モールスのレビュー・感想・評価
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良質のヴァンパイア映画
ラストシーンの少女をトランクにつめて旅をするというえ絵面が最高過ぎて細かいことを気にしていません。
アクションシーンのわざとらしさはさておき、二人の距離の詰め方は丁寧な描き方!
オーウェンと老人を並行して描くことによって、発端と結末を同時に見せてくるとは…。ラストが爽やかなだけに希望があるような無いような!?無かったわ…。この永遠に回り続ける環の構成がヴァンパイアの永遠性を表していて良かったです。
リメイク前の方は観ていませんが、アビーに何やらモザイクがかかっているところがあって、要するに男の娘だったと??それだとなおピュアさが際立ちますね。恋愛ではなく友情でもなく?相当拗らせた感じがすきです。
切ないホラー
中盤あたりで、部屋に入る返事の許可がないと死んでしまいそうになるところで孤独な感情が切なすぎて泣いてしまいました。
ラストの暗がりで刑事が浴室に向かうところは初見ではかなり怖かった
切ないラブストーリー
そんなグロくもないしビクッと驚くシーンもなかったですが鮮血がほとばしっていたので血の苦手な人はダメかもですね。
モールスってタイトルの割にはモールス信号で何を会話してるのか特に説明もなく、そんなにモールス会話もありませんでした。
少年オーウェンと少女アビーという設定が奥深さを出してると思います。
これが青年や大人だったらありきたりのお話になったんじゃないでしょうか。
オーウェンがアビーのお父さんと同じ運命をたどるのかが気になるところです。
主演二人、音楽、序盤は素晴らしい
まず主演の二人は素晴らしい。
アビーのどこかいつも物寂しげな表情、オーウェンもあの若さでもう世界を諦めているかのようなくたびれた感、ウィキペディアには二人のケミストリーを称賛され・・とありますが、その通りだと思います。
徐々に変わっていく二人の関係も胸をちくっとされるようなものがあり、良かったです。
序盤も緊迫した空気で、病室のシーンからアビーが登場するシーンまで、画面にくぎ付けになります。音楽も良かった。
けれどまずアビーの変貌のシーンでおや?と感じました。
CG・・・いらなくない?別にそういう設定なのだからおかしくないのかも知れませんが、それまでの映画の雰囲気からいきなりぶっ飛んだ感じがして、個人的にはCGは使わないでほしかった。
お父さんの顔が見えたシーンも、見えないままの方がミステリアスでよかったような。映画の雰囲気的に謎のままの箇所がもう少しあってもよかったのではと思います。
それから中盤からは明らかに序盤よりも「これいる?」のシーンが多くなった気がして、時間いっぱいにのばすための時間稼ぎ感がありました。
最初がプラス点から始まっただけに、どんどん自分の中で減点されていってしまって、観終わるころには最初の期待値はどこへやらという感じ・・・。
116分長く感じました。
ぼくのアビー
面白かった。脚本が凄いしっかりしてると思う。公開当時「モールス」が良いよ原作の「ぼくのエリ」が良いんだよと聞いて、原作を3年前くらいに観て、かなりボンヤリ覚えてて、そうだった、そうだった。と思って見た。原作はもう少し少年と母親の繋がりがあったような気がしたけど、このリメイク版の方がアビーと行ってしまう少年の決断が納得出来た。しかし、これはハッピーエンドとは言い難く、茨の道を選んだね、頑張ってと親戚のおじさんみたいな目で少年を観た。12歳の少年の性への興味やイキがり方がリアルで良かった。
邦題(モールス)だけが残念。
ぼくエリの勝ち!
切ない。
「ぼくのエリ 200歳の少女」のリメイク作で、なかなか感動的でした。
オリジナル版も良かったですが、本作も素晴らしい。
ただ、ハリウッド映画となった本作、なかなか怖いです。アビー(クロエ・グレース・モレッツ)の襲撃シーンは「30デイズ・ナイト」並みです。
かなりグロは強めになったため、Rー15指定での公開となりました。
別にPG-12でも平気な気が……ま、いいや。
オリジナル版とストーリーをほとんど変えていないのも好感触。たまに、リメイクしたは良いけど、面白くないなー…とか、やっぱりオリジナル版の方が良いと思う作品が多い気がしますが、これはアタリ。
あと、なんといってもクロエ・グレース・モレッツがかわいい。
主演のコディ・スミット=マクフィーは演技が上手い。(もちろんクロエもだけど。)
彼が出演している「ザ・ロード」 はまだ観てないので、早いうちに観たいなと思いました。
とにかく、二人の演技に吸い寄せられます。
こわっww
ブラッド×クロエ
切ない純愛
どうやらオリジナル版を鑑賞した方にはあまり受けが良くなかったようですが、私は原作やオリジナル版は全く知らずでの鑑賞だったので、想像以上に楽しめました。
立場は違えど同じ「孤独」と言う共通点を持つ少年と少女のピュアな初恋、そして純愛。
いいじゃないですか、これ!
どうも原作では少女の正体はアレだったとのことで、そうなってくると話は全然違ってしまいますが、この映画は設定を変えて純愛に拘ったからこそ見応えがあったんだと思いました。
別に原作と違おうと面白ければそれでOKな私としては、心にグッと来る映画をしっかり作ったことを素直に評価したいですね。
更にハリウッドリメイクならではの特筆すべき点としては、何と言っても子役の演技力、存在感に他ならないでしょう。
いじめられっ子でちょっと中性的な雰囲気漂うオーウェン役にはコディ・スミット=マクフィー。
ヴァンパイアとして日々苦悩の毎日を送る悲しげな瞳が印象的なアビー役にはヒット・ガールなクロエ・グレース・モレッツ。
これは完璧なキャスティング!2人の迫真の演技に終始見入ってしまいしたよ。
これだけいじめられ希望が見えない生活を送っていたら、オーウェンが最後に選んだ選択には至極納得。
欲を言えば、家庭環境の劣悪さをもう少し描いてくれていたなら、尚納得の結末だったのですがね。
それにしても、クロエの小悪魔っぷりはなかなかのものでしたね・・・あと、お父さんの正体にちょっとビックリでした・・・。
この世に邪悪なものは存在するの?
面白かった。
少年と少女のピュアなホラーものかなーと思っていたら全然そんなことはなく、女の子が用意周到に少年を取り込んでいくのが怖くてよかった。少年は女の子の部屋でパズルと古い写真を見てそれに気づいて一度は逃げおおせる。離れて暮らす父親に「この世に邪悪なものは存在するの?」と訊くがまるっきり取り合ってもらえなくて涙するシーンが切なかった。
ただ、少年の日常が1ミリも救いがないのでラストの選択がまったく後ろ髪を引かれない感じなのはいいのだろうか?例えばお母さんはちょっといいところもあって別れが辛い・・・というほうが葛藤があってよりグッとくる気がするんだけどな~と思ってしまった。
女の子が老人に人殺しをさせるんだけど、自分でやったほうが早いし手際もいいのに・・・とか、思春期の男の子の性の目覚めみたいなシーンがいくつかあるのに女の子が半裸で布団に入ってきても普通にしてるところとかはユルさを感じた。
あと本筋とは全然関係ないのだが2人が「Ms.パックマン」で遊ぶシーンがあって、この前に観た『ハングオーバー2』でも「Ms.パックマン」が出てきたので不思議な感じがした。
邦題が合わない
「ぼくのエリ」のリメイク版。内容はオリジナルとほぼ同じで、モールス信号での会話は物語の焦点ではないと思う。
アビーは年をとらない。彼女の父親の代わりをしていた男性も昔アビーと同年代だったのであろう。そして彼もオーウェンと同じくアビーを好きなったのか? ということは親子ではなくカップルではないか? おそらく最後のシーンからオーウェンもその後アビーの父親代わりになるのであろう。自分だけが年をとり、アビーは12さいのまま永遠に生き続ける... なんかかなしいですね。
オリジナルと同じく楽しめた。
とにかく、アビー可愛い!
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