劇場公開日 2011年9月23日

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「脱獄する!のではなく脱獄させる!」スリーデイズ A'sさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5脱獄する!のではなく脱獄させる!

2016年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この作品はフランス映画のリメイクである。
オリジナルを見てないのでそちらもかなり気になる。
脱獄映画だが、普通と少し違うのは刑務所内にいる人物を脱獄させるという点だ。ここは素晴らしい設定だと思う。プリズンプレイのファイナルブレイクと同じ感じだ。
無実の罪で(証明はされてないが、無実というアピール描写はある)投獄された妻を脱獄させるのだがこの主人公のキャラが素晴らしいと思う。なんせただの大学教授でありヘタレであり脱獄させるには向いてない人物だ。しかしこのキャラのおかげでハラハラドキドキが倍増する。ラッセルクロウの渋さがまたまた良い。ラストに伏線回収するのだが本当のラストのシーンが少し残念。もうちょい頑張れよと言いたくなる。この脱獄映画は僕の見てきた脱獄映画の中では都合がいいno1である。しかしそんなことは気にしなくていいと思う。なんせ脱獄映画なのだから。脱獄するのではなく脱獄させるというちょっと変わったこの作品は見て損はないだろう。

A's