「離婚の結末が分かってるからこそ、過去のラブラブシーンは心を抉られる」ブルーバレンタイン かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
離婚の結末が分かってるからこそ、過去のラブラブシーンは心を抉られる
クリックして本文を読む
キラキラした明るい現在パートと、ジメジメした暗い過去パートを交互に展開していく今まで見たことないタイプの映画だった。恋愛映画と失恋映画をいっぺんに2本見た感じ。
離婚の結末が分かってるからこそ、過去のラブラブシーンは心を抉られる。安いラブホでちょっとは距離が縮まってマシになるかと思いきや、うまくいかないのが辛い。ディーンに肌を触れられる度に、シンディが本気で嫌な顔するので「もう完全に愛は無いんだな」と察した。
また、朝から仕事を飲まないでというシンディに対し、「朝8時から飲める仕事」と返すディーンを見て2人の価値観が全く違うことも分かる。
ディーンに感情移入したら可哀想だった。自分の子じゃないフランキーにたっぷり愛情注ぐディーン凄いわ。シンディがボビーの子を妊娠したのを知った時点で別れることもできたのに、結婚するの尊敬する。自分じゃ真似できない、他の男の妊娠を知った段階で別れを告げると思う。
娘に優しくて、稼ぎは悪いかもだけど仕事もそこそこするディーン。良い夫だとおもんだけど、何でシンディは冷めちゃったんだろう。結婚経験ないからシンディの気持ちがよく分からん。この辺は女性だったら分かるのかしら?
コメントする