「【”落語家は辛いよ!”落語家に弟子入りした青年が経験する、落語界の日常を描いた人情あるドラマ。】」落語物語 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”落語家は辛いよ!”落語家に弟子入りした青年が経験する、落語界の日常を描いた人情あるドラマ。】
■おとなしく小心者の若者・真人(柳家わさび)は、たまたま寄席で見た落語に心を惹かれ、落語家・今戸家小六(ピエール瀧)のもとを訪れる。
小六のしっかり者の女房・葵(田畑智子)にも助けられ、見事内弟子となった真人。
“今戸家小春”の芸名ももらい、いざ前座デビューへの一歩を踏み出すのだが、緊張しすぎて上手く喋れずに”勉強してきます”と舞台を降りてしまう。
◆感想
・落語家を描いた映画は少ないと思うのだが、そういう意味では貴重な作品だと思う。
・今戸家小春が、弟子として落語を頑張る姿がもう少し描かれていたり、弟子の大変さがもう少し描かれていれば良かったかな、とは思ったかな。
立川談春の「赤めだか」や立川志らくの「雨ン中の、らくだ」という、とんでもなく面白い立川談志にまつわる話を読んでいたせいかもしれないかな。
<けれども、小六の女房、葵を演じた田畑智子さんと、小六を演じたピエール瀧の夫婦掛け合いは面白かったな。
それにしても、柳家わさびさんって、もう真打なんだよねえ。
最後の落語のシーンはナカナカでしたよ。>
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