「何故、人気俳優が吹き替えをするのだろう?」コクリコ坂から mammieさんの映画レビュー(感想・評価)
何故、人気俳優が吹き替えをするのだろう?
宮崎吾朗監督、2作目の長編アニメです。
物語は~
1963年、東京オリンピックの前年
まだ戦争の影を引きずりながらも、高度成長期に入り
日本人が元気だった時代の横浜が舞台。
主人公、小松崎 海の恋模様を中心に
当時の高校生たちの様子が、活き活きと描かれていきます。
TVCMを観て、「暗い映画なのかなぁ」と
思いながら観始めると~
手嶌 葵の歌う“朝ごはんの歌”とともに
なんだかとっても明るい雰囲気~
家族構成や家庭環境などが、冒頭からスッキリは解らなくて
だんだんと明らかになっていく展開は
ちょっとワクワクしましたよ。
海が恋におちる相手、風間 俊くんが
なかなかカッコ良くて、ニンマリしちゃいます。
TVCMで、彼が「自分たちは兄妹だ。」と告白するシーンがあるけど
昼メロのようなドロドロな状況にはならないので、ご安心を~
まぁ、とにかく高校生たちが、とってもキラキラしています。
全学連とか・・・
元気いっぱいだったのね。当時の若者たちはっ!て感じ~。
ガリ版印刷っ!懐かしかったです。
私たちはガリ版を刷るって言っていたけど
映画はガリ版をきるって言ってました。
あぶら紙みたいな用紙に鉄筆で文字を書くの。
難しかったけど、私は好きでした。
小学校5年の時、ボールペン原紙が登場するまでガリ版でしたもん。
こんな超!!アナログな世の中。自分の子どもたちが観たら
どんな感想をもつのかしら?
な~んてチョット知りたくなりました。
宮崎吾朗監督、1作目の“ゲド戦記”が
私の中で、おいおいっ!て出来だったので心配でしたが・・
“コクリコ坂から”星は~2つです。
キビシイかな?
吹き替えに声優さんを多用してくれたら
3つだったかもデス。
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