「冬ソナ」コクリコ坂から kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
冬ソナ
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高度成長時代における文化的背景。そして、高校での学生運動の集会など、どちらかというと回顧主義に近いものが感じられる。当然吾朗監督には学生運動の経験はないわけで、もしや、また父上に媚を売るかのような精神で作ってしまったんじゃないか?それとも、むしろ高畑勲に対してか?とも感じてしまう。
安っぽいメロドラマだ!という台詞もあったが、実は2人は兄妹だったなんて・・・しかも、母親がアメリカから帰ってきて、その秘密が明かされる。兄妹じゃなくて、親友の息子だった!ややこしいけど、澤村という彼女の父親が親友立花の息子を養子縁組してしまって、それを風間に託したという事実。まぁ、『冬のソナタ』の世界のようにドロドロじゃなく、さわやかにエンディングを迎えたけどね。ジブリらしく。
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asicaさんのコメント
2020年3月3日
二人の関係は憧れますよね。あんな男前と清廉な彼女のカップル。
今気づいたんですが、私はその後の彼らの皺皺と白髪もしくは薄毛が目に見えてしまったのもいけなかったのかもしれません。