劇場公開日 2025年12月20日

ポンヌフの恋人のレビュー・感想・評価

全39件中、1~20件目を表示

5.0欠損を抱えて

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他

泣ける

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まぬままおま

4.0【”治らないモノはない、そして、まどろめ巴里よ!”今作は様々な理由で社会的常識、範疇、規範から外れた、工事中の”新しい橋”ポンヌフで暮らす若き男女の、絶望、困惑からの微かなる再生を描いた作品である。】

2026年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■不眠症の大道芸人・アレックス(ドニ・ラヴァン)は、睡眠薬を打ったのだろうか、夜のパリの町をフラフラと歩きつつ歩道に倒れ込み、車に片足をひかれてしまう。そこに通りかかった左目に疾病を持ち、失恋も重なり人生に絶望し、家出放浪中の画学生・ミシェル(ジュリエット・ビノシュ)。
 二人はやがて工事中の”新しい橋”ポンヌフで共に奇妙な生活を始めるのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は、数々の視覚に訴えかける”火もしくは灯”のシーンが印象的な作品である。

 1.フランス革命、200年祭りを祝う花火が、セーヌ川上に次々に打ち上がるシーン。

 2.大道芸人アレックスが、次々に口からガソリンを吹き、火を吐くシーン。

 3.恋に落ちたアレックスがボートを盗み、ミシェルがそのボートに引かれて、ナント!セーヌ川で水上スキーをするシーン。

 4.アレックスが、地下道でミシェルの裕福な親が彼女の目が治る事を書いた捜索願のポスターに、次々に火を放って行くシーン。

ー そんな、二人が住む”新しい橋”ポンヌフを優しく照らす、サマリテーヌ百貨店の仄明るい電飾・・。-

・橋には、彼らの他に、娘を亡くした事で、妻が浮浪者になり家族を失った、アレックスに睡眠薬注射を提供する老人ハンス(クラウス=ミヒャエル・グリューバー)も住んでいる。彼はミシェルに冷たいが、真意は”こんなところに居てはいけない。”という事が、途中で語られるのである。

・アレックスは、ミシェルが居なくなった事で、自暴自棄になり、ポスターに火を放った後に、車に放火した事で死者を出し警察に拘留される。
 そして、2年後。目が治ったミシェルはアレックスに会いに来るのである。
 二人は”修復された””新しい橋”ポンヌフの上で、且つてのように戯れるが、アレックスは、ミシェルを抱えて川に飛び込むのである。
ー このシーンは、イロイロと解釈が出来るであろう。何しろ、監督が数バージョン、用意していたそうであるから・・、である。-

・水中でもがく二人。
 漸く水面に顔を出した二人は航行する船に助けられ、船の舳先に二人で身を寄せて、”まどろめ巴里よ!”と叫びつつ、新しい土地ル・アーブルに向かうのである。

<今作は、様々な理由で社会的常識、範疇、規範から外れた工事中の”新しい橋”ポンヌフで暮らす若き男女の、絶望、困惑からの微かなる再生を描いた作品なのである。>

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NOBU

3.5面白かった

2026年1月3日
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鑑賞方法:映画館

封切り時以来30数年ぶりに見た。当時はベッソン、べネックス、カラックスでヌーベル・ヌーベルバーグなんて言われていた気がする。
フランス映画で若い人の恋愛模様が描かれる場合、恋愛にトチ狂って理解し難い行動に走る登場人物の心理についていけず、置いてきぼりを喰らう確率が高い。本作もそのパターンで、若さゆえの視野の狭さと、闇雲なエネルギーの炸裂度合いが非常に激しく、快不快を超えて突き付けてくる迫力が凄い。
登場人物は3人だけで、じいさんルンペンの扱いが余りに可哀想過ぎる。一方、ドニ・ラヴァンの身体能力が色んな意味で凄い。

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どんぐり

4.0ハッピーエンドなわけない

2026年1月2日
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鑑賞方法:映画館
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minavo

3.5橋から出られない二人

2026年1月2日
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鑑賞方法:映画館

最近鑑賞したレオス・カラックス監督の『汚れた血』に続き、同監督作『ポンヌフの恋人』が4Kリマスターで上映されるということで劇場に足を運びました。

本作は、明確に「逃亡の映画」だと思います。
社会から、人生から、他者から、そして自分自身から逃げ続ける男・アレックスの物語です。ポンヌフ橋という場所は、家でも社会でもなく、宙吊りの避難所のような空間であり、彼にとっての閉じた逃避領域として描かれています。

しかし、逃亡という行為には本来、どこかで葛藤が生じるはずです。
逃げている自分を、もう一人の自分が見てしまう。そうした自己客観視や倫理的な引っかかりは、人間であれば避けられないものだと思います。本作では酒や睡眠薬による自己破壊的な行動は描かれますが、それらは自己反省から来る苦悩というより、「自分を見てしまう視点」そのものを遮断するための手段として映りました。

主人公アレックスの造形にも、強い違和感を覚えました。
彼は身体性や衝動性が前面に出た人物として描かれ、自己を二重化し、自分自身を客観的に見つめる視線が、構造的に欠けているように感じられます。これは役者の力量の問題ではなく、監督があえてそのような人物像を選び取っているように思えました。

つまり本作では、監督自身が踏み込みたくない領域――
「逃げている自分を見てしまう視点」
「自己欺瞞を自覚してしまう瞬間」
そこを構造的に封鎖するために、この主人公像が選ばれているように感じられたのです。意図的だったのか無意識だったのかは分かりませんが、「見えそうなところまで行きながら、あえて見ない」という選択がなされている。その点にどうしても引っかかりが残りました。

ミシェルとの関係性も同様です。
一見すると献身的な愛の物語のようでいて、実際にはアレックスもミシェルも、相手を思いやっているように振る舞いながら、自分の孤独を埋めるために相手を利用している関係に見えました。ミシェル自身が「本当の意味で愛していたわけではない」と明かす場面は、この関係の空虚さを端的に示していると思います。

終盤、二人がセーヌ川に落ち、救われたかのように描かれるエンディングにも違和感が残りました。
現実的には極めて不自然で、むしろ「本当は死んでいるのに、救済が与えられたように見せている」幻想的な結末に感じられます。それは観客のためというより、監督自身がその先に耐えられなかった結果なのではないかと思いました。

例えば『炎628』や『愛の嵐』のように、人間が見たくない自分自身の暗部を強制的に突きつけ、観る側の倫理をノンフィクションとして侵入させてくる映画があります。本作はそこへ至る入口までは辿り着いていながら、最後の一線を越えなかった。そのため、外部の視点が入り込まない閉鎖系の物語として完結してしまったように感じました。

決して駄作ではありません。
時代背景や制作状況を考えれば、ここまで到達したこと自体が驚異的だとも思います。ただ、自分にとっては「突き抜けきれなかった映画」「見ないという防衛を抱えたまま終わった映画」という印象が残りました。

だからこそ、前作『汚れた血』では感じなかった違和感を、本作では強く覚えたのだと思います。

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neonrg

4.5「どん底にいたホームレスの二人が愛し合いつかんだ未来」

2025年12月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

癒される

 この映画を製作しているときから伝説になっていたみたいです。南仏ランサルダにポンヌフ橋のオープンセットが建てられそこで撮影されたからです。

 1991年製作で公開当時タイムリーに映画館では見ていないです。レンタルビデオで借りて、その後DVDを購入し3回見て、今回初めて映画館の大きなスクリーンでやっと見ることができました。

 レンタルビデオで見たときは、正直あまりいい映画ではないと思っていました。フランス映画特有の恋愛もののベタさについていけなかったのです。しかしDVDを購入した50代にはストーリー中心に見るのではなく、レオス・カラックスの映像にこだわり観ていると様々な美しさに魅了されてしまいました。この映画は最初から最後まで運動し続けているのです。そのことに気付くと一層映画を楽しめます。

 ホームレスで閉鎖されているポンヌフ橋に住んでいるアレックス(ドニ・ラヴァン)は、ふと見るとポンヌフ橋の一角に女性が寝ているのを見つけます。その女性は失明の危機にあり人生を諦めた絵描きのミシェル(ジュリエット・ビノシュ)でありました。アレックスはホームレスの主ハンス(クラウス=ミヒャエル・グリューバー)に懇願し何日か彼女をポンヌフ橋に留めることに成功しました。

 ポンヌフ橋でお互いホームレスに身を落としながらも、二人はどん底で支え合いながら、二人でいること、孤独ではない喜びを全身で表現しています。特にアレックスは、ミシェルに一目ぼれしますが、言えません。夜のシーンが大半であり、暗い闇の世界に覆われていますが、夜空に花火が舞い、爆竹が炸裂する中二人が疾走しながらのダンスシーンは圧巻でした。二人のスピード感、カメラワークのスピード感がマッチします。そしてセーヌ川での水上スキーのスピード感。スキーに乗っているミシェルが右に左に大きく振れる不安定さは、喜悦の中にもホームレスという二人の暮らしぶりを描写する見事な演出です。特にドニ・ラヴァンの身体能力の高さには驚愕しかありません。彼が走る・飛ぶ・跳ねる姿にそのときのアレックスの感情が凝縮されています。ミシェルもアレックスに徐々に惹かれていきます。そして二人で一生一緒にいることを誓いあうのでした。

 しかし失明の危機に瀕していたミシェルに朗報が届きます。そして彼女はポンヌフ橋から姿を消します。その前のアレックスが彼女に知られたくないという行動は懸命で何としても彼女をポンヌフ橋に引き留めようとする姿が胸を打ちます。

 別れて数年後、二人は改装されたポンヌフ橋で再会します。雪の中ポンヌフ橋のたもとで抱き合う二人の姿は、映画史に残る名シーンと言っても過言ではないでしょう。ラストシーンにかけてのストーリーは、二人のまさに運命を象徴するもので感動的でありました。

 レオス・カラックスの魔法に彩られた2時間の映像は、完成した後何年も語り継がれるまさに伝説たりえる映画になったのです。「汚れた血」やカラックスの旧作がまた映画館で上映されます。はじめましての方も、お久しぶりの方も、もう一度映画館でカラックスの魔法を大きなスクリーンで堪能しましょう。

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かな

5.0現代(いま)について考えてしまったIt made me think about the present.

2025年12月30日
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悲しい

幸せ

驚く

全く予備知識なしで鑑賞。

日本上映時の92年3月は大学生だった。
映画はこの時も好きだったけれど、
インターネットはなく
映画の情報は新聞の情報欄か雑誌、
テレビのCMくらい。
他の人はどうやってこの映画に辿り着いたんだろう?

閑話休題。

初っ端で、一体何が始まるんだ?
と横っ面を引っ叩かれる。

91年当時の格差を
主人公の立場、扱われ方を
ヒロインとの出会いを
初めのわずかな時間で見せる。
こんなの観た事ない。

ただ、その始まりから刻まれる物語は
人と人との関係が深まる様を
工事中のポンヌフ橋の上で
パリの街中、地下鉄で
丁寧に見せていく。

どこか不足を抱えたもの同士が
惹かれていく。
同時に橋の上の物語も動き出す。

萌芽、成長、そして破綻、再会。

社会の底辺に居て
人の道から外れた時でも
その二人を美しく魅せた。

恋人ミシェルを失う焦りから
アレックスの起こす行動は、
絶対ダメだけれど、
彼にはその方法しかなかったのは
【理解は】できる。

そんな焦りから、自分自身は
ずいぶん遠くにきてしまったなあ
と少し考えた。

こういう
ある時を切り取ってみせた映画を見ると
懐かしいと同時に、
現在は本当に大丈なのか?
と考えてしまう。

何も知らないまま観ても
良かったと思える映画でした。

公開当時の大学生の自分と話ができるなら
「理解できなくてもいい、観てみなよ」
と言うかな。

I watched it with absolutely no prior knowledge.

When it was released in Japan in March 1992, I was a university student.
I already loved movies back then, but there was no internet.
Information about films came only from newspaper listings, magazines,
or TV commercials.
I sometimes wonder: how did other people find their way to this film?

That aside.

Right from the opening, you’re struck with the feeling:
What on earth is starting here?
It hits you hard, out of nowhere.

In just a brief span of time, the film shows the social disparities of 1991
through the protagonist’s position, how he is treated,
and his encounter with the heroine.
I’d never seen anything like it.

From that startling beginning, the story carefully traces
how relationships between people deepen—
on the under-construction Pont Neuf,
through the streets of Paris,
and in the subway.

Two people, each lacking something, are drawn to one another.
At the same time, the story unfolding on the bridge begins to move as well.

Budding, growth, collapse, and reunion.

Even when they are at the bottom of society,
even when they have strayed from the proper path,
the film still presents the two of them as beautiful.

The actions Alex takes, driven by the fear of losing his lover Michèle,
are absolutely wrong—
but I can understand why, for him, there was no other way.

Thinking about that kind of desperation,
I found myself reflecting that I’ve come a long way from it—
quite far, in fact.

When I watch films that cut out and present
a single slice of time like this,
I feel both nostalgia
and a nagging question:
Is the present really okay?

It’s a film that feels worthwhile even when you go in knowing nothing at all.

If I could talk to my university-student self at the time of its release,
I think I’d say:
“You don’t have to understand it. Just watch it.”

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新米エヴァンゲリスト

4.0ずっと気になっていたので映画館で初鑑賞。 絶望と孤独の暗闇の中で見...

2025年12月29日
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鑑賞方法:映画館

ずっと気になっていたので映画館で初鑑賞。
絶望と孤独の暗闇の中で見た、たった一つの鮮烈な光のような恋に狂う様が生々しく痛々しく描かれていて強烈だった。
身勝手で衝動的で破滅的で、これを愛と呼ぶのは躊躇われるし共感もできないけど、プリミティブな恋愛感情ってこういうものだったかもとも思う。

花火のシーンの躍動感と高揚感は凄かったし、印象的なシーンも沢山あって、これは映画館で観られて良かった。
でも私のための映画ではなかったな。10代の頃に観ていたらまた違ったかもしれない。

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るか吉

5.0空は白い だが雲は黒い

2025年12月28日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

ドキドキ

10代の時に鑑賞して以来、大好きになった作品でリバイバル上映の度に劇場に足を運んでいます。

生まれながらに様々なハンデキャップを抱えている路上生活者アレックス。ミシェルとは、育った環境も住む世界も明らかに違う様に見える。だから、ふたりは本来であれば出会うことも恋に落ちることもなかったはず。

たけど、ミシェルに失明の危機が訪れたからこそ、ふたりはお互いの持つ喪失感を感じ取って、路上で惹かれあった。ふたりは、お互いの喪失を埋めるようにポンヌフ橋の上で寄り添った。

“20世紀最高の恋愛映画”

恋は、切ない。
恋は、寂しい。
恋は、儚い。
なぜなら、恋は喜びと同時に喪失を伴うから。
自分の身体を失うような痛みを伴うから。

中年になってから若い頃の恋愛を振り返ると、美味しいレストランもオシャレな洋服も高級なホテルも必要なかったのかもしれない。

花火の中で踊り狂って、海辺を疾走して、雪の中で大笑いして、川に飛び込んで、船の先端で両手を広げて叫んだりして。ふたりの身体と感性が全てなんだ。

レオスの青臭い熱情が、懐かしくもあり、とても嬉しくて、幕が下りてもずっと席を立ちたくなかった。

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ミカ

3.0世界一おしゃれなホームレス映画

2025年12月27日
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鑑賞方法:映画館

映画館でリバイバル上映を鑑賞。
花火シーンは圧巻でした。
CGがない時代だからこそのリアルな重量感が味わえました。
ストーリーはめちゃくちゃ。でもアート映画だから許せる感じ。

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masa

5.01991年。レオス・カラックス監督。真夜中に道路をふらつく男は車に...

2025年12月26日
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鑑賞方法:映画館

1991年。レオス・カラックス監督。真夜中に道路をふらつく男は車に足をひかれたところを警察に保護される。ホームレスとして修理中の橋(ポンヌフ)で暮らす男は施設を抜け出して橋へ。すると、そこには片目にパッチをつけた見知らぬ女がいて、どうやら女は男の事故を目撃していたらしい。女がその時の男を描いた絵を見た瞬間から、男は女に惹かれていき、、、という話。

修理中の橋の上で、足の悪い自己に閉じこもりがちな男と、目の悪い過去の男を忘れられない女が、徐々に距離を詰めて恋に落ちていく。革命祭のさ中にはじける革命的な恋。そして、別れ。数年後、修理が終わった橋の上で、足が治った男と目が治った女が再開するのだが、事情が変わった二人がたどる道行きこそ、革命の続行、恋の延命にほかならない。ルアーブルへ!

ラストシーンを見ていると「タイタニック」よりも前に公開された映画で本当によかったと思わずにはいられない。

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文字読み

4.0理屈抜きで愛し合えることを羨ましいとも思える

2025年12月26日
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鑑賞方法:映画館

人の交わりから理屈を抜くのはなかなか出来ない。
人生の中でもそれは一瞬のことで、振り返って気づくこと。
焦がれても届かない。こちらにありながら彼岸である。
そういう世界を描いてるんだな。たぶん。

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ドラゴンミズホ

2.0あの頃散々もてはやされてたヤツ

2025年12月24日
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鑑賞方法:映画館

公開当時は見てないともぐりと
言われかねない界隈にいたので鑑賞したはずだけど
思い出せない作品。 ゆえに鑑賞。

パンフやポスターになっていた映えるシーンは
続くけど”恋する気持ち”に共感できず残念
これはミシェルに利用されただけだよ。
きっと眼科医の元に戻るわな

ジュリエット・ビノシュよりジュリー・デルピーの方が好きです。

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ジャム太

4.5橋に戻りたい = 現実を見ないふりして夢に生きる

2025年12月23日
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誰かが君を愛してる

空は白い、雲は黒い。フランス革命から200年後の荒廃した街角、閉ざされた狭い世界で出逢った自暴自棄なホームレスふたり、互いにはポンヌフしかない。相手が幸せになるのを拒み、邪魔をして、自分だけを見続けるように仕向ける。わざと落ち続けて、果てまでも逃げる。どこまでも行ける。出ていけ。眠りたい。夢に見た人に朝電話をかけたらもっと幸せに生きられるのに。抱きしめてくれ。橋に戻ろう。
己を傷つけてはワインを開ける大酒飲みの自己憐憫泥酔。酩酊状態で一種のドラッグ描写のように、周囲より2人が小さくなっているカットがあったけど、それは美術館に潜入するカットでも感じられた(こっちは恐らくリアルなサイズ感だが)。
ジュリエット・ビノシュ ✕ ドニ・ラヴァン =『汚れた血』コンビの体当たりな熱演にレオス・カラックスの大胆かつ狂気じみた演出、そして目を見張る撮影に編集。クセがありながら、そうした確固とした個性ある語り口を味方にして観客を惹きつけてやまない、力強く魅惑的な作品。毎シーン毎カット力強く、全編印象的な名シーンに彩られているけど、特に花火の降るなかでの橋のシーンからの水上スキーの流れは圧巻。画も音もすごくて魅了されてしまう!!

あなたのことを愛してなかった、
私のことは忘れて

P.S. 斜め前の女性が"タイタニック"ラストカットで余韻もへったくれもなくスマホ触り出したけど、どうにか画面黒落ちするまで我慢した。注意したら全く悪びれることもなく「これ落としましたよ」って渡されたくらいのテンションだった。絶対にいつもスマホ触っている常習犯だな。で、注意されなかったらラッキー、注意されたらそのときだけ片付ける…みたいなやり方でやっていそう。マジ許せん。
アレックス三部作のDVD-BOXを持っているくらい好きだけど、久しぶりに観た。映画館で観られてよかった。

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とぽとぽ

4.5橋の下には絶望した若者が懸命に生きている すっごい恋愛映画

2025年12月23日
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人生に絶望しながら懸命に自分の存在を身体を使い生きているサマが良く描かれているなぁ〜。命知らずの恋愛って狂気かも知れないけど純粋で素敵だなぁ。「汚れた血」でも思うが、ショートカットのジュリエット・ビノシュはとてもCUTEです!カラックスももうこれ以上の作品はないだろう・・と思ったら「ポーラX」のこれまた凄い作品を作っちゃうし!何かすっごいエネルギーを感じられました!秀作です!

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momo

原題は "新橋の恋人たち"

2025年12月22日
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鑑賞方法:映画館

東京 渋谷 ユーロスペースで レオス・カラックス監督『ポンヌフの恋人』鑑賞。彼氏の方が偏執的というか独占欲が強いというかで、ダメじゃんなのだが、目を見開いて愛を意識した女(ジュリエット・ビノシュ)と恋に盲目の男(ドニ・ラヴァン)。ふたりの気持ちが一瞬の花火のように煌めいていた。#88

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はにわさん in 2026

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年11月30日
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鑑賞方法:DVD/BD
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未来

4.0名作というより、名シーン

2024年7月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

片目の視力を失うという不自由を抱えたことからホームレスになるも自由に向かって行動的なミシェル。
完全なるホームレスであり常に自由になることを拒むかのように現状を維持しようとするアレックス。
この2人を対象的に描きながら恋におちていく様を描いた作品。

よく言われる通り、この対比の中でアレックスが明確な意識の変化もなく唐突なハッピーエンドに向かうのには納得感が薄かった。どうせハッピーエンドにするなら眼科医との思わせぶりなシーンは要らなかったし、アレックスがまたキレ癖を見せる必要もなかったと思う。酒場の男たちの笑い話を踏襲するかのようにスッキリとハッピーエンドに向かってくれれば良かったのになと感じた。

しかし、それでも中盤まではラブストーリーとして楽しく見れた。
そして月並みだがやはり花火のシーンは素晴らしかった。入り混じる音楽と、徐々に近づいていく泥酔した2人の様は映画史上に残る名シーンだったと思う。ラストが気に入らなくても、このシーンとその前後のストーリーだけで高得点がつけられるように思う。
これがセットで撮影されたという裏話は、このシーンをむしろより衝撃的な印象に変えた気がする。

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wutang

2.0わき毛

2022年9月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

自分が高校生の頃の1990年代にケーブルテレビで頻繁に放送されてまして、それで何度か視聴し数十年振りにDVDで観ました。

思ったより退屈でした。この監督さんの作品も当時はレンタルビデオでボーイ・ミーツ・ガールから最新作まで借りて観てたけど、記憶に残ってるのは汚れた血でバイクで2ケツしてるジュリー・デルピーが格好良く、透き通る白い肌と美少女な容姿に10代の自分には天使かなにかに思え、一瞬で目がハートになりそこだけ今も憶えてるって感じです。

ジュリエット・ビノシュさんは美人さんなんだけど、わき毛びっしりでそれ見せられたらもう内容なんかすっ飛んでそれしか記憶にない状態になってしまいます。

高校生当時ファッション雑誌のスタジオで女編集長と映画の話になり、彼女的には大好きな映画!らしいでしたが男の自分には良さが分かりませんでした。
ファッショナブルな女性の感性には響くみたいです。

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しんちゃん♠️

3.0憧れのパリ、のホームレス

2022年4月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

パリは永遠に好きだし
ホームレスは一度でいいからやってみたい
ラッパ飲みで酔っ払って花火の火花を浴びたい

大掛かりな撮影だな〜と思いながら見ていたけど、まさかの地方でのセット撮影だった…あの向こうの橋の夜景もセットなんだよ
(DVD特典映像で知った)
なんにしてもこの世に映画として完成して残って本当に良かった

細かいことでは
「片方の目で絵を見つめるとカタツムリのように目が飛び出るの…」と元夜警のおじさんにこぼしていたが
眼帯をめくると一匹の生の鯛がどーんと出てきたところ、あそこが一番驚いた!
次がドアの覗き穴に撃ち込んだ時と地下通路のポスター全部が燃え上がったところ

ドニラヴァンの身体能力は今も健在だけど
ジュリエットビノシュも前回はパラシュート、今回は水上スキーと
嫌と言わずにやってのける
ル・アーブル行きの船の先端でタイタニックですよ

最後の雪降るクリスマスのポンヌフは美しい
景色もさることながら、ふたりとも別人のように清潔になって再会
あ〜これもセットだったのか〜塩だったのか〜

レオス・カラックスのこだわりには過去作品を持ってしても脱帽、あたしの生涯の宝物となった『ホーリーモーターズ』これが出来上がっていく過程を見たようだ

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mamagamasako
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