「ディズニー映画で わかりやすくお勉強」セクレタリアト 奇跡のサラブレッド Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニー映画で わかりやすくお勉強
真面目な映画です。 なので 笑いも少なく、興奮度も(馬のレース・シーンを除いて)低く、予備知識なく観ると “歴史の勉強しに来た?”みたいになります。
1973年にアメリカで3冠を獲得した競走馬 セクレタリアトの馬主ヘレン・チェナリーの半生を ダイアン・レイン主演で映画化した伝記ドラマ。 米バージニア州の主婦ヘレン(レイン)は 父親が持つ競走馬の育成牧場メドウ・ステーブルを経営難であることを知りながら引き継ぐ。 最初は戸惑うばかりだったヘレンだが、トレーナーのルシアンと出会ったことから、積極的に 男性社会である競馬ビジネスの世界に 足を踏み入れていく(作品情報より抜粋)。
主人公・ペニーを演じた ダイアン・レイン。 いつ見ても お美しい・*★。 彼女の70年代の衣装、ステキです。 演技はというと、“分かりやすく、愛を感じる”という点で 高評価。 強い女・ペニーにしては もろそうな、泣きのシーンでも 涙でてる?的な部分は イマイチでした。 まぁ実在する(今もご健在の)女性を演じるのは 苦労が多いということでしょう。 ダイアン、お疲れさま。
馬のトレーナー:ルシアンを演じた ジョン・マルコビッチ。 彼、いいですねー。 『RED』でもかなりの存在感でしたが、この映画でも 個性的な役どころ。 そして衣装が めっちゃオシャレ☆ 着せ替え人形みたいで キモ可愛かったです(笑) 演技はというと、文句ないでしょう。 ペニーと“だんだん ウマが合ってくる”ってのは 馬の映画だけにお上手(オヤジギャグで すいません、笑)
その他、名優さんが(ジェームス・クロムウェル…『サロゲート』に出てた オジサン、マーゴ・マーティンデイル…『エスター』に出てた オバチャン、ケビン・コノリー…『そんな彼なら捨てちゃえば?』の 小っちゃい人、など)多数 出演しています。
「夢を大切にして、諦めない」という ストレートなメッセージを描いた作品。 実際に起こった出来事だと理解して観れば、興味深いと思います。 エンドロールでは 「あらっ!」と思う プチ・サプライズもありますので、お見逃しなく☆
P.S. 競馬好きな方(または 馬好きな方)にも お勧めします!!