「どちらでもいい作品、見ても見なくても」東京家族 トコマトマトさんの映画レビュー(感想・評価)
どちらでもいい作品、見ても見なくても
2月22日、楽天地シネマで鑑賞。
山田洋二監督が、この現代に、小津調の映画をどんな形で残そうというのか。
結果的には、すべてが予定調和的で、それ以上のものはない。
「東京物語」というほぼ永遠に残る作品がある以上、本作がそれに近づこうとしてもまったく及ばないのは明明白白。
もちろん、それなりの完成度がある作品なので、見て損する、とは言わない。
しかし、見ても見なくてもいい作品であることは間違いない。
そのどちらでもある、という意味では、わざわざ見るほどのものではない。よって、評価は上記のとおり。
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