劇場公開日 2011年7月16日

「何故、人気俳優が吹き替えをするのだろう?」コクリコ坂から mammieさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0何故、人気俳優が吹き替えをするのだろう?

2011年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

宮崎吾朗監督、2作目の長編アニメです。

物語は~

1963年、東京オリンピックの前年

まだ戦争の影を引きずりながらも、高度成長期に入り

日本人が元気だった時代の横浜が舞台。

主人公、小松崎 海の恋模様を中心に

当時の高校生たちの様子が、活き活きと描かれていきます。

TVCMを観て、「暗い映画なのかなぁ」と

思いながら観始めると~

手嶌 葵の歌う“朝ごはんの歌”とともに

なんだかとっても明るい雰囲気~

家族構成や家庭環境などが、冒頭からスッキリは解らなくて

だんだんと明らかになっていく展開は

ちょっとワクワクしましたよ。

海が恋におちる相手、風間 俊くんが

なかなかカッコ良くて、ニンマリしちゃいます。

TVCMで、彼が「自分たちは兄妹だ。」と告白するシーンがあるけど

昼メロのようなドロドロな状況にはならないので、ご安心を~

まぁ、とにかく高校生たちが、とってもキラキラしています。

全学連とか・・・

元気いっぱいだったのね。当時の若者たちはっ!て感じ~。

ガリ版印刷っ!懐かしかったです。

私たちはガリ版を刷るって言っていたけど

映画はガリ版をきるって言ってました。

あぶら紙みたいな用紙に鉄筆で文字を書くの。

難しかったけど、私は好きでした。

小学校5年の時、ボールペン原紙が登場するまでガリ版でしたもん。

こんな超!!アナログな世の中。自分の子どもたちが観たら

どんな感想をもつのかしら?

な~んてチョット知りたくなりました。

宮崎吾朗監督、1作目の“ゲド戦記”が

私の中で、おいおいっ!て出来だったので心配でしたが・・

“コクリコ坂から”星は~2つです。

キビシイかな?

吹き替えに声優さんを多用してくれたら

3つだったかもデス。

mammie