「じんときました。」東京家族 akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
じんときました。
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松竹。まさにタイトルどおりの内容。小津安二郎の東京物語をオマージュした作風。
シュージ。わたしには彼のキャラクターがすごくわかる。この作品のなかでは、少し浮いた存在のシュージではあるが、平成版の寅さんのような感じもしなくはない。
西村雅彦が長男で、東京郊外に開業した町医者。奥さんが夏川結衣で、この夫婦が悪くない。子どもが男の子が二人いる。中嶋朋子が町の美容室を経営する奥さん。林家正蔵が旦那で、この夫婦もいい。末っ子が舞台美術(大道具)をやっているフリーターのようなシュージ。妻夫木聡。中盤にきて蒼井優が登場するのだが、彼女がでてきてからが物語的にはぐっとよくなる。
老夫婦は、橋爪功と吉行和子。二人は離島から出てきた。息子や娘たちも離島の出身者たちだ。
全体的にコメディ要素の多い作劇ではあるが、後半では泣かせる。
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