劇場公開日 2011年4月23日

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「すごくよくわかるけど、映画ではみたくない感じ。」ブルーバレンタイン Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5すごくよくわかるけど、映画ではみたくない感じ。

2013年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

予備知識ゼロで見たので、すごく凝った演出に加え、外人の顔の見分けがつかなかったので、最初の方はよくわからなかったけれど、最後の方で、意味がわかった。

意味わかったけど、リアルすぎて見たくない感じです。この映画に出てくる夫が、不憫すぎて、見ていられないです。

ちょっとその後をにおわすくらいで、結婚のところくらいで止めてほしかった。

この映画の場合、夫の方は悪くないです。まわりから見たら、どうしようもないダメ亭主で、暴力男みたいに見えるけど、ぜんぜんそんなことない。

というか、すごくいい人。

100対0とは言わないけど、ほぼ女性の方が悪い。

13歳で初体験、まだ高校生なのに、男性経験25人ってすごすぎるような気がする。(セミプロ級だと思うのだけれど、今では普通なのかな?)

この女の人、最初から夫のことを愛してないような気がする。

自分ひとりで、子供(親は夫ではない)を産むのが怖いのと、世間体をよくする為に、都合よく利用したのではないのかな?

最初はよくても、結局いやになって、のどもと過ぎれば熱さ忘れるで、体裁よく切られた、ということのような気がする。

このケースだって、離婚した後、妻の方は「どうしようもなくダメな暴力男だった。」と言うのだろうし、夫の方は「自分がダメだから、女房に逃げられた。」と言うしかない。

世の中の離婚って、だいたい表向きは男が悪いみたいになっているけど、実際は女の方が悪いことの方が多いと思う。

なんとなく「男はつらいよ」とか「ボーイズ・オン・ザ・ラン」を思いだした。

結局、モテナイ男は、一生、結婚しようがしまいが、どこまでいっても「ボーイズ・オン・ザ・ラン」ということなのかな?

Push6700