劇場公開日 2011年6月18日

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「すぐそこにある危険を思い起こす作品。」127時間 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5すぐそこにある危険を思い起こす作品。

2012年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

個人的には色々と考えさせられた作品。
レビューでも自業自得ってかいtええる人もいるが
こういう日常に潜む偶然が生む危険は存在する。
その時に生きるという目的の為、ここまで覚悟して
行動できるのだろうかと自分に問うてみても
正直、自信がない。

観る者にとってそこまでの感想を問いかける主人公の演技力。
メッセージを画面を通じてぶつけてくる、ジェームズ・フランコの
その俳優としての魅力と監督のダニー・ボイルが素晴らしい。

実話の映画化なのだがまさしく小説より奇なりを見ているようです。
人生のちょっと調子がいいときに自分をもう一度見つめなおす、
そんなときに観てほしい映画です。

ただ、人によってはラストシーンへの感情は色々でしょう。
私は正直に助かってよかったという安ど感でした。

秀作ですね!

としぱぱ