「“生きる”ということ」127時間 marさんの映画レビュー(感想・評価)
“生きる”ということ
軽快なテンポが一転、主人公が苦境に陥ったときに出るタイトル。
雄大で美しかった自然が突然、無慈悲で絶望的なものに見える演出。
100分程度とコンパクトにまとまった作品ながら、
構成・演出の良さで、鑑賞後に残る満足感は確実にそれ以上。
“生きている”ことの意味というか、ありがたさを改めて考えさせられる作品です。
終盤、主人公にたっぷり感情移入した後に訪れる“決断”後のシーンはかなりエグめ。ぼくはちょっと正視できませんでした。
痛々しい映像が苦手な人は観ない方が良いかと。
ただ、そこまで含めてこの作品が傑作だということは付け加えておきます。
コメントする