劇場公開日 2011年4月29日

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「重い余韻が残る作品。 偽りの親子でありながら全ての母性をもって子ど...」八日目の蝉 さしみしょうゆさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5重い余韻が残る作品。 偽りの親子でありながら全ての母性をもって子ど...

2024年11月11日
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鑑賞方法:VOD

重い余韻が残る作品。

偽りの親子でありながら全ての母性をもって子どもに愛を注ぐ母親役を永作博美が鬼気迫る演技で熱演。
井上真央もかわいい見た目に反した影のある役を上手く演じている。
あと小池栄子が少し風変わりな役を好演している。
劇団ひとりはいらんかったわ。

現在と過去を切り替えてのストーリー展開も人物への感情移入が深まり良い。

エンジェルホームの不気味な雰囲気や瀬戸内の穏やかな日々等、情景のコントラストが印象的。

誘拐した犯人側の視点で描かれ美談のようにまとめられているが、子どもを誘拐された実の母親の心労を想像すると胸が痛む。

不倫男がクズ。

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さしみしょうゆ