がんばれ!ベアーズのレビュー・感想・評価
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121 テータムのツンデレ満開!
1976年公開
なんでカルメン?
弱小チームを一人のヒーロー(今作はヒロイン)が
立て直す古典的ストーリー。
ワタシはボクシングと野球は絶対リアルに表現
することは無理と思っているので極力見ないが
カットをうまく編集することでわざとらしさを
あまり感じずなかなかの出来。
特にテータムの変化球はどうやって撮ったんですか?
昨今のインチキデジタルなら可能だが
当時のアナログ技術でここまで見せるのは凄い!
ウオルターマッソーのちゃらんぽらんコーチも良い。
70点
初鑑賞 1977年2月20日 梅田スカラ座
プロ野球やMLBに匹敵する面白さ‼️
今やヘナチョコチームによるスポ根物語の代名詞というか、必ずと言っていいほど引き合いに出される作品ですよね‼️リトルリーグの落ちこぼれチームを描いていて、アメリカ映画しい心温まるムードがいっぱいの少年野球映画の名作です‼️マイナーリーグのプロ野球から脱落したウォルター・マッソーが、ヘナチョコチーム「ベアーズ」を、12歳のオテンバ少女投手やツッパリの不良少年の参加を得て強くしていく・・・‼️マッソーが、物事に真剣に取り組み努力することの大切さや、勝利よりも優れたものがあることを教えてくれます‼️マッソーが下手な少年にも出場機会を与え、あわやホームランという打球を必死にキャッチするシーンなんか、ホントに胸が熱くなります‼️加えて野球シーンに流れる「カルメン」が、シーンによく合っててホントに効果的なんです‼️いいなぁ・・・‼️
子供はいいけど大人はよくない
小学生版ルーキーズみたいな感じなのだろうけれど、子供が素直で応援できるのに対し大人がすべからく悪い。せめて主人公だけはしっかり子供の手本になれるぐらいまともで合ってほしかった。
バターメーカーという変な名前が本作の内容を説明しています
名高い傑作!
名作というほどじゃあないけれど、ずっとこれからも映画ファンに長く語り継がれる作品です
初めて観る方にも、きっとあなたの心に深く残る作品だと思います
子供ができたら野球場に連れていきたくなると思います
46年も前の作品なのにちっとも古くなっていません
題名どおり少年野球のお話です
主人公は元マイナーリーグの投手で、今はとうに現役引退しています
野球では食えず、かと言って他に何が出来るわけでもない
離婚されるわ、アル中だわ、プール掃除人という一番下まで転落した中年男バターメーカーです
変な名前です
それはこのバターメーカーという名前が本作の内容を説明しているからこの名前なのです
バターメーカーは、生乳からバターを作ったり、既製品のバターを柔らかくふんわりさせたりすることができる調理器具のことです
調べてみると200gのバターをつくるのに4リットル以上もの沢山の生乳が必要なんだそうです
少年野球の選手たちは言ってみれば生乳です
バターを作るようにいっぱい鍛えられます
でもプロ野球選手になれるのは何千人、何万人に一人なんでしょう
部活動でも有力校のチームともなると、レギュラーにもなれずに、ずーーと球拾いかベンチの中だけで試合にもでれないそうです
ベアーズの監督のバターメーカーは、野球をやりたい子供達をバターにしてあげようと奮闘するのです
ラストシーンは感動です
感動で涙がでます
結局、チームは負けてしまい準優勝に終わるのですが、本当に優勝したのはベアーズだったのかも知れません
生乳だった子供達がみんなバターになったのです
大リーグはストも終わりオープン戦たけなわ
大谷翔平選手の活躍が今年も大注目です
何でも開幕投手に指名されたとか
彼の為に二刀流がやりやすいようにルールまで変えられたそうです
球場に入る大谷翔平選手を米国のファンが取り囲んでサイン攻めにしているニュース映像を見ました
大人もいますが子供達が一杯です
ベアーズのメンバーみたいなチビどもです
ボールにサインしてもらって感激していました
少年野球のチームに所属している子供達もいるはずです
上手い子もいるでしょう、下手くその子供もいるでしょう
子供達一人一人には得手不得手も個性もあるのです
野球ってチームでやるゲームなんだ
野球だけじゃなく社会ってそんなもんだろ
それが本作の言いたいテーマだったと思いました
上手い選手だけで試合をして、勝敗だけにこだわる
そんなやり方を大人が指導して子供の世界でやるから、それがいじめを生む土壌をつくっているんだとも改めておもいました
大人たちも、子供達もベアーズの子供達の戦い方にそれを学ぶのです
監督のバターメーカー自身も子供達から学んだのです
ラストシーンは遠くからグランドをカメラが写します
優勝チームはグランドから去っているのに、負けたベアーズのところに観客が集まって、まるで優勝したかのような騒ぎなのです
そこに涙がでるような感動があるのです
春のセンバツもたけなわ
コロナの感染者数はなかなか減ってこないのですが、今年は無観客ではなく満員には出来なくても観客が沢山入っています
ベアーズのようなチームの中から、高校野球の決勝戦にすすんだり、プロ野球や大リーグの選手になる子供がでるかも知れません
大谷翔平選手にサインをねだる子供達の姿
今日球場に子供達を連れて来た親も子供の頃にその親に連れられて球場に来たはず
きっとその親子は本作を映画館やテレビで観ていたに違いないと思いました
親から子に永遠に受け継がれていく映画だと思います
お前はベンチを温めるために生まれてきたのか?
テイタム・オニール、
拍子抜けしたのですが、意外にも“ただの脇役”での出演なのでした。
衝撃的デビューの「ペーパー・ムーン」から3年です、
どんな名演を見せてくれるのかと思いきや、草野球のベアーズのメンバーそれぞれが(監督を含め)、実に面白いキャラ持ちなので、テイタムはチームの一員という役所に埋もれてしまってます。
この時代に多様性の肯定感もりもりです、
デブ、メガネ、黒人、ユダヤ人、ヒスパニック移民、シングルマザー。
テイタムが霞むのも無理はない。
むしろスター子役にだけスポットライトを当てない作意が好ましいと思える。
最年少記録10歳、
「ペーパー・ムーン」で華々しいアカデミー助演女優賞受賞。
過度の期待もあったでしょう、
期待に応えられない挫折もあったでしょう。
そして時の運もこの世には厳然としてあるんです。
早熟な名子役は大成しないとのジンクスを、身をもって証明してしまったのは寂しいけれど、でもその後の彼女の生きてきた道をこうやって見てやれることは、親心の目線で嬉しいし、
成人した彼女が思いがけずカメオ出演していた「マイ・ファニー・レディ」(オーウェン・ウィルソン主演)では、僕は旧知の同級生に偶然に再会したような驚き―
「元気そうじゃないかー!」
「ここで働いていたんだね!」
「最初の予定通りではなかったけれどOK OK!」、
という感激も抱きました。
落ちこぼれのベアーズ・・
間延びもするし、収拾のつかないこのチームの試合の騒動は、僕の人生の今ある状況の生き写し。
・親として子どもの応援席にいたり、
・選手としてバッターボックスに自分が立ったり、そして
・無能ながらも監督であったりと・・
ベンチを温める暇なく僕のプレーも8回に入った頃かと思います。
.
・・・・・・
2023.12.9.
修正しました
テイタム・オニールがちょい役で出ていたのは「新しい人生のはじめ方」ではなく「マイ・ファニー・レディ」でした。
失礼しました。
これが本当の全員野球!みんなでプレーして、みんなで成長する
これが本当の全員野球!
みんなでプレーして、みんなで成長する
このアプリは、去年2020年からのその年の新作としてカウントしていいだろうと思う作品だけ投稿する用に使っているけど、この映画は投稿したくなった。
(相手チームにとって)悪いニュースだ!やっぱり弱小少年チームものの元祖(?)はスゲー!めちゃくちゃおもしろい。笑えて、驚くほど深い。自分の中でずっとタイトルだけ有名作品だったけど、やっと見たらその理由が分かった続編も製作されたヒット作品。やめるのは癖になるぞ。魅力的な飲んだくれの型破りコーチと子供たち(ブロンド率高め)。聖人君子みたいじゃないからいい、人間としての厚さ、味わい深さが深い共感を呼び起こす。時に見るのつらくなるようなチーム内の対立・葛藤にもしっかりと目を向け、逃げることなく深堀りするから、嫌味なくどのキャラクターにもスポットが当たっている。痛みがヒシヒシと伝わってくる、届く。子供たちをコーチ指導する側の大人・主人公も成長する。
(コンプライアンスでがんじがらめの今見るとより一層)無作法でシニカルに尖っているけど素直・無条件に笑える。デニーズ、ピザハットと来て、チコの保釈保証は笑うって。しかし、随所からあふれ感じ取れる製作のスタンスやカメラのレンズ越しに伝わってくる熱量は確かで、ものすごく真っ直ぐに誠実なのを感じさせる。こんなの正々堂々と心わしづかみにされて持っていかれるよ。ここから学ぶことも多い、大事なことを教えてくれる。『ベスト・キッド』(影響はそんなところまで!)ばりの子供の気持ちと大人の都合。多くのスポーツ映画に引き継がれていった雛形、勝利の方程式も大事だけど、それ以上に本作には見る者の心を熱くさせる何かが、魂があった。来シーズンを待ってろ!
そして音楽・曲も今日までお馴染みになってるなんて本当の本当にすごい
やめるのはくせになるぞ
助けはいらなかった
ベンチを温めるためにチームに入ったのか?守備についてベストを尽くせ
全員にプレーさせる。みんなにチャンスをやる!戻らないとヒゲを半分そって鼻に突っ込むぞ
頼みがある、つべこべ言わずにバットを振ってこい
2!4!6!8!やつらは強い!ベアーズ!ベアーズ!→来シーズンを待ってろ!
少年野球映画の傑作
こどもの頃TVドラマ版を熱中して観ていましたので懐かしい気持ちで観賞。
大人になった今でもじゅうぶんに楽しいですし感動できました。
こういうハートフルで純粋でひたむきな映画で感動できるということは、僕にもまだ少年の心が残っているということでしょうか(笑)。
少年少女たちのキャラクターが個性的でいいですね!
【カルメン前奏曲が流れる中、面白くも、ほろりとする少年”少女”の珍プレー好プレー。若きテータム・オニールがつんとすました表情でカーブを武器に相手チームを封じ込める投球にも魅入られた作品。】
元、マイナーリーグ選手だが、今は冴えない小太りのプール清掃人(そんな職業あるの?、と遥か昔に思った・・。)バターメーカー(ウォルター・マッソー)。
そんな彼が、ひょんな事から町の最弱少年野球チーム”ベアーズ”のコーチに就任する事に。
やる気のないバターメーカーが、町一番の強豪チームのコーチ(確か、ヴィック・モローだったと思う・・)に色々と揶揄され、奮起してかつての恋人の娘のアマンダ(テータム・オニール)を条件付けで”ベアーズ”のエースとして引っ張り出し、対戦相手を圧倒していく様の痛快さ。
そして、オートバイを球場内で乗り回す不良少年ケリー(ジャッキー・アール・ヘイリー・・。)もアマンダの色仕掛けでチームに入れ、更に”ベアーズ”は町内トーナメントを”まさかの”勢いで勝ちあがって行く・・。
”ベアーズ”の少年少女選手たちのキャラクターが際立っており、本気になったバターメーカーがビールの缶をどんどん開けながら少年少女たちに(いかさまふくめ)指示をする姿。
ベアーズのメンバーたちの珍プレーに笑い、ライパチ君を始めとしたまさかの好プレーに感動する・・。
アマンダが帽子の鍔にあるモノを塗り付けて、指に絶妙に擦り付け繰り出す鋭いカーブ。
打席に立てば、常にホームランか長打のケリー。
けれど、勝ちに拘り過ぎたバターメーカーの采配に対し、反感していく他のメンバー達・・。
<素晴らしき、コメディ映画である。>
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数十年前に両親と劇場で観たが、私の映画好きの基を”百一匹わんちゃん”と併せて築いてくれた作品。
今にして思えば、頻繁に映画に連れて行ってくれた両親には感謝しかないし、テータム・オニールが”仲良し”だった女の子に激似だった事も懐かしい。(当然、学年一の美少女であった・・。)
私も当然の如く、頻繁に幼き子供達を映画に連れて行きました。
(アニメは家人に任せたが・・・。お陰で子供たちは映画好き。映画好きの連鎖は続く・・・。)
<確か、1987年の正月に観たと思います・・。でも、歳が合わないなあ。セカンド上映だったのかな・・・。>
子役がいい
アメリカン・スポコンの典型的な展開だが、子供たちの演技が素晴らしい。それでも最初の負け方はひどすぎて、現実味が感じられないですかね。テイタム・オニールの台詞はすごく上手いと感じます。
音楽がずっと「カルメン」というのは好きじゃない。もっとオリジナルの音楽で盛り上げてほしいところだ。会話が中心となってしまって全体的に軽快な流れではないことも残念。
以外と面白い
単なるコメディーかと思った。
元々は周りを見返してやろうと徐々に
強くなろうとしていく、駄目監督と寄せ集めのベアーズメンバー達。
練習や試合での敗北をバネに強くなっていき、少しづつ勝ちにこだわるあまり、思いやりのない監督命令が上手いメンバーと下手なメンバーでの仲違いと反感を産む。
そして遂に地区決勝。
良い試合展開だが、決勝の相手監督の勝利へのこだわりとルール優先のモラルや思いやりのない冷酷な判断に、ベアーズもさらにデッドボールをもらいに行くなどエスカレートしていく。
そしてベアーズのメンバーの強い不満を感じ取った監督は彼らを信じて任せ、最後の回にはベンチ常にベンチウォーマーだったメンバーに任せて、追い付きかけたが結局負けてしまった。
私は勝つために強くなるために楽しむこと・自分らしさ・寛容さを犠牲にするのは間違っていると思い出させてくれたこの作品に感謝したい。
駄目監督
総合55点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
子供の頃に観たが内容はあまり覚えていなかった。主人公は子供たちかと勘違いしていたらそうでなくて監督だったが、予想以上にけっこう駄目な親父だった。普通は子供が駄目ならばそれを指導する大人が優秀なものだが、監督がこれだけ駄目なのは驚いた。これならばもっとその駄目な人物像も観てみたかった。対戦相手の監督もかなり駄目な親父だった。
運動競技を題材にした作品らしくなく、たいした練習の話も問題だらけの選手の統率の話もないままに、上手い選手の補強で進行していく物語には面白みを感じなかった。登場人物に個性があったのが多少の救い。テイタム・オニールの出来が特にいい。
今では考えられないようなこの時代ならではの大らかさと荒っぽさと不法行為が普通に描かれていて、映画の内容以前にそちらに目がいった。
●人生の縮図。
40年ぶりってことか…懐かしさと感動と。自己ベスト映画5が書き変わる。
まさに世界の縮図。多様性。
アマンダみたいな可愛い子、不良のケリー、いじめられっ子も、移民の子も、デブもチビもメガネもいる。さらに大人は勝手なこというし。
うまく言えないけど、ガキの頃に観たこの映画が、オレの人生のベースになってたことに気付かされた。
いろんなヤツがいる。時にお前は仲間じゃないなんて言ってケンカして。でも、ひとつの目標に向かって、みんなで泣き笑いする。目標は、優勝でも、一次志望合格でも、売上でも、昇進でもない。
そうとも言えない大人の理屈もわかるようになってしまったけれど。
手の届く、古き良き時代。
11歳のガキがタバコ吸ってバイク乗って、ビール飲んで。ストーンズのライブに女の子誘って。大人が露骨に不良を排除して。でも、細かいことに目くじら立てない世界があり、一歩踏み出す勇気とそれを受け入れるチームがある。
まあこの映画のポイントはそこじゃないんだけど、いろんなこと考えさせられるステキな映画。アマンダの母ちゃんが出てこないあたりも粋だ。
当時のオレは、アマンダに恋してた。
で、アメリカ行きたかったことも思い出したわ…
子どもの頃に見て楽しかった記憶があり、今回再見。 なぜだ、あまり楽...
子どもの頃に見て楽しかった記憶があり、今回再見。
なぜだ、あまり楽しくなかった。
テイタムオニール、かわいい、最高!と書くつもりだった。が、そうでもなかった。
思うにこれは、ヤンチャ出来ないガキが、ヤンチャしているガキに憧れる映画だったのか。
今回は、ガキどもの生意気さばかりが鼻について、こいつら許せんって感じになった。俺も嫌な大人になったもんだ(笑)
自分でも正直よくわかりません。価値観が変わったんでしょうか?
翌朝再び。酔って見てたことを後悔。やっぱなかなかだわこれ。続編でまた。えつ、オニールがでてない?それはないな。
生意気ね!
楽しかった。久しぶりに観ました、面白かったです。
ジュニア向けなのに今じゃ考えられない荒っぽさ。
展開も唐突だけど、子どもってそんなもの、それでいいのっていう勢いが良かったです。
ベタベタしてないのもいい、生意気を尊重して背伸びさせてやるのも、時には必要だな。そんな子育て出来てないなと、ちょっと反省…。
テイタム・オニールがホントに可愛くて懐かしかった。
今となってはタバコにバイクなのでPG12、まぁそうですね。
「午前十時の映画祭」に感謝、出先で思いがけず出会っちゃいました。
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