劇場公開日 2011年2月19日

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男たちの挽歌 A BETTER TOMORROWのレビュー・感想・評価

全10件を表示

4.0韓国の家族愛

2015年10月12日
Androidアプリから投稿

刹那すぎた。それにしても、落ちぶれてもカッコ良すぎて、そこは、あんまり…って感じだったケド…韓国語に耳が慣れてないから、チト疲れたケド、ラストが…涙

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saorin

4.0アクションシーンは、流石のクオリティ!

2015年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

期待以上に楽しめた。人間関係や立場を理解するのに説明が不足しているので、序盤はチンプンカンプンだが、中盤と終盤にある銃撃戦がかっちょ良くてアガる‼この派手なアクションシーンは日本映画では、描けないんだろうね。イケメン達をスタイリッシュに描けているし、楽しめる映画になっている。ただ、もう少しわかりやすくして欲しかった。ちょっと残念。原作を観たいな〜。

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サケビオース

2.0うーーーんw

2014年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

挽歌リメイクが出た時劇場に行きたくて
たまりませんでしたが昼間の時間しか上映してなく
行けずじまいでした。
レンタルより挽歌シリーズなので一応見ましたが
やはりユンファには到底かないませんねww

DVDでよいレベルw

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REIKA

2.5韓国ってイケメン俳優しかいないの?

2012年8月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

ジョン・ウーの傑作「男たちの挽歌」を、ウー総指揮の下、韓国でリメイク。
兄弟の確執、男たちの友情などオリジナルの醍醐味を踏まえつつも、“脱北”という韓国ならではの要素を加え、新味を出そうとしている。
所変わっても、ハードボイルドの雰囲気はイイ。

だけど悔やまれるのは、イケメンが揃った俳優陣。
彼らに男気を感じなかったわけじゃないし、熱演もしているが、せめて一人、オリジナルのチョウ・ユンファのような男臭さを感じさせる俳優が欲しかった。
そうすればもう少し“仁”や“侠”を感じられる作品になっていたかもしれない。

一人最近見た顔いるなぁ…と思ってたら、あの日本リメイク版「ゴースト」に出ていたソン・スンホン。
今回は下手な日本語喋ってなくて良かった(笑)

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近大

4.5「ポチっ」と、入ります

2011年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

幸せ

「私たちの幸せな時間」などの作品で知られるソン・へソン監督が、日本版「ゴースト」で土いじりに興じていたソン・スンホンなどを主演に迎えて描く、アクションサスペンス作品。

誰にでも、耳にするだけで「ポチっ」と心のスイッチが入ってしまう言葉があるものだ。それは人によって様々であり、「キムチ」と聞いただけで韓国映画を観たくなったり、「なまはげ」と聞いただけで夜中の街を疾走したくなる人がいるかもしれない。私も、実はある。

「問答無用」

この言葉や雰囲気に、弱い。それまで身が入っていない映画や小説であっても、「ええい、問答無用!」なんて描写を耳にすれば、「やってしまえーい」と気持ちが高ぶる。言葉を越えた衝動、熱情に始まる決闘の世界には常に煌きがあると信じているからだろうか。

さて、本題である。香港ノワールの傑作を、舞台を韓国に移して改めて描き出す本作。裏組織の実力者と、それを追う警察組織という大きな二本の柱に、不器用に紡がれる一組の兄弟が辿る愛憎劇を絡ませ、単純に党争としてのバイオレンス作品に留まらない、哀愁と思慕、殺意が満ち満ちる壮大な人間賛歌へと高く、高く昇華させることに成功している。

舞台を韓国に置き換えることで、むせ返るような暑さと、雑多な世界観を滲ませる闇社会を的確に、よりリアルに活写できている点も、改めて今の時代に本作を発表しようとした作り手の確かな視点と時代感覚が成功した大きな収穫だろう。

脂の乗り切った韓国俳優陣のもつ色気、渋味を最大限に活かしきる事に全力が注がれ、取ってつけたような恋愛劇を無理に挟みこまない潔さも機能し、たっぷりと暴力の熱さ、美学を味わうという目的に特化した作りが嬉しい。

バイオレンスの軸となる銃撃描写を最小限に抑え込むことで個々の人物がもつ鬱憤、葛藤、殺意が熱せられ、熱せられ、蓋をされても熱せられ、最後の最期に「問答、無用!!」と放たれる衝撃、飛翔の銃撃戦。男たちの広い、悲しい背中から溢れ出す、言葉を飛び越えた殺意の爆発に、心のスイッチは入りっ放しである。

暗闇に醸し出される血霧の湿っぽさを生理的に受け付けられない方には薦められないが、イケメン俳優が全員野球で挑む枯れた男の一代記に触れ、是非とも一度錆び気味の心のやる気スイッチをぽーんと、弾いていただきたい。

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ダックス奮闘{ふんとう}

2.5韓流イケメンの品評会

2011年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萌える

オリジナルの大ファンであるのと、ソンスンホン、チュジンモ、チョハンソンら今や誰が主役を張ってもおかしくないビッグネームが揃ったことで、どういったリメイクになるのかという淡い期待を抱いて観た。

ストーリーはさておき、咥えタバコにティアドロップのサングラス、レザーのトレンチコートとくれば、決まりすぎるくらい決まっている。

これが彼らのPVなら大満足だが、そうでは無い。「男たちの挽歌」なのである。オリジナルのチョウユンファ、テイロン、レスリーチャンは、まったく決まっていない。だから人間臭さや互いの関係性、ストーリー、演出に目が行く。流行を追うのって恰好悪いよ。骨太な漢の映画だったら自分のスタイル貫かなきゃ。

この映画、俳優のPVなら成功、任侠映画なら大失敗である。

最後に、チュジンモの弟役のキムガンウって誰?と思ったら、名優チェミンシク主演「春がくれば」に出演していたようである。余談ですが、あの映画は最高に良い。それはまた別の機会に・・・

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BLAZE

3.0熱すぎる男たち

2011年8月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

萌える

オリジナル見てません。

最後の銃撃や兄弟それぞれが想いあって行動したシーン・・・ 感動させるつもりで描かれてたかと思いますが、オーバー過ぎたし、警察陣たちは、何故早く来ないんだ?とか ちょこちょこ 話に無理がある内容

兄弟愛ってこんなに恋人の様に想いあってるのか?

かなり熱すぎる男臭い内容で のめり込めませんでした。

だけど、格好いい男俳優さんばかりで♪

兄ヒョクを演じた 《チュ・ジンモ》さんがtypeです♪『カンナさん大成功です』でも注目してたけど 格好良すぎ(≧▽≦)!

弟チョル演じた 《キム・ガンウ》さんも素敵♪

リメイク版で、もっとアクションやカーチェイス 銃撃の撃たれ具合 銃の持ち方をもう少し本格的にして、兄弟を思いやる気持ちの描写をスッキリとすれば 最後感動したかと!

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リンダ

3.0オリジナルよりも重い印象です

2011年2月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

オリジナルとの比較中心のレビューです。

ジョン・ウー監督の
傑作アクション『男たちの挽歌』を
ウー監督の制作総指揮のもとリメイク。

新鮮な気持ちで観ようとオリジナルの復習などはせずに
鑑賞に臨んだが、それがかえって不味かったのかなあ、
アクションや物語のおおまかな流れなど、
全体的な印象として、内容にあまり変化が無いように感じられた。

いや、細かい変更点は沢山ある。
最大の違いは、
韓国のお国柄を反映し、主人公ら3人が
脱北者という設定になっている点か。
脱北した人々が韓国内でどんな立場に置かれているのかは
恥ずかしながらあまり詳しく知らないのだが、
新しい社会に馴染めなかったり、
困窮した生活を送っている人々も多いと聞く。
この映画でも主人公らは非合法なビジネスで生計を立てており、
脱北者であることを嘲笑される描写もある。

また、物語の軸である主人公たち兄弟の間の溝は
“北”の収容所での過酷な体験によって
より深く暗いものとなった印象。
その分、兄弟が再び絆を深めてゆく過程や、仲間同士の繋がりの
強さには説得力があり、思わず涙しそうになるシーンも少なくない。

それに、オリジナルでチョウ・ユンファが演じた役柄に当たる
ヨンチュン(ソン・スンホンが熱演)もカッコいい。
兄貴分の為に二挺拳銃をブッ放すシーンにはゾクゾクするし、
クライマックスのワン・マン・アーミーな暴れっぷりや最後の姿には
男泣き必至である。

しかしながら……イマイチ気持ちが走らない。
先述の通り、アクションや物語展開に
劇的な違いというものは無く、新鮮味は薄い。
何よりこちらの気持ちにブレーキを掛けているのは、
物語の悲劇性が強過ぎるように思える点。
見た目も雰囲気も暗いシーンが多くて、息抜きできる所は少ないし、
オリジナルと異なるあのラストもやりすぎじゃないかなあ、と。
あまりに救いが無いのでかえって泣けず、
観終えてから何だかドンヨリした気分に……。
元を知らない方の意見も聞いてみたい所だ。

一言で言えば、真面目な映画ですね。
その姿勢自体は良いのだけれど、真面目過ぎてちょっと疲れる。
今の韓国が抱える問題を盛り込んだ辺りに
リメイクの価値を見出す事もできるだろうけど、
「あの名作をなぜリメイクしたのか」
という疑問は完全には拭えず。

ところで——ヨンチュンには生き別れた双子の弟なんていないよね?

<2011/2/20鑑賞>

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浮遊きびなご

3.5監督は少し力みすぎか?兄弟の葛藤につながるシーンが飛びすぎてて、筋に付いていけませんでした。

2011年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 確かにラストの展開は、痺れるくらいの男泣きする作品でありました。香港ノワールの傑作のオリジナル「男たちの挽歌」を監督のジョン・ウーが製作総指揮を執っているだけに、全編に渡って夜の暗闇に蠢く、男たちの命を削る戦いが描かれていたのです。特にガンアクションは激しく、スローモーションを多用した銃撃戦の表現は、オリジナルの遺伝子を正当に受け継ぐものでした。たったひとりの男がバッタバッタと敵をなぎ倒していくのは痛快です。
 けれども小地蔵が期待したのは、既に完成されていたノワール作品として渋さや、激しいガンアクションではなかったのです。やはり韓国映画としてリメークされるのなら、脱北した兄弟の絆の深さを感じさせる『クロッシング』のようなヒューマンドラマの部分でした。

 けれども、本作はシーンが飛びすぎていて、兄のヒョクに対して弟のチョルがどうして北に取り残されたこと恨みに思っているのか、分かりづらいのです。兄弟の間の葛藤が、宙に浮いたままストーリーが展開するので、チョルが脱北して兄のそばに住み始めたとき、ずっとヒョクは、弟の姿を遠目に眺めるだけで、会おうとしないのが理解できませんでした。
 またチョルが刑務所にいたのに、いきなり刑事になるのも疑問ですが、その動機が兄の逮捕するためという心境も、イマイチ理解できませんでした。

 但し察するに、ヒョクの脱北のせいで、母が収容所送りになり死んでしまったこと、
チョルらは許せなかったのでしょう。でも自分も一緒に逃げていたので、同罪だとは思うのですが。
 またヒョクがなぜ弟に会おうとしなかったかといえば、やはり拳銃密輸組織の幹部に成り下がっていて、何の面下げて顔を合わすのか、心苦しかったのだとは窺えます。
 だから一度捕まって出所したとき、弟に会いたいという一念で、組織から足抜けして、堅気で頑張ろうという流れは、充分に理解できました。
 ただもう一つ疑問に思えることは、そんな犯罪者のヒョクを、父親のようにヒョクの世話をしているパク警部の気持ちが分かりません。序盤は犯罪に関わっていたのですから、身の上の世話を焼く前に、刑事として何故逮捕しないのでしょうかね?

 足抜けしても、密輸組織としては手際の優秀なヒョクを諦めて訳ではありません。仕事を断ったヒョクを強引に引き込むため、弟分のヨンチュンを血祭りにして、さらにその黒い手は、チョルにも及びます。
 密輸組織を仕切るテミンは、しつこく自分を監視するチョルが邪魔でした。そこで交通事故に見せかけて、チョルの乗車した車目がけて大型ダンプに突進させます。自らも重傷を負い、同僚を死なせてしまったチョルは、テミンへの憎悪と激しい自己嫌悪に囚われます。

 いくら弟との再会のために堅気なろうと固く決心していたヒョクでも義兄弟と実の弟の両方に深手を負わされては、その怒りが頂点に達します。但しもう少し、『その男、副署長』の決めぜりふ「おれの我慢もここまでだ!」というような象徴的なシーンがあっても良かったのではないかと思います。

 ヨンチュンがテミンのアジトに殴り込みをかけて、銃の密輸の証拠となる帳簿を強奪したとき、ヒョクは意を決して、ヨンチュンの救出に向かいます。ここからヒョクたちとテミンの全面対決となり、ラストに向けて激しいドンパチシーンが続き、目が離せなくなります。ここでやっとテミンに対する復讐で、ヒョクとチョルが繋がります。
 帳簿をエサに、テミン一味を誘き寄せて、単身壊滅を図ろうとするヒョク。それは、かつて脱北しようとしたとき、弟を置き去りにしてしまった負い目の精算でもありました。もう二度と逃げまい、そして弟の身の危険を守るのだというヒョクの侠気に泣かされます。自分についてきたヨンチュンにも、すぐバレる嘘をついて逃がそうとするところが、カッコイイですね。

 ラストがキチンと兄弟への挽歌になっている分、もっとここまで来るなかにあった、兄弟の葛藤に至る経緯を丁寧に描いて貰えれば、グッとくるのに惜しいと思いました。
 大御所が製作指揮に廻り、監督は少し力み過ぎたのではないでしょうか。スタイリッシュに決めようとして、ちょっと重要シーンをはしょりすぎたきらいを感じました。

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流山の小地蔵

5.0泣けるアクション映画!愛そして友情!!

2011年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

非常に青臭いかもしれないが、男の友情、そして兄弟愛をジョンウーの2丁拳銃ぶっ放しと絡めて上手に作り上げた秀作であった。
特に弟がいる人はぜひ観に行ってほしい。チュジンモに感情移入せずにはいられないであろう。
日本ではまだいまいちブレイクしないチュジンモであるが今後の活躍が非常に期待されるところである。
カンナさんに出ていたあのイケメン俳優がいまではカリスマ俳優とか言われているそうな。
確かに役者バカな演技で、まんまとエンドロールでは泣いてしまいました。
主役級4名を上手にそれぞれの演技に特徴を持たせた作品に出来上がってました。
暫くは、余韻に浸れそうです。

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Vader