劇場公開日 2011年4月23日

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「こーゆう映画を待っていた」ブルーバレンタイン ジンジャー・ベイカーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0こーゆう映画を待っていた

2017年5月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

マンチェスター・バイ・ザ・シーを鑑賞して、ミシェル・ウィリアムズの演技に感動し、彼女の他作品を見たいと思い本作を鑑賞。
ストーリーは過去に囚われ、現在でも苦悩している二人の男女を描いたもの。
偶然か、マンチェスター・バイ・ザ・シーに通ずるものを感じた。一つめは過去に囚われ、現在も生活している主人公を描いていること。拭えない過去の出来事が現在にどう影響しているかがわかる。
二つめは回想シーンの滑らかさ。現在のキャラの心につっかえるものを滑らかな回想を通して、過去と現在を照らし合わせている。
カメラワークや情景描写が良く、特にラストシーンは最高であった。音楽をあまり使わない演出もマッチしていたし、どこかニヒルなのに情熱的でもある夫役を演じたライアン・ゴズリング、過去の悲惨な出来事を挟んだ2つのキャラを演じたミシェル・ウィリアムズには脱帽であった。
どちらかというと恋愛映画というよりヒューマンドラマの要素が強いようにも感じる。どうなるのか読めない展開がとても良い。

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ジンジャー・ベイカー