「ジブリを追う新海…」星を追う子ども たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
ジブリを追う新海…
地下世界「アガルタ」へと足を踏み入れた少女アスナの冒険を描くファンタジー・アニメ。
監督/原作/脚本/絵コンテ/演出/色彩設計/撮影監督/撮影/3DCG/編集を務めたのは『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』の、日本を代表するアニメ監督の新海誠。
1人何役やるんだよ💦ジャッキー・チェンかっ!
新海誠監督のジブリへの愛が伝わる一作(笑)
宮崎駿と数々の作品を共にした名優、島本須美さんを起用するほど、その姿勢は徹底されています。
新海監督作品の持つ映像の美しさ、動きの滑らかさは本作でも健在。
個人的にはこの作品に120分の上映時間は長すぎると感じました。シナリオがかなり冗長だったと思います。90分ぐらいなら名作になり得た…かも?
冒頭から展開されるのは視聴者置いてけぼりのストーリー。
思わせぶりな登場をするが話にほとんど絡んでこない人物などが多く映画に没入出来ませんでした。
シンとシュウというキャラクターは一つにまとめることが出来たのでは?
イ族とアスナのファーストコンタクトの時、イ族がアスナを殺さなかったのは何故?
あの崖を道具を使わずに降りるのは、いくら特殊部隊の人と言えども無理じゃ…。そりゃ滑って落ちるよ。
てか、そもそもあの組織何?
などなど脚本にご都合主義的な感じがありすぎます。
でもクライマックスシーンは王道ながら結構好き!こういうのでいいんだよ、こういうので!
レモンブルーさん、コメントありがとうございます😊
この作品、新海誠のキャリアの中でもかなり異質な感じがします。
新しい挑戦をしてみたんだと思うのですが、ウーン…😅
まぁこの作品の不評で、自分の方向性を確信したからこそ『君の名は。』を作れたんだとすれば価値のある一作かも知れませんね😆
これを初めて見た時 あまりのジブリ被りに笑い転げました。まだ 『君の名は』が世に出る前、『秒速5センチメートル』を観た後、新海誠監督作品が気になり見たのです。ほんとに???なご都合主義なんですが、世界観が面白くて 引き込まれていました。たまに観たくなる不思議なアニメです。