作で[イタリア女]嫌いになった(ΘoΘ;)
(だが‥
主人公のファッションと美脚‥
ナニヨリ‥
‥ハイヒールが素晴らしかった♪)
食事/ファッション/家具/車‥
‥そして‥靴(*'-^)-☆
イタリア万歳└|∵|┐♪┌|∵|┘
だが‥
映画では、やはりハリウッドに敵わないか???(いや‥
俺個人の好き嫌いの問題か?)
配給会社も‥
モ少しやり方が合ったハズだがな‥?
題材は悪くなかったし‥/脚本や展開も良かった‥
‥が‥
モウ二域欲しかった(-"-;)
父親が知らない秘密を握る観客の優越感が笑いの原動力
予告篇からも分かる通り、実は兄妹揃ってゲイだったというところが笑わせどころ。観客動員のキーポイントもここにある。
ところが本篇を観ると、人はそれぞれに何某かの問題を抱えているもので、人生は思い通りにはならないこともあるのだけれども、自分の道は自分で切り開きなさいというメッセージが核になっている。
そして、このメッセージを伝える役目が主人公のトンマーゾではなく、お祖母ちゃんだというところが、実はこの作品の隠れたもうひとつのキーポイントなのだ。
もちろん、ゲイを取り巻くドタバタとユーモアの可笑しさもある。
保守的な父親がゲイの息子を持った怒り、哀しみ、絶望感に打ちひしがれるのに対し、観客は弟までゲイだという父親の知らない秘密を握っている。この優越感こそが、父親の行動を笑うことができる原動力となる。
突然訪れたトンマーゾの友人たちが、家族にゲイだと悟られないよう四苦八苦する姿にも笑える。
この映画は、ゲイを笑いものにしているのではない。ゲイは個性のひとつだと訴えつつ、それが受け入れられない人の衝動を面白可笑しく描いているのだ。
さて、影の主人公、トンマーゾのお祖母ちゃん。彼女は、いったい過去にどんなことを背負って生きてきたのか? 残り少ない人生を、自分のためにいったいどう生きるのか? それは観てのお楽しみ。
トンマーゾに気がありそうな美人で共同経営者のアルバ。彼女が映画の冒頭でやらかす行動は、その後の展開にはなんの意味も持たず意味不明。
エンディングも、家族の絆と互いを尊重しつつ自分らしさを取り戻す、という意味合いは分かるのだが、なにかしゃきっとしないもどかしさを感じる。
登場人物は、皆、明るく振る舞っているのだが、煮え切らないものを持ったままという終わり方が性に合わない。
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