「哀しい悲劇の物語ではない」ブルーバレンタイン yuzukoさんの映画レビュー(感想・評価)
哀しい悲劇の物語ではない
映像がきれいで、劇場で見て良かったと思った。テンポが良く、112分も長く感じなかった。劇的ではなく、リアルに淡々と時間が流れて展開していくのも、現実的な愛のむずかしさという内容も、個人的に好き。
特にいいと思ったのは、過去と今のシーンのつなぎ方。過去のシーンの映像が、現在二人が話している内容の説明としてただ入れられるのではなく、演出で上手くリンクさせてつないでいた。
見終わったあと、せつない、哀しい、でも哀しいだけじゃない、どうしようもないけど救いようがないとは違う…など色々感じた(曖昧)。
作品紹介の、「妻は一生懸命勉強して…努力家」というところは見るだけでは若干伝わらなかったので、評価4。
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