「からあげ のち 号泣。」天国からのエール takapandaさんの映画レビュー(感想・評価)
からあげ のち 号泣。
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すごく良かったんです。ストーリーもお芝居も。
ニイニイの愛にはこっそり号泣しました。
でも。肝心のバンドの部分が... なんだかなあ...
1つは、好みもあるかもですが、のちのメジャーデビューを
飾るまでのアヤの歌があまり上手に聞こえなかったこと。
はじめは下手なふりをしてるのかと思いました...
プロの歌手が演ったら素敵だった気が。
ステレオポニーのaimiちゃん本人とか。
もう1つは、ラストのクライマックス、フェスでの
「ガンバレ大合唱」のおかげで
ありふれた感動話のようになってしまった気が。
まるで小学生向けの少女漫画のような...よく、ありませんか?
(単に実話だったら申し訳ないです)
正直なところ、ニイニイが亡くなるあたりの
号泣感は殆ど消えて、しらけてしまいました。
あかりちゃんの励ましだけでよかったんじゃない?
とか思ってしまいました。
私の、「大人の汚れた心」故にかもしれません。
ハイドランジアのバンド的フワフワ感とフェスでのシーン以外は
言う事ないです。素敵な映画でした。
阿部さんの役作り裏話をあとで呼んで納得です。
そして葛藤を抱えながらも支えるミムラさんすごくよかった。
真剣に人と向き合うという、なかなかできないこと。
熱い思い。愛情。はじめは素直じゃないけど
だんだん熱をもってがんばる子供たち。
すごくよかったです。
自分に高校生の弟や子供が居たら、見せたいですね。
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