「痛い…とにかく悲しい」ブルーバレンタイン たきもさんの映画レビュー(感想・評価)
痛い…とにかく悲しい
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親が丁度離婚する前くらいに見た映画だったかなぁと思います。ミシェルウィリアムズ目当てで観ましたが、その時の印象は最悪。辛くて痛くて、母と父を見ているような、まさに同じような状況というか、私の父が優しい人なので、尚更なぜ母は父を捨てるのかと、もうリンクしすぎて、なんなんだと、全然意味わかんないし気持ちも理解できない、別れなくても良かったんじゃ?と後味の悪さに見終わったあと早く忘れたい、見なければ良かったと思いましたね。
だけど今になって色んな人に会って、少しだけ大人になって、思い返して見ると男女の考え方の違いって本当に身に染みて感じるし、もうダメだと思ったらダメなんですよね。(←まじこれです)1つでももうダメだ、耐えられないってなったらあとはもう奈落の底です。だから今思うと母の気持ちもシンディの気持ちも本当にちょっとだけ分かった気がします。
だからこの映画は、“男女”の違いというものを凄く感じられる映画だと思うし、色々考えさせられる映画ですね。映画が必ずしもハッピーエンドではないと
とっても現実を突きつけられた気分になります。
私はハッピーエンドが好きなので私的には耐えられない作品でした。2人の演技には圧巻でしたが。
ですがとっても印象に残った映画です。(いろんな意味で)大人な作品でした。
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