僕たちは世界を変えることができない。 But, We wanna build a school in Cambodia.のレビュー・感想・評価
全6件を表示
一滴の水が集まって海となる
私たちのすることは大きな海の一滴の水にすぎない
だけど一滴の水が集まって大きな海となる
この主人公の医大生。すごく良かった。
カンボジアツアーも素晴らしかった。
エイズ病棟のシーン。
旦那からうつされた女性の場面で、主人公の友達が歌うシーンなんて青春って感じでした。
生きる希望が湧いたという女性の言葉に皆が胸を打たれる。
地雷のシーンも良かった。世界に20分に1人が地雷で被害を受けている。
本当に悲しい。
デリヘルに胸を借りるシーンも笑ってしまった。でも判断は正しかったのだと思う。
あの彼女も良かった。
今ここで出来ることをすると言う彼女。
凄くわかる気がした。
二回目のカンボジア渡航の皆で木を引っこ抜くシーンなんて正に協力という言葉に近いシーン。
主人公が愛してやまないブルーハーツの青空
生まれたところや皮膚や目の色では何もわからない。
学校が建って開校式で歌を交換するシーンは私も泣けてしまった。
実は1回見て良い映画だなぁと思って、続けて2回見ました。
2回目で主人公の成長を、よく感じてしまって2回目で泣いてしまいました。
手を取り協力するって本当に素晴らしい。
観てよかったです。
この映画を観てて、もう1つ気づいた大切なこと。
映画の中でカンボジアから帰ってきて学校を開講させるまで少し主人公がウジウジするシーンがあります。
失恋やサークルの不振で、そのとき少し映画が間延びします。
その間延びを感じたとき、あー立ち止まるってこーゆーことだな。
私の人生、間延びだらけかも…もし、その時間に他にできることがあると思うのなら行動しなきゃ。そう気づかされる一本となりました。
動機薄。
「僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a in Cambodia」見ました。
全くおもしろくないです。
全ての話が唐突すぎて、説得力がない。銀行で学校設立inカンボジアのポスターを見ただけでやりたがり、カンボジア行ったことないの?と言われてカンボジアへ行く。あまりに理屈が弱すぎる。
一番の問題は冒頭。向井理の学生生活がパッとしないと言わせたいのだろうが、それを見せるのは飲み会2連発。たかが飲み会を楽しめてない風な大学生にしか見えず、人生を憂いでいるようには見えない。効果的に見せたいなら、例えば向井理が部活に熱中していて、大会で結果を出すがピンと来ず。みたいな流れを作らなきゃ話に説得力が全く生まれないと思います。実話だかフィクションだか知らないが、話に深みを持たせるためにはこのくらいの脚色をするべきでは?
良かった所は、全編ドキュメンタリー風な所でしょうか。手持ちカメラのようにブレてる映像も、初めてカンボジアへ行った時の名所巡りも。
もうこの物語は動機の時点で興味が湧かなかった。尤も僕自身、深作健太監督作品はどーにもソリが合わないからなのか。。
タイトルのまま
ドキュメンタリータッチで描かれているカンボジアのシーンはリアルで見ていて本当に切なくなります。キャストの方たちも演技ではなく素になってしまったシーンもあるのでは、と思うほど。ひょんなことからカンボジアに学校を建てることを決意した彼らな訳だけれど、登場人物それぞれの心情の変化が手に取るようにわかるから尚更心に突き刺さる。個人的にはエンドロールの彼らの後日談にグッときました。この映画を観てからボランティア活動について調べ出したのはきっと私だけじゃないはず(笑)
笑顔は誇り。
そういえば少し前、タイトルだけは聞いたことがあった作品
「マジでガチなボランティア」はこの作品と連動していたのか、と
あとになって気付かされた。
今作の主人公は、向井理が演じる葉田甲太(役名:田中)の方で、
カンボジアに150万円で小学校を建設するまでの内容となっている。
そしてこのサークルはその後期を追って拡大し、医師不足を補う
診療所建設にも乗り出していたようである。
今作が良かったので、そちらのドキュメンタリーも観たくなった。
さて。。
冒頭から繰り返される医大生の優雅で退屈な毎日^^;
お金だけは(親からだろうが)あるもんだから、マンションに住んで
パーティー三昧、こんな怠慢な大学生活もあるんだ?とおばさんは
観ていて情けなくなってしまった(爆)何のために学校行ってんの?
うちにも大学生の息子がいるけど、あぁ~こんなことしてるんなら
どっか行って働け!(バイトしてたけども^^;)とケツひっぱたくわな。
そんな中ふと目にとまった「カンボジア学校建設基金」のパンフレット。
150万で学校が建つ!?なんてあり得ない面白さ(ぐらいだろうな)に
心を奪われ、田中甲太は仲間に呼びかけてサークルを結成させる。
そこへホストか?^^;と見紛う本田充(松阪桃李)が加わったことで
資金集めのパーティーがさらに激化、仲間が増え、実現に向けての
足がかりを徐々に広げていく彼らだったが…。
日本も今年、大変な災害に何度も見舞われたが、その際にTVで
ボランティア活動にいそしむ若者たちの姿が何度も映し出された。
昔ヤンキーだった、とか、学校にも行っていない、とか、いわゆる
はみ出し者のような目で見られていた彼らが、災害後の現状を身を
持って体験することでこんなに成長した…という内容が多かったが、
彼らが泣きじゃくっていたその顔が、今作の向井をはじめ、俳優の
泣き顔と見事にダブった。あれは演技じゃ出せない顔だろうと思う。
カンボジアのポル・ポト政権時代の惨劇が残るツールスレン博物館、
キリング・フィールドでの映像は、俳優がそのままガイド役・プティ氏
(ご本人)の案内で見学した様子をそのまま映したものなんだそうだ。
どんな演技を持ってしても、あの場面で涙を堪えるのは無理だろう。
日本の震災被害の現実が、遠い異国にまで映像で届くのと同じで、
カンボジアの今の現状が克明に、私たち観客にまで伝わってきた。
これをさらに若い人たちが観たなら、強い衝撃を受けるに違いない。
とても必要なことだ。絶対にこういう惨状を風化させてはいけない。
今ある幸せも生活も過去に難壁があって成り立ってきたという事実。
見た目はチャラい(爆)若者たちも、その団結力と行動力に於いては
ボランティア活動の現実を見ていても凄いと思う。
私らおばさんがとても出来ないようなことを(口ばっかりでゴメンね)
ガンガン成し遂げていくんだもんね。これは本当に誇れることだぞ。
今作や実際のボランティアに関わった若者たちのリアルな姿勢を
もっとメディアは流してほしいなぁ。汚職や不正はもうたくさんだ。
汚ない政治家の顔などいいから、爽やかな若者の笑顔を報道してよ。
(人は金なり。復興財源は助け合う人間の心から生まれるものかも)
世界を変えられなくても、できることはあるかもしれない。
カンボジアには一度だけいったことがありますが、現地の子供達が観光客に群がってみやげ物を販売したり、ねだったりする姿が印象的でした。
この映画では、実話が元になった作品ですが、途中カンボジアでのロケのシーン、ところどころにドキュメントタッチのところが入ってます。
向井君が泣いてるのは、リアルだろうなぁ。。。TBSの某ドキュメンタリー番組でカンボジアに行ったときもやっぱり同じように泣いていた気がするけど。。。彼は意外と涙もろいのかも。
でも、ポルポト時代の被害だとか、HIVが蔓延していることとか、カンボジアの現状が、真っ直ぐ描かれていて、ちょっと勉強みたいでもあり、こんな色んな環境の中、学校をひとつ建てることによって、何かが変わるのか。。。って考えてしまうのは必然かもしれない。
学校作ったって、働かされる子供達はやっぱり学校ではなく、仕事をしなくては駄目だったりするんだろうな。。。と。
だからこそのタイトルになるんだろうなぁと。。。
偽善かもしれないけど、たいした役に立たないかもしれない、それでも何かをすることが、何もしないことよりはいい。
この映画を見終わるころ、東北の震災の時、東南アジアの日本が今まで支援してきたお返しにって、お金を集めて送ってくれたりした時、すごく胸熱だった。。。支援って、基本的にはそういうことかなと思いました。
全6件を表示